新生児でもおしゃぶりって使えるの?|便利に使えるシーンや与える際の注意点も紹介

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育児のお助けアイテムとして、定番の「おしゃぶり」ですが「気軽に使っても良い!」という人と「できたら使わないほうがいい!」という人がいて「どうしたらいいんだろう…」と迷っているパパやママも多いのではないでしょうか。

そもそも新生児でもおしゃぶりって使用することができるのでしょうか?今回の記事では、おしゃぶりが役に立つシチュエーションを紹介しています。またおしゃぶりを使用しない方が良いといわれている理由や、使用する際の注意点も併せて解説しています。

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おしゃぶりはあまり使わない方がいいって聞くけど…

ワンオペで育児をしていると「おしゃぶりに手助けしてもらいたい…」と思うこともあるはず。しかし「おしゃぶりはあまり使わないほうがいい…」なんてことも聞いたことがありませんか?

おしゃぶりに対する周りの意見
  • 「赤ちゃんが泣いていても、できるだけ抱っこして、おしゃぶりはあまり使わないほうがいいよ…」
  • 「おしゃぶりになんて、頼ったらだめだよ!」

上記のように周りからネガティブな意見をもらったことがあるママもいるかもしれません。

しかし、赤ちゃんがおしゃぶりを使いこなせるようになれば、授乳の間隔を開けることができたり、泣いている赤ちゃんの機嫌を取ることもできる便利なアイテムです。

依存しないように使い分けをすれば、おしゃぶりも十分に活用できる便利な育児アイテムですよ。

おしゃぶりが役に立つ5つのシチュエーション

おしゃぶりを愛用している先輩ママたちが「おしゃぶりを持っていて、役に立った!」と感じたシチュエーションを紹介していきます。

おしゃぶりが役に立った!と先輩ママが感じたシチュエーションを下記に5つピックアップしてみました。

おしゃぶりが役立つシーン
  • 頻回授乳になっている時
  • 赤ちゃんのぐずりに困っている時
  • 赤ちゃんがなかなか眠れない時
  • すぐに授乳ができない時
  • 赤ちゃんが指しゃぶりをしている時

次の見出しで詳しく解説していきましょう。

シーン1:頻回授乳になっている時

オムツを替えても抱っこしても泣き止まない時は「もしかして母乳やミルクが足りていないのかな…」と不安になるのも当然です。泣くたびに母乳やミルクを与えていると、頻回授乳になってしまう赤ちゃんがいます。

母乳やミルクは3時間の間隔で与える必要がありますが、泣くたびに授乳をしていると、まとまって授乳ができなくなります。

まとまって授乳をしたいけど、どうしたらいいんだろう…

まとまって授乳ができなくなると、常に授乳をしている状態になり、赤ちゃんが空腹感を覚えられなくなってしまいます。また、1日を通してほとんどの時間を授乳に費やすことになり、ママの体力的にも負担がかかってしまいます。

頻回授乳になってしまっている赤ちゃんの生活リズムを整えるのはとても難しいです。そのため、おしゃぶりを活用して授乳している感覚を味わわせ、赤ちゃんの機嫌を取り、生活リズムを整えていくことができます。

シーン2:赤ちゃんのぐずりに困っている時

オムツを替えても、抱っこをしてもなかなか機嫌が良くならない時ってありますよね。そんな時におしゃぶりが活用できます。おしゃぶりを使用している間は、授乳している感覚になり、安心感を感じている赤ちゃんが多いです。

シーン3:赤ちゃんがなかなか眠れない時

母乳やミルクをあげているときに眠ってしまう赤ちゃんが多いです。しかし、母乳やミルクをあげた後は、ゲップをさせる必要があり、せっかく眠りについていても起こさなければなりませんよね。

そんな赤ちゃんには、なかなか眠れない時におしゃぶりを与えてみましょう。おしゃぶりで母乳やミルクを吸っている状態にすることができます。

そのまま眠りについても、わざわざゲップで目を覚まさせる必要がないので、スムーズに睡眠が取れるようになります。

おしゃぶりが上手になるとスムーズに眠れるようになるよ!

