小さな赤ちゃんを育てていると、さまざまな疑問が生まれますよね。
- 「ウォーターサーバーの水って、赤ちゃんにあげていいの?」
- 「そもそも赤ちゃんにはお水をあげないといけないの?」
上記のような疑問を抱えているママも多いのではないでしょうか。
今回の記事では、赤ちゃんにウォーターサーバーのお水をあげて良いのか、その疑問を解説しています。赤ちゃんにお水をあげる際の注意点やあげるタイミングも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
また赤ちゃんがいる家庭におすすめのウォーターサーバーもいくつかピックアップしてみました。それぞれの商品の特徴や、おすすめポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ウォーターサーバーのお水はいつから赤ちゃんにあげていいの?
ウォーターサーバーのお水は、離乳食を始めた頃から与えると良いとされています。
基本的に生後6ヶ月未満の赤ちゃんは、ミルクや母乳が中心のためお水を与える必要はありません。
小さな赤ちゃんを育てていると、さまざまな疑問が生まれますよね。また令和の育児と昭和の育児は異なる点が多くあり、そのギャップに悩んでいるママも多いのではないでしょうか。
昭和の育児をしてきたおばあちゃん、世代の方から「赤ちゃんには白湯をあげないと…!」などと声をかけられ、戸惑っているママも多いはず。

助産師さんからのアドバイスと、母親からのアドバイスが違うと戸惑うよね…
「お水をあげたほうがいいのかな?」「白湯上げたほうがいいっていわれるけど、本当?」など良かれのアドバイスがママを戸惑わせることもありますよね。
お水や白湯を赤ちゃんにあげたからといって、問題はありませんが、絶対にあげなければいけないわけでもありません。



生後5ヶ月から6ヶ月までは、ミルクや母乳がしっかり飲めておけば安心なんだね!
ウォーターサーバーのお水を赤ちゃんにあげる手順
生後6ヶ月を迎え、離乳食が始まると赤ちゃんにお水を与えられるようになります。
ウォーターサーバーのお水を赤ちゃんにあげる際には、いくつかの手順を踏む必要があります。ウォーターサーバーのお水を赤ちゃんに与える手順を以下にステップ別でまとめました。
それでは早速解説していきましょう。
- 手を清潔にする
- 哺乳瓶・マグを消毒する
- 適切な温度に調整する
- 赤ちゃんが飲みやすい姿勢であげる
- 飲み終えたら哺乳瓶・マグを洗浄・消毒する
手を清潔にする
赤ちゃんにウォーターサーバーのお水を与える際は、手を清潔にしておく必要があります。もちろん、離乳食をあげる際にもきちんと手をきれいに洗って消毒をしておきましょう。



赤ちゃんに触れる時には、手を清潔にするのは基本中の基本だよね!
哺乳瓶・マグを消毒する
赤ちゃんにお水をあげるために、哺乳瓶やマグ、スプーンを使用するママが多いことでしょう。
お水を与えるために使うベビーアイテムは必ず清潔にして消毒をしておきましょう。
赤ちゃんはお母さんから与えられる免疫でしっかり免疫を受け取っていますが、すぐに体調が変化してしまいます。
赤ちゃんの健康を守るためには、赤ちゃんの口に入るものを清潔にしておく必要があるのです。
適切な温度に調整する
赤ちゃんにお水を与える際は、適切な温度に調整してあげる必要があります。キンキンに冷えている冷たい水を飲むことを好む方もいます。暑い夏だと赤ちゃんに冷たい水を与えたいと思うこともあるでしょう。
しかし、赤ちゃんに冷たい水を与えると、内臓に負担を与えてしまいます。
赤ちゃんにお水を与える際は、ミルクと同じ温度人肌程度に調整して与えるようにしましょう。



冷たい水は、赤ちゃんの小さな身体には刺激が強すぎるよ!
赤ちゃんが飲みやすい姿勢であげる
赤ちゃんにお水を与える際は飲みやすい姿勢であげる必要があります。
ミルクをあげる姿勢に慣れているなら、同じ姿勢で与えることでスムーズにお水を飲みやすくなります。
赤ちゃんにとって負担を感じる姿勢でお水を与えると、気管にお水が入りトラブルを招く可能性があるので、注意しましょう。
飲み終えたら哺乳瓶・マグを洗浄・消毒する
赤ちゃんにお水を与えた後は、哺乳瓶やマグなど使用したベビーアイテムをきちんと洗浄し、消毒しておきましょう。
できるだけ清潔なもので与えられるように、飲み終えたらすぐに洗浄から消毒までしておくとスムーズです。



