新生児の服装の目安とは?季節ごとに室内・屋外での適切な服の着せ方を解説

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生まれたての小さな赤ちゃんは、自分で体温調整をすることができないため、服装で体温を調整することが重要になります。

とはいえ、赤ちゃんが寒いと思っているのか?暑いと思っているのか?新米パパとママはなかなか判断するのが難しいですよね。

赤ちゃんの体温調整を的確にするためには、季節ごとにベストな服装を知っておくことが大切です。

今回の記事では、季節ごとに室内・屋外でのベストな服装を紹介しています。赤ちゃんが着やすい服の種類も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

秋生まれの赤ちゃんには何を着せる?寒暖差10度以上

次に紹介するのは、秋生まれの赤ちゃんに何を着せればいいのか?についてです。寒暖差が10度以上ある秋ですから、着せるものにも迷ってしまいますよね。

室内での服装・屋外での服装をそれぞれ解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

室内での服装

秋の室内での服装
  • コンビ肌着+ロンパース
  • 短肌着もしくは長肌着+ロンパース

最近では、秋でも夏のように暑いこともありますが、一般的な秋の気温であれば、春と同じ服装を意識しておけば大丈夫です。

ロンパースやカバーオールは長袖を選ぶようにしてあげましょう。

万が一、赤ちゃんのお腹や背中が冷えているようなら寒がっている証拠です。もう1枚服装をプラスするか、ブランケットなど寝具で調整してあげましょう。

股の部分にスナップボタンがあるタイプの肌着だよ!

屋外での服装

秋の屋外での服装
  • 短肌着+長肌着+ツーウェイオール
  • 短肌着+長肌着+ロンパース
  • コンビ肌着+ロンパース+アウター

秋は春と同様に1日の中で気温差がかなり激しい季節です。そのため、日中は暖かくても朝はかなり冷え込んでいることがあります。

服の調整ができない状態でのお出かけは、赤ちゃんの体内に熱がこもってしまう可能性があります。そのため、朝は着せ込んだとしても、昼にはアウターなどで調整できる服装にしてあげましょう。

冬生まれの赤ちゃんには何を着せる?5度〜10度

最後に紹介するのは冬生まれの赤ちゃんに何を着せるのがいいのか?についてです。最高気温が5度から10度前後になる冬ですから、風邪をひかせないためにも適切な服を着用させたいものです。

室内での服装・屋外での服装をそれぞれ解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

室内での服装

服の室内での服装
  • 短肌着+長肌着もしくはコンビ肌着+ツーウェイオール
  • 短肌着+長肌着もしくはコンビ肌着+カバーオール

とても寒い季節である冬ですが、室内では暖房をきかせていることがほとんどでしょう。肌着とカバーオールの組み合わせで充分暖かいと考えられます。

心配であれば、少し厚めの生地のカバーオールを着させてあげてもいいかもしれませんが、基本的には寝具で調整してあげるのが1番でしょう。

赤ちゃんに風邪をひかせないために着せ込みすぎると赤ちゃんの体内に熱がこもる可能性があるので、注意が必要です。

プレオールとしてもドレスオールとしても着用できるのが2WAYオールだよ!