シーン4:すぐに授乳ができない時

赤ちゃんが母乳やミルクを求めて泣いていても、近くに授乳室がなかったり、すぐに授乳ができない時ってありますよね。そんな時におしゃぶりが活用できます。

空腹を感じている赤ちゃんに、長時間おしゃぶりでごまかすことはできませんが、授乳室を見つける間など短時間であればごまかすことができます。

シーン5:赤ちゃんが指しゃぶりをしている時

赤ちゃんは自分で自分の機嫌を取るために、手や指を口に持っていく仕草をすることがあります。一度手をしゃぶったり指しゃぶりを覚えてしまうと、依存してしまい、辞めさせるのがとても難しいです。

3児のママである私の娘も、なかなか指しゃぶりを止めることができず、試行錯誤しました。「指しゃぶりをしたタイミングでおしゃぶりを使っていれば、やめるのもスムーズだったんじゃないかな…」と感じています。

指しゃぶりってなかなかやめられないのよね~…

おしゃぶりを使用しない方がいいといわれる5つの理由

そもそもどうして「おしゃぶりはあまり使用しないほうがいいよ!」などネガティブな意見が多いのでしょうか。

おしゃぶりの使用をしない方が良いといわれている理由は、主に下記の5つが挙げられます。

おしゃぶりを使用しないほうがいい理由
  • おしゃぶりに依存をしてしまうから
  • 母乳やミルクを嫌がるようになる可能性があるから
  • 歯並びが悪くなってしまうから
  • 中耳炎のリスクが高まるから
  • 言語発達や発音に影響を及ぼすことがあるから

次の見出しで詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

理由1:おしゃぶりに依存をしてしまうから

おしゃぶりを育児に活用できるようになると、泣いている赤ちゃんの機嫌が簡単に取れるようになったり、スムーズに寝かしつけができるようになります。

そうすると、赤ちゃんも、ママもおしゃぶりに依存してしまうことがあるのです。おしゃぶりに依存してしまうと、指しゃぶりと同じで辞めることが難しくなってしまいます。

おしゃぶりに依存されたら、寂しい気持ちになるかも…

理由2:母乳やミルクを嫌がるようになる可能性があるから

おしゃぶりを頻繁に使っていると、母乳やミルクを嫌がるようになる可能性があります。授乳の時間を整えるために、おしゃぶりを活用していたはずが、牛乳やミルクが哺乳瓶の口から出てくる感覚が苦手になってしまう赤ちゃんもいるのです。

理由3:歯並びが悪くなってしまうから

おしゃぶりを頻繁に使用していると、前歯が出やすくなるといわれています。歯並びが悪くなってしまうことが理由で「おしゃぶりはあまり使用しない方が良い」という周りの意見が多いと考えられます。

しかし、おしゃぶりを使用することで、歯並びが悪くなることを懸念するのであれば、歯並びが悪くなりにくいおしゃぶりも販売されています。

一般的なおしゃぶりに比べて、コストがかかるかもしれませんが、赤ちゃんの今後のことを思うと安い出費かもしれません。

歯並びが悪くなりにくいおしゃぶりが販売されているのね!

理由4:中耳炎のリスクが高まるから

口と耳はつながっています。そのためおしゃぶりを長時間使用していると、耳に圧力がかかってしまうのです。

長時間耳に圧力がかかると、中耳炎のリスクが高まります。小さな赤ちゃんは中耳炎にかかりやすいので、注意をしてあげましょう。

理由5:言語発達や発音に影響を及ぼすことがあるから

おしゃぶりを長時間使用していると、口の中の発達が進みにくいといわれています。口の中の発達がスムーズに進んでいないと、言語や発音の発達に影響を及ぼす可能性があるといわれています。

おしゃぶりのデメリットは理解して使いたいわね!

