子どもが生まれたらたくさんのことを決めていかなければなりません。その1つに「学資保険」が挙げられます。
これから出産を控えているパパやママ、そして0歳の子どもを育てているパパやママが悩んでいるのは「学資保険に加入するべきなのか?またいつまで加入できるのか?」ということではないでしょうか。
学資保険に加入するには「0歳から」と思っている方が多いかもしれませんが、0歳しか加入できないわけではありません。
今回の記事では、学資保険の特徴や、学資保険に加入するメリット・デメリットを紹介しています。
そうしない学資保険の選び方についても解説しているので、これから学資保険への加入を検討している。パパやママはぜひ参考にしてみてください。
学資保険は0歳からいつまで加入できるの?
これから出産を控えているパパやママ、そして0歳の子どもを育てているパパやママが気になっているのは「学資保険は0歳のしか加入できないの?」ということではないでしょうか。
「学資保険は0歳からの加入が一般的」とされていますが、必ずしも0歳で加入しなければいけないわけではありません。
では、0歳からいつまで加入できるのでしょうか?保険の内容によって年齢制限は異なりますが、多くの商品で0歳から6歳(小学校入学まで」となっている商品が多いです。
ただ、学資保険は年齢や月齢が低い状態で加入した方がメリットが多い傾向があります。
加入するには、0歳がおすすめな理由については、別の見出しで詳しく解説しているので、ぜひそちらを参考にしてみてください。
学資保険は何歳からでも加入できるけど、0歳から加入するのが1番お得なんだね!
学資保険ってそもそも何?
「子どもが生まれたら学資保険への加入!」とよく聞きますが、そもそも学資保険って何なのか、正しく理解できている方は少ないかもしれません。
学資保険は簡単にいうと「子どもの進学にかかるお金を貯蓄するための保険」です。
幼稚園から大学まで、すべて公立を卒業した場合にかかる教育費は約800万円から900万円といわれています。
幼稚園から大学まで、すべて私立の学校を卒業した場合には、2,300万円から2,500万円が必要といわれています。
「明確に必要な教育資金がわかっているのであれば、貯金したら良いだけじゃない?」と感じるかもしれません。
ただ、学資保険に加入すれば、貯金が苦手な方でもコツコツ積み立てることができるだけでなく、税制優遇が適用されたり、万が一の時にも保障があるメリットがあります。
学資保険に加入するメリット・デメリットは別の見出しで詳しく解説しているので、ぜひそちらを参考にしてみてください。
学資保険のタイプ
学資保険とひとくくりにしても、2つのタイプがある事はご存知でしょうか?
学資保険には、下記の2つのタイプが存在します。
- 貯蓄型学資保険
- 保障型学資保険
ここでは、上記で紹介した2つのタイプの学資保険について詳しく解説しています。学資保険に加入して損をしないためには、どのタイプの学資保険が合っているのか見極めて加入すると良いでしょう。
貯蓄型学資保険
毎月決まった金額が引き落とされていく学資保険が「貯蓄型学資保険」です。貯蓄型学資保険は、決まった金額が引き落とされていくこともあり、毎月コツコツ貯金をしていくのが苦手な方におすすめの学資保険です。
契約時の金利が固定されているタイプの学資保険に決めた場合は、満期まできちんと支払うことで、元本が保障される仕組みになっています。
将来のために少しでも多く、お金を貯めておきたい方は「貯蓄型学資保険」がおすすめです。
保障型学資保険
保険加入者が万が一死亡した場合に、保険料の払い込み免除など保障が充実している学資保険のことを「保障型学資保険」とよびます。
保障内容を重視した学資保険であることから「貯蓄型学資保険」に比べて、払い戻し率が低い商品が多いですが、育英、年金など保障が充実しているのがメリットです。
払い戻し率が低くても、万が一の時に備えておきたい方は「保障型学資保険」がおすすめです。
学資保険に加入する4つのメリット
「学資保険に加入しなくても、コツコツ貯金ができていればいいんじゃない?」と感じているパパやママがいるかもしれません。
しかし、学資保険には加入することで得られるメリットがあります。
学資保険に加入するメリットは、主に下記の4つが挙げられます。
- 定期預金よりも金利が高い
- 貯金が苦手な方でも確実に貯金ができる
- 保険料払込免除が安心
- 生命保険料控除の利用ができる
それでは早速、学資保険に加入するメリットについて詳しく解説していきましょう。
定期預金よりも金利が高い
学資保険は、定期預金よりも金利が高いのが特徴です。通常の貯金で、コツコツ貯めていくよりも、金利が高いので、同じお金を貯めるにしても、お得感があります。
銀行預金金利はほとんどつきません。少しでも金利を高くつけたいのであれば、決まった金額を定期的に積み立てられる学資保険に加入するのが良いでしょう。
普通に貯金していても、全然金利がつかないから、少しでも金利が高い学資保険に加入するのがいいかもね!