春生まれの赤ちゃんには何を着せる?9度〜18度

春生まれの赤ちゃんには、何を着せるのがベストなのでしょうか?室内での服装・屋外での服装をそれぞれ解説していきます。

室内での服装

春の室内での服装
  • コンビ肌着+ロンパース
  • 短肌着もしくは長肌着+ロンパース

冷暖房をつけなくても快適に過ごせる時期です。大人と同じような服装でいれば、赤ちゃんも基本的には快適に過ごせていると思って良いでしょう。

半袖ではなく、基本的には長袖のものを着用させておけば充分です。

赤ちゃんが汗をかいているようであれば、服装で調整することはもちろん、ブランケットやタオルケットで調整するのがおすすめです。

屋外での服装

春の屋外での服装
  • 短肌着+長肌着+ツーウェイオール
  • 短肌着+長肌着+ロンパース
  • コンビ肌着+ロンパース+アウター

 気温差がかなりある時期なので、調整しやすい服装でお出かけをしておくと安心です。ただし、着せ込みすぎは厳禁。

赤ちゃんが汗ばんでいるようなら、暑がっている証拠です。肌着の枚数を減らすなどして調整してあげましょう。

また、春でも紫外線が怖い時期があります。帽子があれば日よけにもなるので安心です。

夏生まれの赤ちゃんには何を着せる?25度〜30度

次に紹介するのは、夏生まれの赤ちゃんに何を着せるのがベストなのかについてです。こちらも室内での服装・屋外での服装をそれぞれ解説していきます。

室内での服装

夏の室内での服装
  • 短肌着+コンビ肌着
  • 短肌着+長肌着
  • 短肌着+ロンパース

上記3つの服の着せ方を基本にすると良いでしょう。

夏でも室内の温度は冷たくなっていることがほとんどです。必要以上に薄着にする必要はありません。

また、赤ちゃんは寝たまま過ごすことも多いです。そのため、背中側に汗をかいていることがあります。

汗が冷えて風邪をひく可能性があるので、背中に汗をかいている場合には、こまめに着替えをさせてあげましょう。

屋外での服装

夏の屋外での服装
  • 短肌着+コンビ肌着
  • 短肌着+ロンパース
  • 短肌着+ツーウェイオール
  • 短肌着+おくるみ

夏場のお出かけは、外にいるだけで汗をかきますよね。できるだけ服は着せたくなくなるかもしれませんが、汗を吸収する役目の肌着は必ず着せるようにしましょう。

 また、夏場は紫外線がかなり強いです。帽子や日傘など、紫外線から守るための日よけ対策は必須です。

赤ちゃんには何を着せたらいいの?

そもそも、小さな赤ちゃんに何を着せたらいいのか?新米パパとママは悩むこともあるのではないでしょうか。赤ちゃんが着用しやすい服にはどんな種類があるのか?まず初めに解説していきましょう。

肌着

夏生まれの赤ちゃんも冬生まれの赤ちゃんも、季節に関係なく、全員着用するのが「肌着」です。

この肌着にも、様々な種類があります。この見出しでは、肌着の種類について解説していきます。

短肌着

短肌着とは赤ちゃんの腰くらいまでの長さの肌着です。着物の下に着るようなイメージです。

甚平のように紐で結んで着用するため、サイズ調整がしやすく生まれたての小さな赤ちゃんだけでなく、少し成長しても着用できます。

長肌着

おむつまですっぽり隠れる長さの肌着のことを長肌着といいます。着用方法は肌着と同じです。

コンビ肌着

コンビ肌着も着用方法は、短肌着・長肌着と大きく異なりませんが、違いがあるのは股の部分にスナップボタンがある点です。

また、可愛いデザインも多いため、肌着ではありますが、短肌着の上に着用して1枚の服として使用も可能です。暑い夏にはコンビ肌着1枚で過ごす赤ちゃんもいるでしょう。

ロンパース肌着

着用方法が甚平のように紐で結ぶタイプではなく、スナップボタンになっているのがロンパース肌着です。

こちらも、コンビ肌着と同様に、おしゃれなデザインが多く、1枚の服として着用することも可能です。

ベビーウェア

次に紹介するのはベビーウェアです。ベビーウェアにも様々な種類があります。かわいいデザインのものも多く、たくさん買ってしまいたくなる気持ちもわからなくはありません。

ただ、使用用途に応じて選択しなければ無駄な買い物になる可能性もあります。

次の見出しでは、ベビーウェアについて解説していきます。

プレオール

プレオールとは、スナップボタンで着用するズボン型のつなぎのような服のことをいいます。足の動きが活発になる3ヶ月ごろからズボン型のプレオールを着用する赤ちゃんが多いでしょう。

