育児には正解がありません。正解がないからこそ、以下のような後悔をしてしまうママも多いでしょう。
- 「あの時の自分は間違ってたんじゃないか…」
- 「もう少しできることがあったんじゃないか…」
育児には後悔がつきものではありますが、できるだけ後悔のない生活を送りたいものですよね。
今回は、先輩ママに「育児で後悔していること」を聞いてきました。
赤ちゃんとの接し方で後悔していること
はじめての育児だと、赤ちゃんとどんなふうに接したらいいのか、わからなくなってしまいますよね。だからこそ、赤ちゃんが成長したタイミングで「自分の接し方が悪かったんじゃないか…」と後悔しているママが多く存在します。
まず初めに赤ちゃんとの接し方で、先輩ママが後悔している内容を紹介していきます。
他のママはどんなことで後悔しているのかな〜
夜泣きが辛くてキツくあたってしまった
赤ちゃんは夜泣きをするものとわかっていても、毎日まとまった睡眠がとれないと、肉体的にも精神的にも辛くなるのは当然です。
ストレスがたまった状態だと、どれだけ赤ちゃんのことを愛おしいと思っていても、キツくあたってしまうこともあるようです。
夜泣きはいつか落ち着きます。赤ちゃんが成長し、夜泣きがなくなると「どうしてあんなにキツくあたってしまったんだろう…」と後悔しているママが多いようです。
母乳をもう少しあげたらよかった
ミルクのみで育児をするママや、母乳とミルクを混合で育児をしているママがたくさんいます。
ミルクだとママ以外の人でも授乳できますが、母乳はママしか赤ちゃんに与えることができません。
赤ちゃんとママにとって、1番ストレスのない授乳方法を選択していたとしても、赤ちゃんが成長したり、断乳のタイミングで「母乳をもう少しあげたらよかった…」と後悔しているママが多いです。
漠然とした不安に囚われすぎてしまった
特に初めての育児だと、漠然と以下のような不安を抱えているママも多いでしょう。
- ちゃんと育児ができるのか
- 親子の絆を深められるのか
- いざという時に子どもを守れるのか
漠然とした不安に襲われていたせいで、かけがえのない日々を心から愛おしく思えなくなっていたママも・・
「解決できない不安にいつまでもクヨクヨせずに、もっと今しかない姿を目に焼き付けておけばよかった…」と後悔しているママが多数。
自分の命よりも大切な存在に対して、不安を感じるのは自然なことです。
しかし、不安ばかりに囚われるのではなく、今を楽しむことも大切ですね。
もっとパパに頼ればよかった
ママはお腹の中で、赤ちゃんを育てている時から母性が育まれていますが、パパは赤ちゃんを実際に抱いてから父性が宿ることが多く、ママとタイムラグが生じています。
そのタイムラグのせいで、ママがパパのことを頼りきれなくなるのはよくある話です。
ただ、パパも赤ちゃんにとってたった1人の父親であることに変わりはなく、一緒に育児に参加することが重要です。
「もう少しパパを信頼したらよかった…」、「意地にならないで、パパを頼ればよかった…」と後悔しているママも多いです。
どうやって育児に参加したらいいかわからないパパがいるなら「自分でやった方が早い!」と諦めるのではなく、以下のようにパパだけの仕事を作るのもありです!
