小さな赤ちゃんがいるご家庭では、毎日の空気循環がとても重要です。空気中には、花粉やウィルスなど目に見えない汚れが浮遊しています。
目に見えない汚れから小さな赤ちゃんを守るためには、空気清浄機の導入がおすすめです。
しかし「どれを選べばうまく活用できるんだろう?」と迷っているママもいるのではないでしょうか。
今回の記事では、空気清浄機の効果を紹介しています。おすすめの空気清浄機や、家庭に合った空気清浄機の選び方を解説しています。
赤ちゃんが健やかに過ごせる環境を作るために、ぜひ参考にしてみてください。

空気清浄機の効果が気になる!
「赤ちゃんがいる家庭には空気清浄機がおすすめな事はなんとなく理解しているけれど、実際に空気清浄機の効果は何があるのか知りたい!」と感じているママは多いのではないでしょうか。
この見出しでは、空気清浄機の効果を解説しています。空気清浄機の効果を以下に5つまとめました。それでは早速解説していきましょう。
- 空気中の有害物質の除去ができる
- イヤな匂いの除去ができる
- アレルギー症状の緩和ができる
- 生活環境を向上できる
- 【一部】湿度を調整できる
空気中の有害物質の除去ができる
空気清浄機を導入することで、空気中の有害物質の除去ができるメリットがあります。
空気中に浮遊している有害物質を以下にまとめました。
- ホコリ
- 花粉
- PM2.5
- ウィルス
- カビの胞子
上記のような有害物質は、空気清浄機のフィルターなどでしっかり取り除きます。
特に高性能な空気清浄機であれば、微粒子を99%以上キャッチすることが可能です。
室内の空気を清潔に保てるため、赤ちゃんや高齢者など免疫力が低い方が生活しているお部屋に設置しているとより安心です。

微粒子を99%以上キャッチできるのはびっくり!
イヤな匂いの除去ができる
空気清浄機を導入すれば、お部屋に充満している嫌な匂いの除去ができます。
- タバコ
- ペット
- 生ごみ
- 料理中の油の匂い
脱臭フィルターが搭載されている空気清浄機を導入すれば、生活臭を除去できます。
特に、夏場や梅雨時など、部屋を締め切ってしまいがちな時期は、匂いがこもりやすいですよね。
部屋の中にこもりがちな嫌な匂いを軽減し、より快適な空間を作り出せるのが空気清浄機のメリットです。
アレルギー症状の緩和ができる
空気清浄機を導入すると、花粉やハウスダスト、ペットの毛などアレルギーの元となる物質を除去できるため、アレルギー症状の緩和が期待できます。
くしゃみや鼻水、目の痒みなど、アレルギー症状が強く出ている場合には、空気清浄機の導入がおすすめです。
アレルギー症状を持っている方が空気清浄機を導入すると、日常生活の快適さが格段にアップするとも言われています。
小さな赤ちゃんや喘息やアトピー性皮膚炎を発症させないためにも空気清浄機の導入を推奨します。



アレルギー症状を緩和できるなら、空気清浄機を導入してもいいかも!
生活環境を向上できる
空気清浄機を導入すると、お部屋に浮遊している有害物質や嫌な匂いを除去できるだけでなく、室内の空気をクリーンに保てるメリットがあります。
空気清浄機を導入し、空気が綺麗な環境を整えると、睡眠の質を向上しやすくなるといわれています。
小さな赤ちゃんはぐっすり眠るのが難しいです。空気清浄機を導入して生活環境を向上させることで、より快適な睡眠を得られるようになるでしょう。
【一部】湿度を調整できる
空気清浄機の中には、加湿機能が搭載されている商品も販売されています。
加湿機能が搭載されている空気清浄機を導入すれば、乾燥しやすい冬場やエアコンを使用している際に、適切な湿度をキープすることができます。
小さな赤ちゃんは肌が乾燥しやすいです。また空気中に浮遊しているウィルスから守ってあげたいですよね。
湿度が適切にキープされていれば、肌の乾燥を防ぐだけでなく、ウィルスも繁殖しにくくなります。
お部屋がしっかり加湿されていれば、空気の体感温度も上がるため、赤ちゃんがいるお部屋をしっかり温める効果もあります。



