新生児の睡眠時間ってどれくらい?|質の良い睡眠をさせるための5つのポイント

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「新生児は寝る・飲む・泣くが仕事」といいますよね。今回は、新生児の睡眠にピントを当てて紹介していきます。

新生児はたっぷり寝かせる必要があるとはいいますが、そもそもどれくらいの睡眠時間を取らせれば良いのでしょうか?またできることなら、質の良い睡眠を取らせてあげたいですよね。

今回の記事では、新生児の睡眠について紹介していきます。新生児の睡眠時間や、質の良い睡眠を取らせるためのポイント、なかなか眠れない赤ちゃんへの対策も併せて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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新生児はよく眠るとは聞くけれど…

「新生児はよく眠る!」とは聞くけれど、どれくらいの時間眠るのが理想的なの?と疑問を抱いているパパやママは少なくないのではないでしょうか。

 中には「新生児はよく眠ると聞いていたのに、全然寝てくれない!」と頭を抱えているパパやママもいるかもしれません。

寝不足が続くと、リラックスして育児をするのも難しくなりますよね。パパとママの関係もギスギスしてしまったりすることもあるかもしれません。

ただ、生まれたばかりの新生児は、まだ眠るのが得意ではありません。快適に眠らせてあげるためには、パパやママが良い環境を整えてあげる必要があるのです。

パパとママが2人で協力して、赤ちゃんが眠りやすい環境作りができるといいですね。

新生児の平均睡眠時間はどれくらい?

新生児は寝るのが仕事といいますが、そもそも平均どれくらいの睡眠時間が取れていたら理想的なのでしょうか。

新生児は、大人のようにまとまって睡眠を取るのではなく、短時間の睡眠を繰り返しとります。中には、授乳をした後、3時間ぐっすり眠れる赤ちゃんもいますが、細かく起きるからといって過度に心配する必要はありません。

新生児は、個人差はありますが、1日16時間から20時間程度の睡眠をとっています。

成長するにつれ、睡眠の時間は自然と短くなっていきますが、新生児のうちは短い眠りを繰り返しながら、ほとんどの時間を寝て過ごしていることでしょう。

新生児に快適な睡眠をさせるための5つのポイント

先程の見出しで、生まれたばかりの新生児は、まだ眠ることが得意ではないと紹介しました。

しかし、新生児を健やかに成長させるためには、心地の良い睡眠を取らせる必要があります。新生児に快適な睡眠をさせるためには、いくつかのポイントを抑えておく必要があります。

新生児に快適な睡眠をさせるためのポイント
  • 睡眠の前は部屋の明かりを消す
  • 部屋を快適な温度と湿度にする
  • 音がならない環境で寝かせる
  • 寝具を調整する
  • 新生児の身体の一部に触れておく

上記の5つは、パパやママが赤ちゃんに快適な睡眠をさせてあげるためにできるポイントだとされています。

次の見出しで詳しく紹介していきます。

ポイント1:睡眠の前は部屋の明かりを消す

大人でも明るい部屋で心地の良い睡眠を取ることはできません。寝かしつける前には、部屋の明かりを消すようにしましょう。

部屋を明るくすることが習慣付ければ「部屋が暗くなったらお昼寝の時間」と赤ちゃん自身が認識できるようになり、寝入りがスムーズになりやすくなります。

ポイント2:部屋を快適な温度と湿度にする

新生児がどのくらいの室温と湿度で快適に過ごせるか知っていますか?生まれたての赤ちゃんは、体温調整が難しいため入院している間は、体を温めていたはずです。

しかし、退院してからは、大人が快適に過ごせる温度で、新生児も快適に過ごせているため、必要以上に服を着せ込んだり、お布団をかける必要はありません。

目安としては、室温は20度から25度程度、湿度は50%から60%が快適に過ごせるといわれています。

ただ、夏はほとんどのご家庭で冷房を稼働させることでしょう。冷たい空気は下に溜まりまるため、お布団に寝ている赤ちゃんは、大人が感じているよりも冷たく感じていることがあります。

室温だけで調整するのではなく、扇風機で循環しながら快適な温度を保ってあげましょう。

ポイント3:音がならない環境で寝かせる

新生児は、視力が発達していないことから、聴力がかなり敏感です。そのため、小さな音でも反応してしまいます。

赤ちゃんが眠る空間は、できるだけ音が鳴らない環境を整えてあげましょう。

ポイント4:寝具を調整する

新生児に快適な睡眠を取らせるためのポイント2で紹介したように、夏場に稼働させると、下に冷たい空気が溜まってしまいます。

服装で調整することもできますが、寝具を使うのもおすすめです。タオルケットやバスタオルなどをかけてあげるだけでも、快適に睡眠を取れるようになります。

ただ、赤ちゃんの手足は熱を放つために冷たくなっている傾向があります。手足が冷たくなっているからと心をかけてしまうと、熱が体内にこもってしまいがちです。

タオルケットをかける場合には、お腹周りにかけてあげるだけで充分です。お腹周りに何かがかかっていると、安心感が増しより快適に睡眠を取れるようになります。

ポイント5:新生児の身体の一部に触れておく

赤ちゃんは、1人の空間に心細く恐怖心を感じてしまいます。快適に睡眠を取らしてあげるためには、寝ている赤ちゃんの身体の一部に触れておいてあげましょう。

ただ、赤ちゃんが寝ている間に終わらせておきたい家事などもあり、ずっと身体の一部に触れておくのは不可能ですよね。

3児のママである私も同じで、上の子のお世話などもあり新生児の身体の一部にずっと触れておくことが難しかったのですが、枕やぬいぐるみなどを使用していました。

枕やぬいぐるみを私の代わりに、背中やお腹にプレイさせておくだけでも、ぐっすり眠ってくれていましたよ。ぜひ試してみてください。

なかなか眠れないのは「魔の3週目」だからかも…

この記事にたどり着いたパパとママの中には「最近までよく眠っていたはずなのに、急にぐずるようになった…」と頭を抱えている方もいるのではないでしょうか。

もしかして生まれてから3週間程度が経っていませんか?

