1歳から学資保険を始めるのは遅い?学資保険もメリット・デメリットも紹介

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子どもを育てるためにはお金が必要です。その多くは教育資金といわれています。教育資金をまかなうために多くのパパやママが検討するのが「学資保険」ではないでしょうか。

「学資保険を始めるなら、0歳から」とはいわれていますが、0歳児の子どもを育てながら、ライフプランに合った学資保険を見つけるのは難しいですよね。

そこで気になっているのが「1歳からでも学資保険は始められるのか?」ということではないでしょうか。結論1歳になっていても、学資保険に加入することはできます。

今回の記事では、学資保険に加入するメリット・デメリットや、1歳から加入するのと、0歳から加入するのとではどういった違いがあるのか、また損をしない学資保険の選び方を解説しています。

これから学資保険への加入を検討しているパパやママは、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

学資保険を1歳からはじめるのは遅い?

「学資保険に加入するなら、0歳から」と聞いたことがあるパパやママも多いのではないでしょうか。しかし、学資保険に加入できるのは0歳までという決まりはありません。

商品によって加入できる年齢制限はありますが、0歳から小学校入学までであれば、加入できる学資保険が多いです。

つまり、子どもが1歳の誕生日を迎えているからといって、学資保険に加入するのが遅いというわけではありません。

忙しい日々を過ごしているうちに、あっという間に1歳の誕生日を迎えちゃったけど、学資保険への加入はまだ遅くないんだね!

もちろん、早いに越した事は無いですが「1歳の誕生日を迎えてしまったし、加入するのは遅いから、もう諦めようかな…」と思う必要はありません。

1歳の誕生日を迎えても、学資保険の加入は遅くないので、ライフプランに合った学資保険を検討しましょう。

学資保険ってそもそも何?

そもそも「学資保険」がどういうものなのかご存知でしょうか?

学資保険は子どもにかかる教育費とまかなうために加入する保険のことです。

幼稚園から大学まで全て公立高校に通った場合に係る教育費は800万円から900万円といわれています。幼稚園から大学まで全て私立の高校に通った場合は、2300万から2500万円程度が必要になるといわれています。

子どもを育てるには、お金が必要!とはわかっていたけど、実際に金額を目にすると驚いちゃうね!

「わざわざ学資保険に加入しなくても、コツコツ積み立てて貯金をしていけばいいんじゃない?」と感じている方がいるかもしれません。

しかし、学資保険に加入することで得られるメリットはさまざまあります。学資保険に加入するメリットは、別の見出しで詳しく解説しているので、そちらを参考にしてみてください。

学資保険のタイプ

子どもの教育資金をまかなうために加入する学資保険ですが、そんな学資保険には2つのタイプがあります。

学資保険の主なタイプは以下の2つがあります。

学資保険のタイプ
  • 貯蓄型学資保険
  • 保障型学資保険

それでは早速、学資保険のタイプについて詳しく解説していきます。それぞれの特徴を捉えながら、ライフプランに合った学資保険を検討してみてください。

貯蓄型学資保険

「貯蓄型学資保険」は、毎月決まった金額を引き落とされて、強制的に貯金をしていくタイプの学資保険です。

金利が通常より高く、普通に貯金をするよりも、効率よくお金を貯めることができます。

「貯金をしたいと思っている。けれど、お金があると、つい使ってしまって、なかなか食べられない…」という方もいるでしょう。そんな方は強制的に引き落とされる「貯蓄型学資保険」がおすすめです。

保障型学資保険

もう一つの学資保険は「保障型学資保険」です。保障型学資保険は「貯蓄型学資保険」に比べて、払い戻し率が低くなりますが、保障が充実しています

万が一、パートナーが亡くなった場合でも、保障が充実しているため、その後の保険料を払わなくても払い戻し金額が保障されたり、育英年金など保障が充実しているのが魅力です。

「払い戻しは悪くても、保障が充実していて、万が一の時に備えたい!」と感じている方におすすめなのは「保障型学資保険」です。

学資保険に加入する4つのメリット

「子どもの教育に係るお金が明確にわかっているのであれば、コツコツ貯金をしていけばいいんじゃない?」と感じているパパやママもいるかもしれません。

しかし、学資保険に加入することで得られるメリットはいくつかあります。

下記に学資保険に加入することで、得られるメリットをまとめてみました。

学資保険に加入するメリット
  • 定期預金よりも金利が高い
  • 貯金が苦手な方でも確実に貯金ができる
  • 保険料払込免除が安心
  • 生命保険料控除の利用ができる