湿度を調整できるなら、乾燥からも守ってあげられそうだよね!
赤ちゃんがいる家庭におすすめの空気清浄機7選
「赤ちゃんがいる家庭に空気清浄機を導入することで、メリットは多そうだから、購入してみようかな?」と検討しているママも多いのではないでしょうか。
しかし、空気清浄機はたくさんの商品が販売されていて、どれを購入したらいいのか迷ってしまいますよね。
そこでこの見出しでは、赤ちゃんがいる過程におすすめの空気清浄機をいくつかピックアップしてみました。それぞれの商品の特徴やおすすめポイントを紹介しています。
これから空気清浄機の導入を検討しているママはぜひ参考にしてみてください。
- シャープ 加湿空気清浄機 KI-EX75
- 首掛け空気清浄機
- Levoit 空気清浄機 Core 200S
- Afloia 加湿器付き空気清浄機 Kilo Pro
- シャープ 加湿空気清浄機 KI-NP100-W
- ダイキン 加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70Y
- パナソニック 加湿空気清浄機 F-VXT90
シャープ 加湿空気清浄機 KI-EX75
シャープのプラズマクラスター技術を搭載し、加湿機能も備えた高性能な空気清浄機です。
花粉モードや梅雨モードなど、季節に応じた運転モードが用意されています。静電HEPAフィルターは10年間交換不要で、微小な粒子までしっかりキャッチします。
プラズマクラスターとHEPAフィルターの組み合わせで、花粉やホコリ、微粒子を効果的に除去できるのがこちらの商品のおすすめポイントです。
乾燥する季節でも室内を快適な湿度に保ち、子どもの肌や喉を守れます。
ただこちらの商品は、大型で重さがあるため、設置場所を充分に確保する必要があります。また、高性能な空気清浄機であることから、予算に余裕が必要です。
首掛け空気清浄機
可愛らしいロボットデザインの首掛け式空気清浄機で、マイナスイオンを発生させて空気中の浮遊粒子を除去します。
フィルター交換が不要で、USB充電式で最大20時間の連続使用が可能です。約30gと、とても軽量なので首にかけて持ち運びができ、外出先でも使用できるのが嬉しいポイント。
電源ボタンの長押しで簡単にオンオフができ、子どもでも扱いやすいのも嬉しいポイント。ただ、個人用のため、広い空間全体の空気清浄には向いていません。デザインは、子ども向けのデザインのため、大人が使用する際には好みが分かれる可能性があります。
Levoit 空気清浄機 Core 200S
アメリカ発のブランドLevoitの小型空気清浄機で、プラズマイオン式とファン式のダブル浄化を採用しています。スマホアプリで遠隔操作が可能で、花粉モードや静音機能も搭載しています。
高性能な空気清浄機ですが、比較的安価な価格で購入できるのがおすすめポイントの1つです。
スマホアプリを使って、離れた場所からでも操作ができるので忙しい子育て中の親に便利です。
ただ、小型のため、大きな部屋やリビング全体の空気清浄には不向きです。寝室などコンパクトなお部屋の空気清浄機として活用するといいでしょう。
Afloia 加湿器付き空気清浄機 Kilo Pro
フランスのメーカーAfloiaの加湿機能付き空気清浄機で、上部から簡単に給水が可能です。
PM2.5や花粉、ハウスダストに対応し、静音設計やタイマー機能も備えています。空気清浄としての機能だけでなく加湿の機能もあります。
乾燥する季節でも子どもの喉をしっかり守れるのはこちらの商品の魅力のポイント。
スリープモードが搭載されていて、かなり小さな音で稼働する空気清浄機なので小さな子どもの睡眠を妨げる心配もありません。
ただ稼働させるには定期的なフィルター交換が必要で、ランニングコストがかかる点を購入前に理解しておく必要があります。
シャープ 加湿空気清浄機 KI-NP100-W
シャープ独自の「プラズマクラスターNEXT」を搭載し、高濃度のイオンで空気を浄化します。
広範囲に対応するワイドスピード循環気流と、前方向に集中的にイオンを放出するパワフルショット機能を備えています。
加湿機能も充実しており、約4.3Lの大容量タンクで長時間の加湿が可能です。
さらに、自動掃除パワーユニットにより、プレフィルターのホコリを自動で除去し、メンテナンスの手間を軽減します。
ただこちらの商品は、加湿機能が搭載されていることから、加湿トレー内にカビが発生する可能性があります。清潔に使用するためには定期的な清掃が必要です。
ダイキン 加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70Y
ダイキン独自の「ストリーマ技術」を搭載し、有害物質を分解・除去します。加湿機能も備え、タンク容量は約3.6Lです。「ツインストリーマ」機能で、従来の2倍の分解力を実現しています。
ストリーマ技術で、ウイルスや菌、臭いを効果的に分解します。ただ、こちらの商品はやや大き目の設計になっています。
コンパクトなお部屋だと、空気清浄機が動線を防ぐ可能性があるので設置場所を確保してから購入するようにしましょう。
パナソニック 加湿空気清浄機 F-VXT90
パナソニックの「ナノイーX」技術を搭載し、花粉やPM2.5、ウイルスを抑制します。加湿機能も充実し、タンク容量は約4.0Lです。「エコナビ」機能で、無駄な運転を抑え、省エネを実現します。
空気清浄機に必要なランニングコストが抑えられるので、電気代が気になる方におすすめの商品です。
だた、大型の商品なので、購入前にはきちんと設置場所を確保しておきましょう。
総合的におすすめなのは「シャープ 加湿空気清浄機 KI-EX75」
ここまで7つの空気清浄機を紹介しました。この中でも総合的におすすめの空気清浄機は「シャープ 加湿空気清浄機 KI-EX75」です。
こちらの商品は、シャープ独自の高濃度プラズマクラスター技術により、空気中のウイルスや菌、アレル物質を効果的に抑制できる空気清浄機です。
8畳の部屋を約11分で清浄する能力があり、広いリビングでも迅速に空気をきれいにします。
前方向に高濃度のプラズマクラスターイオンを集中的に放出し、ソファーやカーペットなどに付着したニオイや菌を消臭・除菌します。
1時間あたり最大730mLの加湿量と4.0Lの大容量タンクを備え、長時間の加湿運転ができます。
ハンドル付きの給水タンクで持ち運びやすく、自立するため給水やお手入れが簡単な点も忙しいママにおすすめポイントの1つです。
赤ちゃんがいる家庭向けの空気清浄機の選び方8選
赤ちゃんがいる家庭向けの空気清浄機はさまざま販売されていて、「結局どれを購入したらいいんだろう?」と迷うのも当然です。
そこでこの見出しでは、赤ちゃんがいる家庭向けの空気清浄機を選ぶポイントを解説しています。
赤ちゃんがいる家庭向けの空気清浄機の選び方を以下に8つまとめました。それでは早速解説していきましょう。
- フィルターの種類で選ぶ
- 静音性の高さで選ぶ
- 安全性の高さで選ぶ
- 部屋に合うサイズの商品を選ぶ
- メンテナンスのしやすさで選ぶ
- 追加機能が備わっている商品を選ぶ
- ランニングコストで選ぶ
- 口コミ評価を参考にして選ぶ
フィルターの種類で選ぶ
空気清浄機を選ぶ際は、フィルターの種類で選ぶ方法があります。小さな赤ちゃんは免疫力が未熟です。そのため、空気の中に浮遊しているウィルスや花粉、ハウスダストからしっかり守ってあげたいですよね。
高性能のフィルターを使用している空気清浄機であれば、微細な粒子もしっかり除去できます。そのため、小さな赤ちゃんがいるお部屋を快適な環境に整えられます。
また、活性炭フィルターが付いている空気清浄機であれば、タバコの匂いや生活種をしっかり除去できます。
家庭環境に合ったフィルター性能を重視すると良いでしょう。