実は、生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ自分が生まれたことに気づいていないことが多いです。そのため、自分がお腹の中で過ごしていたように、起きたり眠ったりをスムーズに繰り返せています。

しかし、生まれて3週間ほどが経過すると、自分がこの世に生まれてきたことを実感するようになり、うまく眠れなくなってしまうのです。

このことから「魔の3週目」とも呼ばれています。よく眠っていた赤ちゃんが、いきなり眠らなくなると、不安に感じるかもしれません。

「最近までよく眠ってくれていたのに、どうして!」と時に、苛立つこともあるでしょう。

ただ、生後3週間経って、自分がこの世に生まれてきたことに気づくことも成長の1つであるのです。

まとまって眠れるようになるのはいつごろから?

短い睡眠を繰り返しとっている新生児がまとまって眠れるようになるのはいつ頃からなのでしょうか?

夜も短い睡眠を繰り返し取る赤ちゃんとの生活は、寝不足にもなり大変ですよね。

まとまって眠れるようになるのは、個人差があります。夜間の授乳をやめたタイミングで眠れるようになる子もいれば、3歳ごろまで夜泣きをする子供もいるのは事実です。

日中は、お昼寝のルーティーンが定まると少しずつまとまって眠れるようになります。

赤ちゃんの成長ペースは個人差があるので、必要に応じて対応してあげましょう。

上手く睡眠がとれない新生児にしてあげられること

これまで、新生児の睡眠についてさまざま解説してきました。生まれたての赤ちゃんは、睡眠がうまく取れないのが特徴です。

最後に上手く睡眠が取れない赤ちゃんに対して、パパとママがしてあげられることを4つピックアップしてみました。

上手く睡眠が取れない赤ちゃんにできること
  • 起きている時間に太陽を浴びさせる
  • 寝かしつけ前のルーティンを決める
  • 体をやさしくさすってあげる
  • 寝かしつけサポートのおもちゃを使ってみる

上記の4つについて、次の見出しで詳しく解説していきます。

対策1:起きている時間に太陽を浴びさせる

生まれたての赤ちゃんは、昼と夜の区別がうまくできていません。昼と夜の区別をさせてあげるためにも、起きている間に太陽の光を浴びさせてあげましょう。

太陽の光を浴びると、体力も消耗しやすくなるため、スムーズに睡眠が取れるようになります。

小さいうちはベランダに出て、外気に触れさせるだけで充分です。

対策2:寝かしつけ前のルーティンを決める

寝かしつけの前のルーティーンを決めると、スムーズに睡眠が取りやすくなります。

ルーティーンを決めておくと、赤ちゃん自身がこれからの流れを把握できるようになるためです。

寝かしつけ前のおすすめルーティーン
  • 絵本を読む
  • 子守唄を歌う
  • 体をマッサージする

上記がおすすめのルーティーンです。

これから眠る前のルーティーンであるため、激しく遊ぶことよりも、リラックスできることを考えてあげましょう。

対策3:体をやさしくさすってあげる

体を優しくさすってあげるのもおすすめの対策です。体を優しくさすってもらえると、少しずつ体が温まってきます。また、誰かがそばにいる安心感も増すことでしょう。

優しく擦ってあげる体の部位
  • 背中
  • 太もも

上記の場所をさすってもらうと、赤ちゃんの気持ちがリラックスして入眠しやすくなります。

入眠してすぐに手を止めてしまうと、すぐに目が覚めてしまう赤ちゃんもいるので、眠ってから5分から10分程度は擦り続けるようにしましょう。

対策4:寝かしつけサポートのおもちゃを使ってみる

寝かしつけに毎回時間がかかってしまうようなら、パパとママの体力も消耗してしまいますよね。

その場合は、寝かしつけサポート付きのおもちゃやアイテムを使ってみるのもおすすめです。

寝かしつけサポートのおもちゃやアイテム
  • 音の鳴るぬいぐるみ
  • メリー
  • バウンサー

上記の3つは、主に寝かしつけサポートのおもちゃやアイテムです。

睡眠を取りやすくなる音楽が鳴ったり、パパやママが抱っこをしているかのような揺れを再現してくれるものだったりします。

赤ちゃんとの相性が良ければ、寝かしつけだけでなく、家事の合間にも利用することができるので、かなり育児が楽になるおすすめの商品です。

新生児の睡眠ペースを掴めば、寝かしつけもかなり楽に!

新生児の睡眠時間や、質の良い睡眠を取らせるためのポイント、なかなか眠れない赤ちゃんへの対策を紹介しましたが、いかがでしたか?

はじめての育児だと、新生児の睡眠のペースをつかむこともできず、戸惑うことも多いでしょう。

赤ちゃんも初めての経験ばかりですが、パパとママも同じように初めての経験ばかりですよね。

すべてのことが初めからうまくいくわけではありません。パパとママ、そして赤ちゃんとの関係もこれから築いていくわけです。

赤ちゃんの睡眠について、悩みや不安を抱えることもあるでしょう。しかし、赤ちゃんの睡眠のペースを把握することができれば、寝かしつけもスムーズにできるようになります。

成長するにつれ、まとまった睡眠が取れるようになってきますので、過度に心配しすぎるのではなく、少しずつ解決策を見つけていってくださいね。

本メディアでは育児のさまざまなお悩みを解決すべく、ママライターが記事を執筆しています。

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