ドレスオール

ドレスオールとは、プレオールと異なり、ズボン型ではなく、スカート型になっている服の形状のことです。

新生児のうちは、オムツを交換するタイミングも多いですよね。プレオールよりドレスオールの方がオムツ替えしやすくおすすめです。

2WAYオール

プレオールとしてもドレスオールとしても着用できるのが2WAYオールです。

新生児の時期はドレスオールとして着用し、3ヶ月ごろからプレオールとして着用できるため、長く着させられるのがメリットの1つです。

カバーオール

多くの方が想像しているベビー服がカバーオールではないでしょうか。

新生児期から1歳頃まで着用する赤ちゃんが多いでしょう。大人顔負けのかわいいデザインのものも多いです。

メーカーによって異なりますが、一般的には裾の長さが足首まであり、厚手素材長袖タイプのものを「カバーオール」と呼ぶことが多いです。

ロンパース

カバーオールと似た形状なのが「ロンパース」です。

カバーオールと大きく異なる点は、生地感と袖の長さです。

裾の長さが足首まであり、厚手素材長袖タイプのカバーオールと異なり、膝丈もしくはショート丈で半袖タイプなど、薄手のものをロンパースと呼びます。

赤ちゃんの就寝時の服装選びのポイントとは?

これまで紹介してきたのは、季節ごとに室内での服装・屋外での服装もベストの服選びでした。

では、就寝時にはどのような服装にすれば良いのでしょうか?就寝時は体温も上がりますし、起きている時と同じ服装でいいの?と迷ってしまいますよね。


室温が15度〜22度の時は、基本的に、肌着・長袖パジャマ・スリーパーの組み合わせで心配はありません。

室温が23度〜28度の時は、肌着と半袖パジャマと場合によってはスリーパーを活用するのがおすすめです。

赤ちゃんは、基礎体温が高いので、スリーパーを着せるとむしろ熱く感じることもあります。

寝ているときにかいた汗が乾き、体が冷えて風邪の原因になります。

汗をかかない程度の服で赤ちゃんは大丈夫です。

赤ちゃんが暑がっている3つのサイン

これまで、季節ごとに赤ちゃんに着用させるべき服装を紹介しました。ただ、あくまでも目安であり赤ちゃんの様子を見ながら必要に応じて調整してあげる必要があります。

しかし、言葉で気持ちを伝えられない赤ちゃんからどうやって服装を調整してあげれば良いのでしょう…?

実は赤ちゃんは暑がっているサインや寒がっているサインを出しています。

赤ちゃんが暑がっているサインを以下にまとめました。

赤ちゃん暑がっているサイン
  • 手のひらや足の裏に汗をかいている
  • 顔全体が赤く火照っている
  • 体温が高い

それでは早速解説していきましょう。

手のひらや足の裏に汗をかいている

「手のひらや足の裏が冷たいから、寒いのかも…!」と感じるかもしれませんが、赤ちゃんは手のひらや足の裏が冷たいのが基本です。

なぜなら、お腹や背中周りなど体の中にこもった熱を手のひらや足の裏から放っているからです。

手のひらや足の裏までポカポカしていて、汗をかいているようだと、熱を放ちきれていません。

そのままの状態が長く続くと、熱中症の危険が高まるので、服を1枚脱がすなどして調整してあげましょう。

赤ちゃんの手足が冷たいと、心配になるけど基本なんだね!

顔全体が赤く火照っている

赤ちゃんのお顔全体が赤く火照っているようなら、暑がっている可能性が高いです

「いつもより顔が赤くなっている気がする…」と感じたときには、室温を下げたり、着ている服を脱がすなどして調整してあげましょう。

体温が高い

赤ちゃんの平熱は比較的高く、大人の体温と比べると、すぐに発熱していると感じることもあるでしょう。

咳や鼻水など他の症状が現れていないにもかかわらず、赤ちゃんの体温が高い場合にはすぐに発熱を疑うのではなく「熱がっているのかも…?」と疑ってみてください。

赤ちゃんの体温は、大人よりも高めなんだね!

赤ちゃんが寒がっている2つのサイン

赤ちゃんは「寒い…」と感じている時にもしっかりサインを出しています。

赤ちゃんが寒がっているときに見せるサインを以下にまとめました。

赤ちゃんが寒がっているサイン
  • 背中やお腹周りが冷たくなっている
  • 顔や唇が青白くなっている

それでは早速解説していきましょう。

背中やお腹周りが冷たくなっている

先程の見出しで、赤ちゃんは手のひらや足の裏が冷たいのが基本と紹介しました。しかし背中やお腹周りまで冷たくなっているのはNGです。

手のひらや足の裏だけでなく、背中やお腹周りまで冷え切っているのであれば、赤ちゃんは寒がっています。

その場合は、1枚服を着用させてあげましょう。予備の着替えがない場合には、ママの服で包むなどして温めてあげましょう。

赤ちゃんの背中やお腹周りは、触ると心地良いくらいポカポカだよ!