高性能なフィルターの方が、より空気清浄機の効果を発揮できるよ!
静音性の高さで選ぶ
生まれてすぐの赤ちゃんは小さい音にも敏感です。空気清浄機は寝ている時にもしっかり作動しています。
そのため、導入する空気清浄機は、静音性の高い商品をチョイスするようにしましょう。
近年販売されている空気清浄機によっては「お休みモード」や「エコモード」など静かな音で運転する機能が搭載されている商品も多いです。
小さな赤ちゃんの眠りを妨げないよう、夜間でも安心して使用できる空気清浄機を検討しましょう。
安全性の高さで選ぶ
小さな赤ちゃんがいるご家庭で空気清浄機を導入する際は、安全性の高さも重要なポイントです。赤ちゃんは目に入るもの全てに興味を持ちます。そしてすぐ手を伸ばしてしまうのです。そのため、空気清浄機の安全性もしっかりチェックしてあげましょう。
空気清浄機を導入する際は、チャイルドロック機能が搭載されている商品がおすすめです。また、吹き出し口に指が入らないよう設計されている商品も販売されています。
また、簡単に転倒しにくい設計になっているものや、高度が絡まりにくい工夫がされている空気清浄機だとより安全性が守られています。
赤ちゃんが誤って操作をしたり、怪我をしないよう工夫されている商品を検討しましょう。



