出産する予定の病院へ向かうために、陣痛タクシーを登録している方も多いでしょう。しかし、陣痛タクシーに登録していても「いざ出産当日を迎えたタイミングで利用できなかった…」という方も少なくありません。
では、陣痛や破水が起きたタイミングで、陣痛タクシーが来ない場合はどうしたら良いかについて今回の記事では解説しています。一般のタクシーを利用する際のマナーや、救急車の出動要請をして良いのかを判断する基準を合わせて解説しています。
ぜひ参考にしてみてください。

陣痛タクシーがこない時の4つの対応策
鎮痛タクシーを登録していても、出産当日を迎えて陣痛タクシーの配車ができない事は実は多くあります。
陣痛や破水が起きているにもかかわらず、陣痛タクシーが来ないと慌てますよね。そんなときのために陣痛タクシーが来なかったときの対応策を考えておくべきです。
陣痛タクシーが来ないときの対応策を以下に4つまとめました。それでは詳しく解説していきます。
- 代替策がないか問い合わせをする
- タクシーアプリを活用する
- 近所のタクシーに配車依頼をする
- 両親や友人に依頼をする
代替策がないか問い合わせをする
鎮痛タクシーの中には破水対策がされているタクシーとそうでないタクシーが存在します。例えば「破水したので陣痛タクシーをお願いします!」と依頼したとします。
破水対策がされている車がいないと、配車はされないため、その場合は「破水対策はできる限り自身でするため、他のタクシーの配車は依頼できないですか?」と代替策がないかの問い合わせをしてみましょう。
自身でできる破水対策については、別の見出しで詳しく解説しているので、ぜひそちらを参考にしてみてください。

破水していないなら、破水対策がされていない陣痛タクシーに乗車ができるよね!
タクシーアプリを活用する
鎮痛タクシーを登録するのと、同時にタクシーアプリにも登録しておきましょう。
陣痛タクシーの配車ができなかった時は、タクシーアプリを活用するのがおすすめです。タクシーアプリを活用すれば、近くにいるタクシーが一目でわかるため、スムーズに配車依頼ができます。



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近所のタクシーに配車依頼をする
近所のタクシーに配車依頼をするのも、1つの方法です。
近くのタクシー会社に電話をして配車依頼をしたり、近所を走っているタクシーを止めて利用する方法があります。
ただ一般のタクシーの中には「妊婦の乗車はさせられない」と規約が定められている会社もあります。
破水対策がされていないことや、万が一の時に対応できず、赤ちゃんとママの命を守れない可能性があることが理由です。
一般のタクシーを利用する際は、伝えておきたいことを以下にまとめました。
- 妊婦であること
- 陣痛が起きていること
- (破水していたら)破水していること
上記の情報を必ず伝えて、一般のタクシーを利用するようにしましょう。
陣痛が起きていても、乗車させてくれるタクシーもたくさんあるから、慌てずに問い合わせしてみよう!
両親や友人に依頼をする
陣痛タクシーがつかまらなかった場合、両親や友人に依頼をしている方が多いようです。
両親や友人に依頼をするメリットを以下にまとめました。
- タクシーの配車を待たなくても、すぐに病院に迎える
- リラックスした気持ちで、出産まで過ごせる
- ママの体調や陣痛の変化を家族と共有できる
ただし、もちろんデメリットも存在します。
- 家族や友人が慌てて落ち着いて運転できない
- 交通渋滞に巻き込まれる可能性がある
- 出産が思ったより早く進んだときに対応できない
家族や友人と出産する予定の病院へ向かう場合は、できるだけスムーズに出発しましょう。
また、出産予定の病院までのルートを1つだけではなく、複数考えておくことで、交通渋滞に巻き込まれる可能性を防げます。
破水をした状態で一般のタクシーを利用する際のマナー
破水をしている状態で、陣痛タクシーが来ないと、一般のタクシーを利用する場合があります。陣痛タクシーは破水対策がされていますが、一般のタクシーでは破砕対策はされていません。
一般のタクシーを利用して、出産予定の病院まで向かう際は自身でできる限りの破水対策をする必要があります。
破水した状態で、一般のタクシーを利用する際には、以下の4つのマナーを押さえておく必要があります。
- 乗車前に破水していることを伝える
- 防水シートや大きめのタオルを持参して破水対策をする
- ビニール袋やおしりふきも準備しておく
- スマホで産院の住所をメモしておく
乗車前に破水していることを伝える
陣痛が起きていたり、破水をしている状態で、一般のタクシーに乗車する際には、今の状況を事前に伝えておく必要があります。