ここでは、上記で紹介した4つのメリットについて詳しく解説していきます。

定期預金よりも金利が高い

普通に貯金をするよりも、学資保険で貯金をしたほうが金利が高いのが特徴です。

日本の銀行は今金利がとても低いので、たくさん貯金をしていても、金利がほとんどつきません。

学資保険であれば、普通の口座に預金をするよりも金利が高いので、お得感あるのがメリットです。

せっかく貯金するなら、少しでも高い金利で貯金できたらいいよね!

貯金が苦手な方でも確実に貯金ができる

「貯金はしないといけないとわかっているけれど、なかなかお金が貯められない!」という方もいるのではないでしょうか。学資保険に加入すれば、強制的にお金が引き下ろされるため、貯金が苦手な方でも確実にお金を貯めることができます

子どもの教育に、お金が必要になったとき「手元に全然お金がない!」なんてことにならないためにも、確実にお金が貯められるのは学資保険に加入するメリットです。

保険料払込免除が安心

普通に貯金をしていた場合、パートナーが予期せぬ形で死亡した場合でも、子どもをしっかり教育しようと思ったら、コツコツ貯金を続けていかなければなりません。

しかし、学資保険には、パートナーが死亡した場合に保険料の支払いをしなくても払い戻し金額が支払われる保障があります。

「パートナーが亡くなって、子どもを育てるために、これから1馬力で働かないといけない!」という不安に駆られなくても、しっかり子どもを育てていける安心感があるのは、学資保険に加入しているからこそです。

パートナーが亡くなったことを理由に、子どもを教育できないのは避けたいよね!

生命保険料控除の利用ができる

学資保険に加入すれば、生命保険と同じように生命保険料控除の利用ができるようになります。

学資保険に加入して、高い金利でコツコツ積み立てられるだけでなく、税金対策にもなるのはメリットだと考えられるでしょう。

学資保険に加入する3つのデメリット

もちろん学資保険に加入することで得られるのはメリットだけではありません。メリットがあればデメリットがあるのも当然です。

しかし、学資保険に加入するデメリットを事前に把握することで、リスクを回避することはできます。

学資保険に加入することで考えられるデメリットは、主に以下の3つが挙げられます。

学資保険に加入するデメリット
  • 自由に引き出すことができない
  • 早期解約は元本割れのリスクが伴う
  • 支払いができなくなった時のリスクが伴う
  • インフレのリスクが伴う

それでは早速学資保険に加入するデメリットについて紹介していきましょう。

自由に引き出すことができない

学資保険で積み立てているお金は自由に引き出すことができません。加入した金額を調整することもできないので、一度決めた契約の金額がずっと満期になるまで引き落とされます。

「金利が高いし、せっかくならたくさん貯金しよう!」と掛け金を高く設定したくなるかもしれませんが、お金が必要になったときに、自由に引き出すことができないため、無理のない範囲で掛け金を設定する必要があります。

家計に余裕があるときは、学資保険とは別で貯金をしておけば安心だね!学資保険にかける金額は無理のない範囲で設定しておこう!

早期解約は元本割れのリスクが伴う

学資保険に加入してからの気持ち
  • 「学資保険に加入したけど、やっぱり必要なかったかも…」
  • 「掛け金を高くしすぎて支払いがきつい…」

上記のようにさまざまな理由から早期解約を検討することがあるかもしれません。

しかし、一度加入を決めた学資保険を早期解約すると、元本割れのリスクが高まります。

「せっかく子どもの教育資金のために始めた学資保険なのに、損をしてしまった…」なんてことにもなりかねません。

満期になるまできちんと支払ってこそ学資保険に加入するメリットが得られます。きちんと無理なく払えるのか、ライフプランに合った学資保険選びができているのか検討してから加入を決めましょう。