貯金が苦手な方でも確実に貯金ができる
「貯金をコツコツしたいけど、ついお金を使いすぎてしまう…」というパパやママもいるのではないでしょうか。
子どものために貯金をしたいと思っても、物価も上がっていることもあり、なかなか難しいですよね。
貯金が苦手な方こそ学資保険がおすすめです。学資保険であれば決まった金額を毎月引き落とされるので、意識して貯金をしなくてもコツコツ溜まっていきます。
「貯金は苦手だけど、子どものためにちゃんとお金は残しておきたい!」という方は、学資保険を検討すると良いでしょう。
保険料払込免除が安心
「学資保険に加入しなくても、コツコツ貯金をしていけばいいかも!」と感じているパパやママがいるかもしれません。
しかし、パートナーが予期せぬ形で死亡することがあるかもしれません。学資保険に加入せず、コツコツ貯金していた場合は、パートナーが死亡した後も、自らの力でお金を貯めていく必要があります。
しかし、学資保険に加入していれば、契約者が亡くなった場合に、保険料の払込免除が適用されます。
パートナーが意図せぬ形で死亡したら、その後の保険料は支払うことなく満期金額が保障される制度です。
パートナーが死亡して1馬力になったとしても、安心して子どもを育てられるのは、メリットです。
パートナーが予期せぬ形で死亡しても、子どもをきちんと育てられる保障がされているのは安心だね!
生命保険料控除の利用ができる
通常の貯金をコツコツしていたとしても、生命保険料控除の利用をすることはできません。
しかし、学資保険に加入していれば、生命保険料控除の利用ができるため、税金対策にもなります。
定期預金よりも高い金利で貯金をしながら、税金対策をすることもできるのは、学資保険に加入するメリットの1つです。
学資保険に加入する3つのデメリット
もちろん、学資保険に加入するのはメリットだけではありません。メリットがあればデメリットがあるのも当然です。
しかし、デメリットは事前に把握しておくことで、カバーすることができます。
学資保険に加入するデメリットは、主に以下の3つが挙げられます。
- 自由に引き出すことができない
- 早期解約は元本割れのリスクが伴う
- インフレのリスクが伴う
それでは早速、学資保険に加入するデメリットについて詳しく解説していきましょう。
自由に引き出すことができない
学資保険は一度加入して積み立てが始まると、自由に引き出すことはできません。通常の貯金であれば、決まった額を積み立てしていても、必要に応じて引き出すことができます。
しかし、学資保険に加入し積み立てしているお金は、自由に引き出すことができません。
万が一必要なことがあったとしても、貯金であればあてがうことができますが、学資保険で積み立てているお金は、使えないことを理解しておく必要があります。
お金を自由に引き出せないと思うと、不安だから、お財布を圧迫しない程度の掛け金で積み立てられると安心だね!
早期解約は元本割れのリスクが伴う
- 「加入したけれど、別の隠し保険のほうがよかった…」
- 「必要だと思って加入したけれど、学資保険の必要性がわからなくなった…」
- 「学資保険のお金を支払うのがきつくなった…」
上記のようにさまざまな理由で早期解約を検討することがあるでしょう。
しかし、学資保険は早期解約をすると元本割れのリスクが伴います。
早期解約をすると、積み立てたお金よりも少なくなる可能性が高いので、学資保険に加入する際は、家計を圧迫しない積み立て金額にしているか、損をしない。学資保険選びができているかをきちんと検討して商品を決める必要があります。
損をしない学資保険の選び方は、別の見出しで詳しく解説しているので、ぜひそちらを参考にしてみてください。
支払いができなくなったリスクを回避するために、無理のない範囲の保険料に設定しておこう!
インフレのリスクが伴う
学資保険に加入する際には、インフレのリスクが伴うことも把握しておかなければいけません。
学資保険は契約した段階で、保険料の支払い金額と払い戻しの金額が設定されています。
学資保険は15年から20年と長い期間かけて積み立てていく商品なので、長い年月の間にインフレが発生する可能性がないとはいえません。
例えば、払い戻しの金額を200万円に設定していたとしましょう。万が一子どもが大学に入学するタイミングでインフレが発生した場合に、払い戻しの金額である200万円では、足りなくなる可能性も否定できません。
万が一、学資保険の満期の金額では、足りなくなった場合のことも想定して、別で投資をしたり、貯金をしたりしておく必要があります。
学資保険に0歳から加入したほうが良い理由
学資保険に加入できるのは、0歳の赤ちゃんだけでなく、6歳ごろまでなら加入できることを本記事では紹介しています。
しかし、学資保険に加入するのであれば、できるだけ早い段階で加入することを推奨しています。
なぜ学資保険には0歳から加入したほうがいいといわれているのでしょうか?
