新生児のうんちがでない!|赤ちゃんが便秘になる原因や対策を解説

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新生児の赤ちゃんがいるパパやママが抱えている悩みの1つに「新生児のうんちが出ない」という悩みが挙げられます。

母乳やミルクしか飲んでいない赤ちゃんが、便秘になるなんて想像つきませんよね。しかし、消化器官が未発達の赤ちゃんは、便秘になりやすい傾向があるのです。

今回の記事では、赤ちゃんが便秘になる原因を紹介しています。赤ちゃんが便秘になりやすい時期や自宅でパパやママが赤ちゃんにしてあげられる便秘対策も併せて解説しています。

新生児の便秘に悩んでいるパパやママは必見の内容です。ぜひ最後までチェックしてみてください。

目次

うんちがでなくて赤ちゃんが苦しそう…

中にはおならはたくさん出るのに、なかなかうんちが出づらく、苦しそうな様子を見せる赤ちゃんもいます。

どうにかしてあげたくても、便秘薬を飲ませるわけにもいかないし、悩んでいるパパやママも多いのではないでしょうか。

母乳やミルクしか飲んでいなくても、小さい体の中に便が溜まっている状態だと、苦しいのは当然です。

赤ちゃんの便秘を改善させるためには、パパやママがまず便秘の原因を知ることが大切です。

便秘対策は自宅でも手軽にすることができるので、日常の中でマッサージなどを取り入れ、自然と便ができる体作りをしてあげたいものですね。

新生児が便秘になる3つの原因とは

新生児の便は、大人の便に比べ水分量が多く、ゆるゆるとした形状です。そのため、5回から10回程度1日に便をする赤ちゃんもいるのです。中には15回以上オムツを汚す赤ちゃんもいます。

しかし、中には1日に1回も便が出ない赤ちゃんもいます。母乳やミルクしか摂取していないはずなのに、どうして便秘になる赤ちゃんとそうでない赤ちゃんがいるのでしょうか?

まず初めに、新生児が便秘になる原因から紹介していきます。

消化器官が未発達だから

新生児の消化器官は、未発達です。消化器官が未発達だからこそ、排便のペースがつかめずにいます。

便自体もゆるゆるになったり、少し硬くなったりなど、形状も定まっていないことが多く、便秘になりやすいです。

ミルクや母乳の量が不十分だから

ミルクや母乳の量は足りていますか?授乳してすぐから赤ちゃんの機嫌が悪かったり、授乳の間隔が短すぎたりする事はありませんか?

もし、授乳してすぐから赤ちゃんの機嫌が悪かったり、授乳の間隔が短すぎたりするようなら、ミルクや母乳の量が不十分な可能性が高いです。

ミルクや母乳の量が不十分だと、自然に便を排出することができません。もちろんおしっこの回数も少なくなっているはずです。

新生児は1日6回以上おしっこをします。1日以上便が出ない場合には、おしっこの回数もチェックしてみてください。

排便するだけの筋力ができていないから

大人は意識していないかもしれませんが、排便する際には腹筋に力を入れています。しかし、生まれたての赤ちゃんには、排便するだけの筋力がついていないのです。

適正な水分量が摂取できていれば、少しずつ筋力が発達することで、便秘も改善していくことでしょう。

赤ちゃんが便秘になりやすいのはいつごろ?

赤ちゃんが便秘になりやすいのは、新生児期だけではありません。消化器官が発達し、便を排出するための筋力がついたとしても、便秘に悩まされる時期はあるのです。

赤ちゃんが便秘になりやすい時期を知っておくことで、パパやママが便秘対策をすることができます。それでは早速、赤ちゃんが便秘になりやすい時期について解説していきます。

新生児期〜2,3ヶ月ごろ

新生児期から2、3ヶ月頃の赤ちゃんは、腸がものすごいスピードで発達しています。排便ペースが赤ちゃん自身もつかめなくなってしまうのです。

もちろん成長するにつれ、消化器官は成長してきます。消化器官が成長することで、便をお腹の中に貯めやすくなります。ただ便を溜めやすくなったことで、また排便のペースがつかめなくなり、新生児から生後2から3ヶ月ごろまでは、便秘になりやすい傾向があるのです。

また、母乳のみで育っている赤ちゃんより、粉ミルクで育っている赤ちゃんの方が便秘になりやすい傾向があります。

粉ミルクは母乳より腹持ちが良く、授乳の感覚が空きやすくなるメリットがあります。

母乳のみで育っている赤ちゃんに比べ、粉ミルクで育っている赤ちゃんの方が夜泣きが少ないと聞いたことがあるママも多いのではないでしょうか?