インフレのリスクが伴う

学資保険の掛け金や、払い戻し金額は契約時に決まっています。また、学資保険は10年から20年程度長い年月をかけて払い込む内容になっていることがほとんどです。

長い年月をかけて、積み立てている間に、インフレが発生する可能性もゼロとはいえません。

例えば、満期のタイミングで200万円になるように学資保険に加入していたとします。

子どもにお金が必要になった18歳のタイミングで、インフレが発生すると「積み立てていたお金では、教育資金をまかなえない!」とリスクがある事は理解しておく必要があります。

インフレのリスクを回避するためには、学資保険以外に別の備えをきちんと作っておくことが大切です。

インフレが発生して、予想よりも多く、お金が必要になった場合にも、すぐに対応できるように、日ごろから備えを作っておきましょう。

学資保険だけに頼らず、別の備えもきちんと用意しておくことが大切だね!

0歳から始めた時と1歳から始めた時の違い

「学資保険は0歳から加入しなければいけない」といった決まりはありません。1歳から加入することもできますし、商品によっては小学校入学までに加入できるものもあります。

しかし、やはり学資保険はできれば早く加入したほうがお得といわれています。では0歳から加入した時と1歳から加入したときではどのような違いがあるのでしょうか?

0歳から加入した時と、1歳から加入したときの違いを下記にまとめてみました。

0歳から始めた時と1歳から始めた時の違い
  • 払込免除特約の違いがある
  • 審査の通りやすさに違いがある
  • 親の年齢によって掛け金に違いがある
  • 毎月の支払い金額に違いがある

それでは早速、上記の内容について詳しく解説していきます。

払込免除特約の違いがある

学資保険に加入するメリットは、パートナーに万が一のことがあった場合の保険料払い込み免除の保障を利用できることと紹介しました。

しかし、年齢を重ねれば重ねるほど、保険料の払い込み免除特約の違いが生じる場合があります。

保険の商品によって内容は異なりますが、払い込み免除特約を利用できなかったり、100%保障してもらえないこともあります。

せっかくのメリットを十分に活用できなくなる可能性もあるので、パートナーに万が一のことがあった場合に備えたいのであれば、できるだけ早く学資保険への加入を検討した方が良いでしょう。

学資保険のメリットを十分に得るためには、できるだけ早い段階で学資保険に加入することが大切なんだね!

審査の通りやすさに違いがある

生命保険に加入する際や、住宅ローンを組む場合と同じように学資保険に加入する際にも審査が必要なことがあります。

年齢を重ねていれば、重ねるほど審査が通りにくくなるのは事実です。「子どものために学資保険に加入しておきたい!」と思っても「審査に通らなかったせいで加入できなかった…!」なんてこともあるのです。

親の年齢によって掛け金に違いがある

親の年齢によって掛け金に違いが出ます。その理由は、年齢を重ねれば重ねるほど、死亡のリスクが高まるからです。

1年の差であったとしても、年齢を重ねていることに変わりは無いので、掛け金に違いが出るのは当然です。

0歳の時の親の年齢と1歳の時の親の年齢では、0歳のときの年齢の方が若いわけですから、掛け金も当然低くなります。

学資保険も生命保険と同じで、年齢が若ければ若いほど、月々の掛け金が安くなるなんて知らなかった…!

毎月の支払い額に違いがある

18歳まで払い込みをするタイプの学資保険だった場合、0歳から加入すれば216回の支払いが必要です。1歳から加入した場合には払い込み回数は204回になります。

満期保険金を200万円に設定した場合、216回で支払うのか204回で支払うのかによって毎月の支払い金額に差が出るのは当然です。

毎月の支払い金額を少しでも抑えたいと思うのであれば、できるだけ早く学資保険に加入する必要があります。

加入する学資保険の選び方4選

「せっかく学資保険に加入するなら、できるだけ損をしない商品を選びたい!」と思うのは当然です。

損をしない学資保険を選ぶためには、ライフプランに合った商品を選ぶことが大切です。

加入する学資保険の選び方は、主に下記の4つのポイントを抑えて検討すると良いといわれています。

損をしない学資保険の選び方
  • 加入時の親の年齢も考慮して検討する
  • 商品ごとに返戻率と保険料を比較して検討する
  • 払込期間と保険金が支払われるタイミングを把握する
  • 満期保険金は200万円前後を目安にするとベスト!