- お風呂
- 夜の寝かしつけ
- ゴミ出し
いきなり色々パパに任せるのは難しいでしょうが、少しずつお願いできることが増えていくとママの負担もグッと減りますよね。
写真や動画で後悔していること
スマートフォンなどで、写真や動画などを撮影し、気軽に育児の思い出を残せるようになりました。
しかし、気軽に思い出を残せるようになったからこそ、思いがけないトラブルで後悔している先輩ママが多く存在します。
ママと2人の写真がないこと
記念写真など、節目の写真はママが写っていても、何気ない日常の一コマを切り取った写真にママが写っていることってほとんどありません。
これからママになる女性には、授乳している姿や、ママが愛おしいそうに赤ちゃんを見つめている写真などたくさん残してほしいと願っている先輩ママが多いです。
フィルターがかかっている写真ばかり
最近では、SnowやSnapchatなど、フィルターで可愛い動物になれたり、キレイに写真を残せるアプリが配信されていますよね。
可愛い動物のフィルターがかかっている赤ちゃんはかわいいですが、加工を全くしていない状態の赤ちゃんの写真も残してあげましょう。
裸やおむつの写真があまりない
日常生活で、赤ちゃんが裸やおむつ姿になるタイミングは、服が汚れた時やお風呂あがりではないでしょうか。
服が汚れた時やお風呂あがりは、バタバタしていて写真を残すことまで頭が回らないことでしょう。
しかし、ムチムチした赤ちゃんならではの姿は裸やおむつ姿だからこそ、その良さを発揮します。
部屋を暖かくするなど、赤ちゃんの体調を崩さないように配慮して、裸やおむつ姿を写真に残してあげてくださいね。
写真や動画のデータが飛んでしまった
スマートフォンで、写真や動画を撮影しても、データはそのまま…という方も多いのではないでしょうか。
しかし、水没したり破損したりなど、データが飛んでなくなく諦めた…というパパやママが残念ながら多くいます。
育児をしていると、一日が過ぎていくのがあっという間で、データの管理に手が回らないかもしれません。
でも、何百枚もの思い出が一瞬で消える前に定期的にアルバムにするなど、手元に残しておくことが大切です。
子どものお祝い行事で後悔していること
先輩ママが育児で後悔しているのは、赤ちゃんとの接し方や写真や動画についてだけでは無いようです。実は、子どものお祝い行事で後悔しているママも多く存在します。
最後に、先輩ママが子どものお祝い行事についてどんなことで後悔しているのかを紹介します。
お祝い行事をなにもしてあげてない
お宮参りやお食い初め、ハーフバースデーなど、生まれてから1年間はたくさんのお祝い行事があります。
しかし、ママや赤ちゃんの体調が優れなかったり、天候が悪いなどで行事が先延ばしになることもよくある話です。
節目のタイミングで、きちんとお祝いをしている家族をみると「私もしっかりお祝いをしてあげたらよかったな…」と後悔しているママが多いようです。
祖父母にも参加してもらえばよかった
お祝い行事は、パパとママの2人だけで行う家庭も増えてきていますが、まだ祖父母が参加することの方が多いのではないでしょうか。
祖父母が遠方に住んでいたり、参加が難しいこともあるかもしれませんが、祖父母も一緒に赤ちゃんの成長を喜び、祈っている家族を見ると次のような後悔をしてしまうケースも・・・
- 「にぎやかにお祝いしてあげたらよかった…」
- 「自分たちの両親も、本当は参加したかったのかもしれない…」
すべての行事に参加が難しいにしても、お宮参りや、お食い初めなど、何らかの行事に参加できるように計画を立てられたらいいですよね。
子どもの希望を聞いてあげればよかった
七五三など、めったに着られない衣装を着用できるイベントは、以下のようにママ好みの衣装を着用させたくなる気持ちもわからなくありません。
- 「ピンク色のドレスを着させたい!」
- 「今風の袴を着させたい!」
ただ「めったに着られないから、自分の好きな衣装を着たい!」と子どもが思っていることもあるでしょう。
特に女の子は、自分の意思がはっきりしているはず。着用したい衣装がママの意見と異なった場合に「やっぱり自分が好きな衣装を着させてあげればよかったかも…」と後悔しているママも多いようです。
最近では、何着ドレスを着用しても、衣装料は無料と言うフォトスタジオも増えてきています。
子どももママも満足いくお祝い行事を過ごせるように検討してみましょう。
正解はないけれど後悔のない子育てを
記事の冒頭で「育児に後悔はつきもの」とは言いましたが、できるだけ後悔のない子育てをしたいと思っているのは、どんなママでも同じではないでしょうか。
赤ちゃんのことを心から愛しいと思っているからこそ、後悔をしてしまうのです。
後悔をしたからといって、過去が取り戻せるわけではありません。正解のない子育てですが、できるだけ後悔なく、愛おしくかけがえのない日々を過ごしてくださいね。
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