それは、いい換えれば母乳よりもミルクの方が消化に時間がかかっているということです。

粉ミルクのみで栄養補給している赤ちゃんは、より便秘対策に力を入れる必要があります。

生後半年ごろ

生後半年頃といえば、赤ちゃんの生活習慣が大きく変わる時期でもあります。それは「離乳食が始まる時期」です。

これまでミルクと母乳のみで栄養をとっていた赤ちゃんが、様々な食事で栄養を取ることになります。つまり、これまでの腸内環境から一気に変化をするということです。

ミルクと母乳で水分も同時に摂取できていた赤ちゃんですが、食事がプラスされることで、水分量も少なくなります。

腸内環境が変わることに加え、水分量も少なくなり、便秘になりやすくなるのです。

自宅でできる新生児の便秘対策5選

便秘は、赤ちゃんの体質によるものでもありますが、自宅でできる簡単な対策をすることで、改善できる場合もあります。

コミュニケーションの一環にもなる対策もピックアップしてみました。ぜひパパもママも試してみてください。

おなかを「の」の字にマッサージ

おへその下あたりに、手のひらの下部分を当て「の」の字にマッサージをしてみましょう。

腸が「の」の字になっているため、マッサージをすることで活性化し排便しやすくなります。

「の」の字にマッサージする際のポイントが1つ。それは、優しくなれるだけではなく、少し力を入れることです。

もちろん、お腹が沈むほど力を入れるのはNGですが、擦るのではなくマッサージを意識しましょう。

脚を動かして腸を活性化

お腹を押すことに抵抗を感じるようなら、足を動かすことで腸を活性化させることもできます。

また足を動かすことで、股関節も柔らかくすることもできます。腸を活性化させると同時に、股関節にも刺激を与えることができ、一石二鳥です。

音楽に合わせて、動かして親子で楽しくコミュニケーションを取りながら便秘対策をしましょう。

糖水を少量だけ飲ませる

赤ちゃんに母乳やミルクだけを飲ませているようなら、1日に数回砂糖水を飲ませてみるのも効果的です。

湯冷まし 100cc に小さじ一杯程度(約 5g)の砂糖かグラニュー糖を混ぜて人肌に温めたものを赤ちゃんに与えましょう。

砂糖水を赤ちゃんに与えることで、便を柔らかくする効果があるだけでなく、善玉菌が増えやすくなります。

しかし、糖分の摂りすぎは、赤ちゃんの体にとって負担になりすぎることもあるので、1日1回から2回程度、30ml~50ml程度を目安に与えましょう。

粉ミルクの量を適正量にする

便秘になりやすい原因でも紹介しましたが、粉ミルクや母乳の量が適正でない可能性があります。

月齢に合わせた量のミルクを飲ませていても、赤ちゃんにとってできるかどうか分かりません。月齢に合わせたミルクの量はあくまでも目安です。

赤ちゃんの様子を見ながら、適切な量を与える必要があります。

母乳だけを与えていて、赤ちゃんがどれくらいの量を飲んでいるのかわからない場合には、一度母乳の前後で体重を測りどれくらいの量を飲めているのか、測ってみるのもおすすめです。

どうしても出ない場合は浣腸も効果的

これまでに紹介した便秘対策をしても、いまいち効果を感じられない場合には、浣腸するのも効果的です。

マッサージなどで、便秘対策をしても改善しなかった赤ちゃんも、浣腸すればすぐに排便できることがほとんどでしょう。

つまり、綿棒浣腸はそれだけ刺激が強いということです。綿棒浣腸をすればすぐに排便できるからといって、便秘になったらすぐに綿棒浣腸するのはNG。

赤ちゃんの腸内が綿棒浣腸の刺激に慣れてしまうのです。綿棒浣腸するのはどうしても便秘が改善しない時だけにしましょう。

正しい綿棒浣腸の方法を解説

先程の見出しで、赤ちゃんの便がどうしても出ない場合は、浣腸も効果的だと紹介しました。

しかし、小さな体の赤ちゃんに浣腸するなんて心配になりますよね。

新生児に浣腸するのは「綿棒浣腸」が一般的です。綿棒浣腸は、新聞紙やオムツ替えシートを敷いた上で行います。

綿棒を肛門の中に入れすぎてしまわないよう、先から2センチ程度のところに目印をつけておきましょう。肛門にワセリンをつけて、綿棒を挿入します。

挿入したところで、10秒ほど優しく内部をなぞるようにくるくると回します。

1度使用した綿棒は新聞紙やオムツシートに包んですぐに捨てましょう。ベビー用の綿棒の方が、挿入しやすくおすすめです。

便秘で小児科を受診する際の目安とは?

さまざまな便秘対策をしても、赤ちゃんの便秘が改善されないようなら、小児科を受診しましょう。

ただ、どれくらい便秘が続けば、小児科を受診すれば良いのかわからないパパやママも多いのではないでしょうか。

目安としては、赤ちゃんの便が2〜3日出なかったら、受診をした方が良いです。

ただ、2〜3日はあくまでも目安です。1日出ていないだけでも、赤ちゃんのお腹がパンパンに張っていて、とても苦しそうなら受診をしましょう。

基本的に小児科は受診をするタイミングは定められていません。「パパやママが心配事を抱えたとき」に受診をすることが大切です。

生まれたての赤ちゃんは排便ペースが乱れやすい

今回の記事で紹介したのは、新生児がなぜ便秘になりやすいのか?ということです。赤ちゃんが便秘になりやすい時期や、自宅でできる便秘対策を解説しました。

今回の記事で分かったのは、生まれたての赤ちゃんは排便のペースが乱れやすいということです。

成長するにつれ排便のペースが整っていくのか?と思いきや、成長するからこそ、変化する排便のペースについていけなくなってしまうのです。

お腹がパンパンになって、苦しそうな赤ちゃんを見ると、何とかしてあげたくなりますよね。ただ、生まれたての赤ちゃんは、便秘に1度もならない方が珍しいのです。

便秘で苦しそうな赤ちゃんには、今回の記事を参考にしていただき、パパやママがコミュニケーションをしっかりとりながら、赤ちゃんの便秘対策をしてあげてみてください。

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