それでは早速損をしない学資保険の選び方を解説していきましょう。

加入時の親の年齢も考慮して検討する

学資保険に加入するのであれば、加入時の契約者の年齢も考慮して検討する必要があります

事故や病気など予想できない万が一のトラブルはありますが、一般的に契約者の年齢が高ければ高いほど脂肪のリスクが高まる事は予想できます。

そのため、契約者の年齢が高いようなら保障が充実している保険の方が安心です。

最近は晩婚化が進んでいるから、保障内容が充実している学資保険に加入するのが安心だね!

商品ごとに返戻率と保険料を比較して検討する

商品ごとに、特徴があるのは当然です。もちろん、払い戻し率や毎月支払う保険料も違いがあります

学資保険の内容例
  • 毎月支払う保険料も高いし、払い戻し率は低いけど、保障内容が充実している
  • 保障は薄いけど、払い戻し率も高くて、毎月支払う保険料も手軽

など、商品ごとの払い戻し率と保険料を比較してライフプランに合った商品を検討する必要があります。

学資保険は早期解約すると元本割れのリスクが伴います。そのため、無理のない範囲で支払える商品を選択することが大切です。

払込期間と保険金が支払われるタイミングを把握する

払い込み期間と保険金が支払われるタイミングを把握して加入しましょう。

商品ごとに払い込み期間と保険金が支払われるタイミングは異なります。

12年間払い込み期間が設定されて、保険金が支払われるタイミングは18歳だったり、18年間支払いながら、小学校卒業のタイミングや中学校卒業のタイミングなど定期的に保険金が支払われる商品など、どの保険商品にも特徴があります。

子どもに必要なお金はどのタイミングなのかを想定しながら加入する保険選びをしましょう。

加入する保険会社によって学資保険の内容も全然違うんだね!どのタイミングでお金が必要になるのか、きちんと検討しておかないといけないね!

満期の時期は大学進学の前後であれば安心!

子どもの教育資金で1番たくさんのお金がかかるといわれるのは「大学進学の前後」です。大学の入学金や、学費はまとまってたくさんのお金が必要なこともあり、満期の時期を「大学進学の前後」に設定しているパパやママが多いようです。

満期保険金は200万円前後を目安にするとベスト!

「学資保険に加入したいけれど、満期保険金はどれくらいを目安にしておいたらいいんだろう…?」と迷っているパパやママが多いのではないでしょうか。

目安としては、満期保険金を200万円前後にしておくとベストだといわれています。

お金はいくらあっても困るものではないので、かけられるものであればたくさんかけておいた方が安心です。

しかし、たくさんのお金を掛け金にするという事は、月々の負担額が高くなるということです。

無理のない範囲で、掛け金を設定しておかなければ支払いができなくなるリスクが伴うので注意しましょう。

満期保険金が150万円でも250万円でも、家計と相談しながら、無理のない範囲で支払いを続けることが大切だね!

保険のことを相談するなら「ほけんのぜんぶ」へ

これまで、学資保険に加入することで得られるメリットやデメリット、損をしない学資保険の選び方を紹介してきました。

学資保険選びは「調べられないから、とりあえずよく耳にするこの保険会社でいいや!」などと簡単に選ぶのはNGです。

しかし、小さな子どもを育てながら、どの商品を選べば損をしないのかを検討するのは難しいですよね。

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学資保険は1歳からの加入でも遅いわけじゃない!

今回の記事では、0歳から加入するのと1歳から加入する学資保険の違いや、学資保険に加入するメリット・デメリットを紹介しました。

「学資保険は0歳から加入しないといけないのに、忙しすぎて気付いたら1歳の誕生日を迎えてしまった…」と加入を諦めていたパパやママにとっては、今回の記事の内容は安心できる内容だったのではないでしょうか。

もちろん、学資保険に加入するのであれば、できるだけ早く加入したほうがいいに越した事はありません。しかし、1歳から加入したからといって遅いわけではないのです。

0歳から加入するのに比べて掛け金が高くなったとしても、保障が充実していたり、金利が高いことなど普通に貯金をすることよりもメリットはあります。

ただ、1歳の子どもを育てているパパやママにとって、忙しい合間を縫いながら今から学資保険を検討するのは難しく感じることもあるはず。

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