顔や唇が青白くなっている

顔や唇に血色がなく、青白くなっているようであれば、かなり冷え切っていると考えられます。

洋服を1枚から2枚着用させて温めるのではなく、室温を上げるのも効果的です。

ただ、顔や唇が青白くなっている場合には、別の病気にかかっている可能性も考えられるので、部屋を温めながら別の症状が現れていないかチェックしてあげましょう。

赤ちゃんの服のサイズ目安は?

大人の服のサイズは、S.M.Lと比較的わかりやすくサイズ展開がされていますよね。ただ赤ちゃんや子供の服を見てみると、50から160まで細かくサイズ分けがされています。

また、海外のアパレルブランドだと数字の横にMやYが表示されているものもあります。

「赤ちゃんの服はどうやってサイズ選びをしたらいいのかわからない…?」と悩んでいるパパやママも多いのではないでしょうか。

50から160までの子供服は、身長を表しています。新生児は48センチから53センチ程度で生まれてくるのが平均です。

子ども服のサイズは、身長を目安にしたらいいんだね!

つまり生まれたばかりの赤ちゃんは50センチの服を着用するとぴったり着こなせます。

成長するにつれ身長が高くなると、同時に服のサイズも大きくなります。

1歳ごろの赤ちゃんは80センチの子供服を目安に購入すると良いでしょう。長く着用させたい場合は、ワンサイズ大きめのサイズを購入するのがお勧めです。

海外製品でよく見られるMやYのサイズは、月齢や年齢を表しています。12Mだと12monthの赤ちゃんつまり1歳頃の赤ちゃんサイズです。

海外ブランドも年齢表記になっていれば、わかりやすいかも!

6Yだと6yearとなり、6歳頃の子供向けサイズとなっています。ただ海外製品は日本の赤ちゃんや子供の服に比べて大きめに作られているので、ワンサイズ小さいサイズを購入するのがおすすめです。

赤ちゃんの服の着せ方

「抱っこするだけで壊れてしまいそうなほど柔らかくて小さい赤ちゃんには、服を着せるのも難しい…」と感じているパパやママも多いのではないでしょうか?

小さな赤ちゃんの着替えはとても難しく感じますよね。

お洋服が汚れた場合や、お風呂上がりなど「急いで着替えをさせたい…!」と思っている時ほど戸惑ってしまうこともあるはず。

新生児の服を着させるの難しいよね…

赤ちゃんをスムーズに着替えさせるコツを以下にまとめました。

赤ちゃんの着替えをスムーズにするコツ
  • 肌着と前開きロンパースは重ねておく
  • 上から被るタイプの服は腰が座ってから
  • 腕を引っ張らず、服を引っ張る

肌着と前開きロンパースをバラバラで着用させると、何回も服に腕を通さなければなりません。しかし、肌着と前開きロンパースを、事前に重ねておけば、1度で2~3着の服に腕を通せます。

着替え前にひと手間加えておくと、スムーズにできそうだね!

上からかぶるタイプの服は、かわいい種類も多く「早く着させたい!」と思うかもしれません。しかし、上からかぶるタイプの服は、腰が座り始める6ヶ月頃を目安にすると良いでしょう。

お風呂の前や、着替えをする際には、肌着とロンパースを重ねてから服を脱がせばスムーズに着用できます。

小さな赤ちゃんの腕は、少し引っ張っただけでも痛みを感じてしまいます。肌着やロンパースを着用させる際には、腕を引っ張るのではなく、服を引っ張って着用させるようにしましょう。

新生児の服装はかわいさよりも快適さを重視して

今回の記事では、赤ちゃんが着用する服の種類や、季節ごとにおすすめの着用枚数を紹介しました。

小さな赤ちゃんの服は、どれも可愛くて、おしゃれに着こなしたくなってしまいますよね。もちろん可愛さを重視することも大切ですが、1番大切なのは着ている赤ちゃんが不快に感じていないことです。

肌着や薄手のロンパースでもおしゃれを楽しむことができます。可愛さよりも快適さを重視してあげましょう。

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