学資保険に加入するのであれば、0歳から加入したほうがいいといわれている理由は、主に以下の5つが挙げられます。
- 検討できる時間がたくさんあるから
- 契約者の年齢が若いから
- 保険料を払い込む期間が長くなるから
- 払い戻し率が高くなるから
- 万が一の時のために早くから備えられるから
それでは早速解説していきましょう。
検討できる時間がたくさんあるから
学資保険は子どもが生まれてからではなく、妊娠中から検討することができます。子どもが生まれてから学資保険を検討しようと思っても、家事や育児に追われてなかなか見極めが難しくなることが予想されます。
妊娠中であれば、出産をしてからよりも時間を確保できるため、さまざまな学資保険の資料を取り寄せて、ライフプランに1番合っている商品を見極めることが可能です。
忙しい中で「とりあえず」で学資保険を選ぶよりも、ライフプランや、家庭の状況に1番合っている商品の選択をすることが大切です。
長い期間で支払わないといけない商品だから、できるだけライフプランにあっていて、損がない商品を見つけたいよね!
契約者の年齢が若いから
0歳で加入するのと、6歳で加入するのとでは、契約者の年齢が若いのは、0歳での加入時期です。
保障内容が充実している学資保険では、契約者の年齢が上がれば上がるほど、月々の保険料も当然上がっていきます。
毎月支払わなければいけない保険料を抑えたいのであれば、契約者の年齢が若いうちに契約する必要があります。
保険料を払い込む期間が長くなるから
満期で150万円もらいたい場合に、12年間かけて積み立てるのと、18年間かけて積み立てるのでは、当然18年間かけて積み立てる方が月々の支払い金額が少なくなります。
長い期間で少しずつ積み立てた方が、毎月の負担額が少なくなるので、支払いができなくなるリスクを軽減させられます。
払い込みの期間が長いほど、毎月の負担額は少なくなるんだね!
払い戻し率が高くなるから
学資保険に加入して損をしないためには、払い戻し率が高い商品を見つけることが大切です。払い戻し率を高くするためには、できるだけ早い段階で加入するのがポイントです。
学資保険は支払っている金額が保険会社によって運用されています。払い込み期間が長ければ長いほど運用期間が長くなるため、払戻し率が高くなるといわれています。
万が一の時のために早くから備えられるから
「学資保険に加入したほうが良いのはわかっているけれど、忙しいからちょっと後回しになってる…」と学資保険への加入が後回しになっているとしましょう。
加入を検討している段階で、パートナーに万が一のことがあったとします。学資保険に加入していなければ、パートナーの死亡後の保障を得ることはできません。
病気や事故などいつどこで何が起こるか分かりません。万が一の時のために、早くから備えておくためには、0歳から学資保険への加入を検討した方が良いでしょう。
加入する学資保険の選び方4選
学資保険はただ加入するだけで利益が得られるわけではありません。それぞれの家庭の状況に合った学資保険を選んでこそお得を得ることができます。
損をしない学資保険を選ぶためには、主に以下の4つのポイントを理解しておく必要があります。
- 加入時の親の年齢も考慮して検討する
- 商品ごとに返戻率と保険料を比較して検討する
- 払込期間と保険金が支払われるタイミングを把握する
- 満期保険金は200万円前後を目安にするとベスト!
それでは早速加入する学資保険の選び方について詳しく解説していきましょう。
加入時の親の年齢も考慮して検討する
学資保険も、生命保険と同じで加入する保護者の年齢が高ければ高いほど、掛け金が高額になります。
「学資保険に0歳から加入した方が良い理由」でも紹介したように、子どもが0歳という事は、その子どもに対する保護者の年齢が1番若いという事でもあります。
保障が充実してる学資保険だと、保護者の年齢が高ければ高いほど保険会社のリスクが高まるため、保険料が高くなるのも当然です。
生命保険だけじゃなくて、学資保険も加入者の年齢が低い方がより安い金額で加入できるんだね!