新生児におしゃぶりを与える際に気をつけたい4つのポイント

おしゃぶりを使用しない方が良い理由を見ると「やっぱりおしゃぶりを使用せずに育児を頑張ったほうがいいのかな…」と感じているママも多いはず。

しかし、新生児におしゃぶりを与える際に気をつけたいポイントをしっかり抑えておけば、おしゃぶりのデメリットを回避できます。

新生児におしゃぶりを与える際に気をつけたいポイントを下記に4つピックアップしてみました。

新生児におしゃぶりを与える際のポイント
  • おしゃぶりは常に清潔をキープしておく
  • おしゃぶりをしても授乳の間隔が守る
  • おしゃぶりをしてもスキンシップをとる
  • おしゃぶりを使用する時間を決める

ぜひ参考にしていただいて、おしゃぶりに依存せず、上手に活用してくださいね。

ポイント1:おしゃぶりは常に清潔をキープしておく

おしゃぶりは赤ちゃんの口の中に入れて使用するものですから、常に清潔をキープしておくようにしましょう。

清潔なおしゃぶりを使ってね!

哺乳瓶と同じように、煮沸や消毒で除菌をするのが基本です。また、使用しない時はきちんとキャップをするようにしましょう。また、外出をする際は、誤って地面におしゃぶりを落としてしまわないよう、キーホルダーなどをつけて落下防止をすることが大切です。

ポイント2:おしゃぶりをしても授乳の間隔が守る

新生児がおしゃぶりをうまく活用できるようになると、授乳の間隔が少しずつ空いてきます。しかし、おしゃぶりがうまくいっているからといって、授乳の間隔を伸ばすのはNGです。

おしゃぶりをしているからといって、お腹が満たされるようになるわけではありません。きちんと母乳やミルクを与えていなければ、脱水症状を引き起こす可能性もあります。

ポイント3:おしゃぶりをしてもスキンシップをとる

おしゃぶりを吸わせている間は、機嫌よく過ごせている赤ちゃんが多いでしょう。しかし、おしゃぶりを吸って機嫌が良いからといって、パパやママを求めていないわけではありません。

おしゃぶりをさせたとしても、コミュニケーションやスキンシップはこまめに取るようにしましょう。

おしゃぶりでご機嫌でも、抱っこをたくさんしてね!

ポイント4:おしゃぶりを使用する時間を決める

おしゃぶりを使用する最大の懸念点として挙げられるのが「依存」です。ママも赤ちゃんもおしゃぶりに依存しないよう、使用する時間を決めることが大切です。

おしゃぶりを使用する時間の例
  • お昼寝など寝かしつけの前に使用する
  • ママが家事をしている間だけ使用する

上記のように、おしゃぶりを使用する時間を決めておくだけで、依存を予防できます。

おしゃぶりを長時間使用するのは、口の中の発達が難しくなるだけでなく、歯並びが悪くなる可能性もあります。また、おしゃぶりを辞めさせたいと思っても、指しゃぶりと同様に止めるのが難しくなることもあるのです。

おしゃぶりを使用していると、家事や育児が楽になるかもしれませんが「おしゃぶりはあくまでも、お助けアイテム」として活用しましょう。

おしゃぶりは月齢に合わせて適度な頻度で使用しよう!

おしゃぶりが役に立つシチュエーションや、おしゃぶりを使用しない方が良いといわれている理由、使用する際の注意点を紹介しましたが、いかがでしたか。

確かにおしゃぶりを使用することで考えられるデメリットが複数ある事はわかりましたね。しかし、デメリットを使用前に把握しておけば、回避する方法を見つけることができます。

使用する際の注意点をきちんと守って、赤ちゃんにおしゃぶりを与えればどうしても、家事の手が離せない時や、授乳の間隔を開けたい時などママの育児のお助けアイテムになること、間違いなしです。

また、おしゃぶりは赤ちゃんの口の中のサイズに合わせてさまざまなサイズが販売されています。月齢に合ったアイテムをチョイスしてあげましょう。

おしゃぶりのデメリットを理解してうまく使えるといいわね!

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