小さな子どもがいるなら、安全性の高さは重要なポイントだよね!
部屋に合うサイズの商品を選ぶ
空気清浄機を導入する際は、お部屋に合うサイズの商品を選ぶ必要があります。空気清浄機は部屋の広さに対して適切なサイズが定められています。
広すぎるお部屋に対して小さな機種を使用すると、空気清浄機の十分な効果を得ることができません。
空気清浄機を購入する際は、お部屋の広さに適しているサイズを購入するようにしましょう。
メンテナンスのしやすさで選ぶ
空気清浄機を活用して、お部屋を快適な空間にするためには、定期的なメンテナンスが必要です。
小さな赤ちゃんがいる過程では、定期的なメンテナンスに対し、手間を感じることもあるでしょう。
そのため、空気清浄機を導入する際は、メンテナンスのしやすさで選ぶのもおすすめの方法です。フィルター交換が簡単にできたり、部品の取り外しが簡単な商品がおすすめです。
部品の取り外しが簡単で手軽に洗えるため、常に清潔な状態をキープしやすいです。
メンテナンスが複雑な空気清浄機を導入すると、放置しがちになるのも無理ありません。空気清浄機のメンテナンス回数が低下すると、効果が落ちてしまう原因にもなります。



メンテナンスのしやすくないと、忙しいママの負担になってしまうよ…
追加機能が備わっている商品を選ぶ
空気清浄機を導入する際は、追加機能が備わっている商品を検討するのもおすすめです。
- 加湿機能
- 脱臭機能
- 除菌機能
- イオン発生機能付き
上記のような追加機能が備わっていれば、より快適な環境作りが整えやすくなります。
特に冬場は乾燥しがちです。そのため、加湿器機能が搭載されていれば、赤ちゃんの肌を乾燥から守れます。
また、イオン発生機能付きの空気清浄機は、ウィルス対策を徹底したい方に人気です。
環境の快適さだけでなく、家族の健康やライフスタイルに合った追加機能が搭載されている空気清浄機を検討しましょう。
ランニングコストで選ぶ
空気清浄機を導入する際は、ランニングコストも必ずチェックしておきましょう。
空気清浄機には、以下のランニングコストがかかります。
- フィルター交換
- 電気代
空気清浄機は24時間つけっぱなしにしている家庭が多いです。
24時間空気清浄機を使用していることで、かかる電気代が気になっている方は多いでしょう。
電気代が気になる方は、省エネ設計がされている商品がおすすめです。また、空気清浄機を定期的にメンテナンスするためにフィルターの交換が必要です。
ランニングコストをできるだけ抑えるためには、フィルター寿命が長く交換頻度を抑えられるモデルがおすすめです。
購入前にフィルターの価格や交換する目安の時期を把握しておくと、空気清浄機を導入した後のランニングコストに悩まされる必要がなくなります。



ランニングコストも正しく理解していないといけないね!
口コミ評価を参考にして選ぶ
ここまで空気清浄機を選ぶポイントをさまざま紹介してきました。しかし、最も重要なのは、実際に使用している方の口コミを参考にすることです。
例えば「静音性が高い」というキャッチコピーで販売されている空気清浄機があったとしましょう。その商品が本当に遮音性が高いのかどうかは実際に使用している方の声が1番参考になります。
お手入れのしやすさや、赤ちゃんに優しい設計がされているのかなど、カタログだけではわからない事は、実際に使用している方のリアルな声を参考にしてみましょう。
おすすめの空気清浄機で赤ちゃんと快適に過ごそう!
今回の記事では空気清浄機の効果、家庭に合った空気清浄機の選び方をご紹介しましたが、いかがでしたか?
小さな赤ちゃんがいる家庭では、以下のポイントを抑えた空気清浄機を導入すると良いでしょう。
- フィルターの種類で選ぶ
- 静音性の高さで選ぶ
- 安全性の高さで選ぶ
- 部屋に合うサイズの商品を選ぶ
- メンテナンスのしやすさで選ぶ
- 追加機能が備わっている商品を選ぶ
- ランニングコストで選ぶ
小さな赤ちゃんは免疫力が弱いのが特徴です。環境にも敏感で空気中に浮遊している有害物質はしっかり取り除いてあげたいものです。
ただ、空気清浄機の効果をしっかり発揮するためには24時間作動しておく必要があります。小さな赤ちゃんの睡眠を妨げないためにも、静かな運転音で使用できるモデルの購入がおすすめです。
育児中でも負担なく、空気清浄機を使いつづけるために、メンテナンスが手軽なものをチョイスするのも重要なポイント。
また今回の記事では、おすすめの空気清浄機もいくつかピックアップしてみました。それぞれのライフスタイルに合った空気清浄機をぜひ見つけてみてくださいね。


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