赤ちゃんの手や口に触れるものは、いつでも清潔にしておきたいね!
ウォーターサーバーのお水を赤ちゃんにあげるタイミング
「生後6ヶ月を超えたら、赤ちゃんにお水を与えてもいいといわれても、どのタイミングであげたらいいんだろう?」と感じているママもいることでしょう。
赤ちゃんにお水を与えるタイミングを以下に5つまとめました。それでは早速解説していきます。
- タイミング離乳食が始まる生後5~6か月頃から少量ずつ
- 離乳食の後に飲ませて、食事の際の水分補給に
- 暑い日の外出後やお風呂上がりに
- 便秘気味のときに
- 発熱や下痢の際、脱水を防ぐために
離乳食が始まる生後5~6か月頃から少量ずつ
お水は、離乳食が始まる生後5ヶ月から6ヶ月ごろから少しずつ与えると良いとされています。
お風呂上がりに白湯をあげたり、母乳の後にお水をあげるようにアドバイスをもらうことがあるかもしれません。
しかし、基本的に離乳食が始まる前の赤ちゃんはミルクや母乳をしっかり飲めておけば、お水や白湯を与える必要はありません。



離乳食用が始めるまでは、ミルクと母乳で充分だよ!
離乳食の後に飲ませて、食事の際の水分補給に
お水を上げるタイミングに迷っている方は、離乳食の後や、食事の際の水分補給に少量ずつ与えると良いでしょう。
食事を食べている時は、大人でも喉が渇きますよね。それは赤ちゃんだって同じです。食事の途中に少しずつお水をあげることで、離乳食もスムーズに進められます。
暑い日の外出後やお風呂上がりに
暑い日に外出した後やお風呂上がりで汗をかくと大人でも喉が渇きますよね。それは赤ちゃんだって同じです。
暑い日に外出をした後やお風呂上がりでしっかり汗をかいた後は脱水症状にもなりやすいため、少量でもお水や白湯を飲ませて水分補給をさせるようにしましょう。



暑い日に外出する時は、こまめに水分補給をさせてあげてね!
便秘気味のときに
赤ちゃんが便秘気味になっているのは、水分不足が関係している可能性が考えられます。
赤ちゃんが便秘気味になっているなら、定期的にお水を与えて水分を取ってみましょう。
水分を多く取ってみるだけでも便秘が解消されることがあります。お水を与えて赤ちゃんの体調をチェックしてみるのもおすすめです。
発熱や下痢の際、脱水を防ぐために
赤ちゃんが発熱や下痢・嘔吐をしている際は、定期的にお水を与えて脱水を防ぐようにしましょう。
発熱や下痢をしていると、脱水を引き起こしやすくなります。
赤ちゃんが発熱、下痢・嘔吐をしていて、食事も十分に取れないようならお水や白湯の代わりに経口補水液を与えるのもおすすめです。



発熱や嘔吐・下痢をしているときは、水分不足になりがちだよ!
ウォーターサーバーのお水を赤ちゃんにあげる注意点
離乳食が始まった。生後5ヶ月から6ヶ月ごろを迎えるとお水を与えられます。しかし、大人がお水を飲むのと、同じ感覚で、赤ちゃんにお水を与えてはいけません。
赤ちゃんにお水を与える際には、いくつかの注意点を抑える必要があります。赤ちゃんにお水を与える際の注意点を以下に4つまとめました。
それでは早速詳しく解説していきましょう。
- ウォーターサーバーの水の種類を確認する
- 水の供給システムを清潔に保つ
- 生後6か月未満は水を直接与えない
- 離乳食期でも与えすぎに注意する
ウォーターサーバーの水の種類を確認する
ウォーターサーバーのお水を赤ちゃんにあげる際は、水の種類を必ず確認しておきましょう。
赤ちゃんの胃腸に負担を与えるため、ミネラルウォーターを飲ませるのはNGです。
赤ちゃんにウォーターサーバーの水を飲ませるなら、ミネラルウォーターではなく軟水にするようにしましょう。



ミネラルウォーターは赤ちゃんの胃腸に負担を与えるよ!
水の供給システムを清潔に保つ
赤ちゃんにウォーターサーバーのお水を与えるなら、供給システムを清潔に保つ必要があります。
ウォーターサーバーは、水質を守ったお水を与えられるメリットがありますが、水質を守るためには定期的なメンテナンスが必要です。
給水口や水の受け口にはほこりが溜まりやすい傾向があります。また、内部の洗浄も定期的に実施しなければなりません。
給水口や水の受け口は、週一回程度のペース、内部のメンテナンスは月に1回程度のペースで実施し、常に清潔を保つようにしましょう。
生後6か月未満は水を直接与えない
生後6ヶ月未満の赤ちゃんには水を直接与えるのはNGです。母乳やミルクでしっかり栄養が取れているため水を与える必要はありません。
万が一、生後6ヶ月未満の赤ちゃんで発熱、下痢・嘔吐した場合、脱水が気になるときには必ず一度煮沸をして人肌程度の温度に覚ました水を与えるようにしましょう。
離乳食期でも与えすぎに注意する
離乳食期に入ったからといって、水を与えすぎるのはNGです。
赤ちゃんの腎臓は未発達で、大量の水を処理する能力が低いです。赤ちゃんにたくさんの水を飲ませすぎると、けいれんや意識障害などの危険な症状を引き起こす可能性があります。
また水を飲みすぎると、お腹がいっぱいになり、母乳やミルク・離乳食の摂取量が減ってしまうことが考えられます。
ミルクや母乳の摂取量が減ると、栄養不足になるので注意が必要です。