商品ごとに返戻率と保険料を比較して検討する
商品ごとに保険料と払い戻し率は異なります。支払う保険料に合っている払い戻し率をきちんと理解して加入しなければ、損をする可能性が高まります。
また、加入者が死亡した場合の保障など、加入する保険の商品ごとに保障内容も異なるのは当然です。
万が一、加入者が死亡した場合には、1馬力で加入している保険料を支払うのが困難になる可能性があります。
保険料を支払うのが困難になり、早期解約をすることになると、元本割れのリスクが高まります。
加入者が死亡した場合には支払いが免除されるのかなど、保障内容を事前に確認しておかなければなりません。
払込期間と保険金が支払われるタイミングを把握する
どれくらいの期間払い込まなければいけないのか、また払い込みの期間だけでなく、保険金が支払われるタイミングを把握しておくことも重要です。
商品によっては、0歳から18歳までの払い込み期間が設定されているものや、0歳から12歳までの払い込み期間が設定されているものもあります。
また、保険料が支払われるタイミングは、小学校卒業のタイミングや高校入学のタイミングなどにまとめて支払われるパターンもあれば、決まった額を卒業のタイミングで支払われるパターンの保険商品もあります。
どのタイミングで支払われるのが1番ベストなのか、また支払い込み期間もきちんと検討して申し込むようにしましょう。
12歳までに払い込んで18歳を支払い時期に設定できる商品もあるみたいだよ!
満期の時期は大学進学の前後であれば安心!
満期の時期は、ご家庭の状況によって設定することが可能です。
ただし、教育費が1番かかるのは「大学進学の前後」といわれています。保険料が支払われる時期を大学進学の前後に設定しておけば、高額な金額が請求されても安心して対応できます。
満期保険金は200万円前後を目安にするとベスト!
「学資保険に加入するにしても、どれくらいの保険金を目標に積み立てすればいいんだろう…?」と感じているパパやママも多いのではないでしょうか。
家庭の状況に応じて、無理なく支払える範囲で加入する必要はありますが、満期保険金を200万円前後を目安にしておくと安心できます。
- 「学資保険とは別で貯金をしていくから、とりあえず150万円を積立したい!」
- 「貯金が苦手だから、300万円位貯まるように設定をしておきたい!」
上記のように満期保険金を200万円前後に設定しなければいけないというわけではないため、家庭の状況に応じて検討するようにしましょう。
保険のことを相談するなら「ほけんのぜんぶ」へ
これまで、学資保険のメリット・デメリットや、損をしない学資保険の選び方を紹介してきました。
しかし「学資保険 おすすめ」などとネットで検索すると、たくさんの学資保険の商品がヒットしますよね。
学資保険って商品がいろいろありすぎて、どれを選んだらいいかわからないんだよね…
どの保険会社にもメリット・デメリットがあって「どの商品を選んだらいいのかわからない…」と悩んでいるパパやママも多いのではないでしょうか。
収入に応じて無理なく、加入できる保険や、それぞれの商品のメリット・デメリットを把握してベストな保険を見つけたいのであれば「ほけんのぜんぶ」に相談するのがおすすめです。
「ほけんのぜんぶ」であれば、学資保険に求めている理想を丁寧にヒアリングして、それぞれの状況に合った保険のプランを提案してもらいます。
1つの商品ごとに資料請求をする必要もなく、ベストなプランを提案してもらえるのが魅力です。
「ほけんのぜんぶ」について詳しく知りたい方は、別の記事で詳しく解説しているので、ぜひそちらもご参考ください。
ほけんのぜんぶ無料相談の口コミ・評判は?デメリット・メリットも解説
小さな子どもがいて忙しいから、情報収集にも時間がかかる!それぞれの商品のお得な情報を把握できるなんて、嬉しい!
学資保険は0歳から加入するのが一番お得!
今回の記事では、学資保険がそもそもどういった保険で、何歳から加入できるのか、また学資保険に加入するメリット・デメリットを紹介しました。
学資保険に加入するのは、0歳が一般的とされていますが、6歳ごろ(小学校入学前)まで加入できる商品が多く販売されています。
しかし、6歳ごろまで加入できる商品が多く販売されていたとしても、1番お得に加入するためには、0歳から加入するのがおすすめです。
0歳で加入するのと、6歳で加入するのでは契約者も同じように年齢を重ねていることで、生命保険の金額が異なるのと同じように掛け金が高くなってしまいます。
学資保険には保険料払い込み免除など万が一の時に備えた保障制度も充実しています。コツコツ貯金をして教育資金を貯めるのもおすすめですが、万が一の時の備えがあると安心です。
とはいえ、たくさんある学資保険の中から、1番合っている商品を見つけ出すのは難しいですよね。0歳の子どもを育てながらベストな商品を見つけられないこともあるでしょう。
そんなパパやママにおすすめなのが「ほけんのぜんぶ」を利用することです。「ほけんのぜんぶ」に相談すれば、子どもに与えたい理想を叶えるためにベストなアドバイスをもらえます。
複数の学資保険の中からメリット・デメリットを照らし合わせ、検討できるので子育てで忙しいパパやママにおすすめです。
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