お水を与えても、お水でお腹がいっぱいになるのは避けないといけないよ!
赤ちゃんがいる家庭におすすめのウォーターサーバー7選
赤ちゃんがいる家庭におすすめのウォーターサーバーをいくつかピックアップしてみました。
それぞれの商品の特徴や、おすすめポイントを解説しています。ウォーターサーバーの導入を検討しているご家庭はぜひ参考にしてみてください。
- クリクラ
- フレシャスdewo
- コスモウォーター
- サントリー天然水ウォーターサーバー
- ウォータースタンド
- 信濃湧水
- アルピナウォーター
クリクラ
クリクラではRO水が採用されています。赤ちゃんの胃腸に負担を与えないミルク作りをするためには、ミネラルウォーターではなく、軟水をチョイスしなければなりません。
クリクラのウォーターサーバーを使用すれば、赤ちゃんに安心して与えられるミルクが作れます。
サーバーレンタル料は無料なので、ウォーターサーバーにかかるランニングコストを最小限に抑えられるのもメリット。
「クリクラ」のウォーターサーバーが気になる方は、下記の公式サイトよりチェックしてみてください。
\ 年に1回サーバーを交換してもらえるよ! /
フレシャスdewo
「プレシャスdewo」のウォーターサーバーは、お湯だけでなく、冷水にもチャイルドロック機能が搭載されていることです。
またエコモードが搭載されているため、省エネ運転が可能です。ウォーターサーバーを導入した後、本体代やお水代だけでなく、電気代などのランニングコストが気になっている方もいることでしょう。
エコモードで省エネ運転をすれば、電気代の削減にもなります。
ただ、水のパックの交換がやや手間に感じる場合があります。手軽にメンテナンスをしたい方には不向きでしょう。
コスモウォーター
「コスモウォーター」は足元でボトルが交換できるのが特徴です。「使い終わったボトルを毎回交換するのが負担かも…」と感じている方もいるのではないでしょうか。
足元でボトルの交換ができることで手間がなく楽に行えるのがメリットです。また使用しているのは天然水なので、赤ちゃんのミルク作りにも適しています。
ただ、サーバーのデザインは比較的シンプルです。また選択肢が少ないと感じることもあるでしょう。インテリアやおうちの雰囲気に合わせたサーバーを導入したい方には不向きです。
サントリー天然水ウォーターサーバー
水質の高いウォーターサーバーを導入したい方は「サントリー天然水ウォーターサーバー」がおすすめです。サントリーの天然水を使用しているため、水質が高いのが特徴です。
サーバーのデザインがスタイリッシュなのも「サントリー天然水ウォーターサーバー」の魅力のポイント。ブラック一色でまとめられているサーバーなど、一見サーバーとは思えない商品を取り扱っています。
ただ、水質が高いということもあり、他社と比較するとお水の価格がやや高めに設定されています。導入後のランニングコストが気になることもあるでしょう。
ウォータースタンド
水道直結型のウォーターサーバーを導入したいなら「ウォータースタンド」おすすめです。水道直結型のサーバーということもあり、ボトルの交換が不要です。
使用するたびに使い終わったボトルを交換する手間が省けるのはメリット。高性能な浄水フィルターが搭載されているため、水道直結型のウォーターサーバーでも安心して使用できます。
ただ、ウォータースタンドを導入する際には、設置するために工事が必要な場合があります。導入を検討している方は事前にチェックしておきましょう。
信濃湧水
長野の天然水を使用しているのは「信濃湧水」です。信濃湧水はサーバーレンタル料が無料なのが特徴で、コストパフォーマンスが他のウォーターサーバー会社に比べて高いのが特徴です。
「信濃湧水」のウォーターサーバーで使用されているお水は硬度が低いため、生まれたての赤ちゃんのミルク作りにも最適で、赤ちゃんの胃腸に負担を与えることなく、安心して手軽にミルク作りができます。
チャイルドロック機能も搭載されているため、動き始めた赤ちゃんの安全性もしっかり確保できますよ。
アルピナウォーター
北アルプスの天然水を使用しているのは「アルピナウォーター」です。用途や好みに合わせてサーバーを選べるように、サーバーの種類は豊富に用意されています。
天然水を濾過した高品質なお水が提供されているため、小さな赤ちゃんのミルク作りにも最適です。ただ、アルピナウォーターは配送エリアが限られている場合があります。
アルピナウォーターを導入したいと思っても、エリア外であれば導入することができません。気になっている方は自宅がエリア内に入っているか事前にチェックしておきましょう。
総合的におすすめのウォーターサーバーは「クリクラ」
ここまでウォーターサーバーを提供している7社を紹介してきました。どの会社で提供されているウォーターサーバーも魅力的で「結局どこの会社がいいんだろう…?」と迷っている方もいるのではないでしょうか。
3児の母である筆者が総合的におすすめするのは「クリクラ」のウォーターサーバーです。「クリクラ」の最大の特徴はコストパフォーマンスが良いことです。クリクラではサーバーレンタル料や入会金が無料になっています。お水代だけで利用できるため、とても経済的なのが嬉しいポイント。
小さな子どもを育てていると思っているよりお金がかかりますよね。「水質の高いお水でミルクを作ってあげたいけど、コストがかかるから、ウォーターサーバーは導入できない…」と導入を見送っている方もいるのではないでしょうか。
コストパフォーマンスが良いからこそ、気軽に導入できるのが「クリクラ」のウォーターサーバーです。チャイルドロック機能がしっかり搭載されているだけでなく、温かいお湯は80度から90度と高温に設定できます。
粉ミルクを作る際の注意点でもある。70度はしっかり超えているので、ミルク作りがかなり手軽になりますよ。
また「クリクラ」では年に1回無料でサーバーを丸ごと交換してくれるサービスが実施されています。通常自身で内部の洗浄をする必要がありますが、くるりらであればメンテナンスの手間がかからないのもメリットです。
「クリクラ」のウォーターサーバーが気になる方は、下記の公式ホームページよりぜひチェックしてみてください。
\ 年に1回サーバーを交換してもらえるよ! /
赤ちゃんにお水を与える際によくある質問
最後に、赤ちゃんにお水を与える際によくある質問をまとめました。気になることがある方はぜひ参考にしてみてください。
ウォーターサーバーの水は煮沸しなくてもいいのですか?
ウォーターサーバーのお水を赤ちゃんにあげる際には、基本的には煮沸をする必要はありません。
ただし、生後6か月未満の赤ちゃんにお水を与える際は、一度70度以上になるまで加熱して人肌程度に冷ましたお水を与える方が安心です。
ウォーターサーバーの冷水をそのままあげてもいいのですか?
ウォーターサーバーから出てくるレースをそのまま赤ちゃんに与えるのはNGです。なぜなら、冷水を直接赤ちゃんに与えると赤ちゃんの胃腸に負担がかかるからです。
温度調整ができるサーバーであれば、人肌程度に設定しておけば直接与えられます。
冷水の設定になっている場合は、30度から40度の人肌程度まで温度を上げてから与えるようにしましょう。
ウォーターサーバーのお湯でミルクを作ってもいいのですか?
ウォーターサーバーのお湯でミルクを作る事は可能です。ただし、お湯の温度が70度以上に設定してあることを確認する必要があります。
お湯の温度を70度以上に設定しないといけない理由は、粉ミルクに細菌が含まれている可能性があるからです。
粉ミルクに含まれている可能性がある細菌は70度以上のお湯で殺菌できます。そのため、粉ミルクを作る際は必ず70度以上のお湯を使用するようにしましょう。
赤ちゃんにウォーターサーバーのお水を与えていいのは生後6ヶ月ごろから
今回の赤ちゃんにお水をあげる際の注意点やあげるタイミング、赤ちゃんがいる家庭におすすめのウォーターサーバーを紹介しましたが、いかがでしたか?
昭和世代に子育てをしていた方からは「赤ちゃんに白湯をあげるように」や「お風呂上がりにはお水を与えるべき」などアドバイスをもらうことがあるでしょう。
しかし、生後6ヶ月未満の赤ちゃんは、母乳やミルクでしっかり栄養が取れているなら、わざわざお水を与える必要はありません。
赤ちゃんにウォーターサーバーのお水を与える目安は離乳食が始まる生後5ヶ月から6ヶ月ごろを目安にすると良いでしょう。
もちろん生後5ヶ月から6ヶ月ごろを迎えたからといって、たくさんの量を与えて良いわけではありません。また、お水を与える際にはいくつかの注意点もあります。
今回の記事を参考に、少しずつお水を体にならしていくようにしましょう。


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