陣痛起きていることと、破水していることは必ず事前に伝えておこう!
防水シートや大きめのタオルを持参して破水対策をする
破水している状態で、一般のタクシーに乗車する際は、防水シートや大きめのタオルを持参して破水対策をするようにしましょう。
ペット用のシートも充分防水できるため、乗車する際には、シートの上にペットシートを引いてその上に座るだけでも対策になります。
また、バスタオルを股の間に挟んで漏れてくる用水をタオルで吸収させる方法もあります。
また、大きめのナプキンや、破水用のナプキンも事前に用意しておくと良いでしょう。
ビニール袋やおしりふきも準備しておく
車内が羊水で汚れてしまう可能性がゼロとはいえません。そのため、ビニール袋やおしりふきも必ず準備しておきましょう。
ビニール袋やおしりふきを持参しておけば、万が一出血した場合でも、さっと拭き取って降車できます。



痛みを感じていても、できるだけ清潔な状態で降車できるように対策しておきたいね!
スマホで産院の住所をメモしておく
一般のタクシーに乗車する際は、出産予定の病院の住所をメモして、ドライバーに渡すようにしましょう。
陣痛や破水が起こると、ママも冷静でいられなくなります。
冷静でいられないと、出産する予定の病院の名前や住所を正確に伝えることが難しくなることもあるはずです。
病院の名前や住所を事前にメモしておけば、渡すだけで正確に伝えられます。
陣痛タクシーがこない時に救急車は使っていいの?
「陣痛タクシーが使えなかったら、救急車は使ってもいいの?」と気になっている方がいるでしょう。
出産する上で、救急車の出動要請をする事は基本的にはNGです。
出産は緊急事態ではないため、救急車の出動要請はせず、必ず自身で出産予定の病院まで向かうようにしましょう。
ただ、赤ちゃんとママの命の危険性が考えられる場合は、速やかに救急車を要請しなければなりません。
救急車を呼ぶべきケースや、実際に救急車を利用した方の体験談をこの見出しではまとめています。
救急車を呼ぶべきケースとは?
一般的に出産が理由で、救急車の出動要請をするのはNGですが、以下のようなケースが発生した場合は、速やかに救急車の出動要請をしなければなりません。
- 破水の色が緑や茶色っぽい(胎児が危険な状態の可能性)
- 強い陣痛が短い間隔で続いている(5分間隔未満)
- 大量出血がある
羊水の色が混濁していたり、陣痛の感覚が短く、赤ちゃんの頭が見え隠れしている状態は、かなり危険な状態です。
また、大量に出血している場合は、胎盤が剥がれているなど、赤ちゃんとママの命を脅かす可能性もあります。
このようなケースに当てはまる場合は、速やかに救急車の出動要請をするようにしましょう。



少しでも異常を感じたら、かかりつけの産院に指示をもらってみてね!
実際に救急車を利用した人の体験談
実際に出産のために救急車を出動要請した方は少なくありません。その方たちの体験談をまとめました。
初めての出産で、陣痛がどの程度なら病院に行くべきか分かりませんでした。
最初は間隔がバラバラで我慢できる痛みでしたが、急に5分間隔になり、立っていられないほどの痛みに。夫と相談し、すぐに救急車を呼びました。
救急隊の方が優しく声をかけてくれ、病院までの道中も落ち着けるようサポートしてくれました。結果的に、病院に着いてからすぐに出産となり、救急車を呼んで本当に良かったと思いました。
公共交通機関や徒歩で移動してもいいの?
- 「陣痛タクシーが捕まらないから、公共交通機関で出産する予定の病院まで向かおう…!」
- 「近いから徒歩で移動しても大丈夫そう…!」
上記のように陣痛タクシーがつかまらないと、公共交通機関や徒歩での移動を検討する方もいるでしょう。
しかし、陣痛タクシーの配車に時間がかかるからといって、公共交通機関や徒歩での移動は基本的にはNGです。
なぜなら、出産の進み方は人それぞれで、思っているより、早くお産が進む可能性もあるからです。
一般のタクシーや、タクシーアプリ・家族や友人の車を利用して、出産予定の病院へ向かうようにしましょう。



出産はどんな風に進むかわからないから、公共交通機関や徒歩での移動は危険だよ!
産院までの移動に慌てないための4つのコツ
陣痛や端が起こると、冷静ではいられません。さらに、陣痛タクシーの配車に時間がかかるとなると落ち着いて対応するのは難しくなるでしょう。
しかし、ピンチの中でもできるだけ慌てずに対応するためには、事前にいくつかのシミュレーションや準備をしておく必要があります。
出産予定の病院までの移動に慌てないために、事前にできるシミュレーションや準備を以下に4つまとめました。それでは早速詳しく解説していきましょう。
- 陣痛タクシーを確実に利用できるようにしておく
- 陣痛タクシーが来ない時のシミュレーションをしておく
- タクシーアプリをいくつか登録しておく
- 家族や友人に相談をしておく
陣痛タクシーを確実に利用できるようにしておく
陣痛タクシーを確実に利用するために、いくつかのサービスに登録しておくのがおすすめです。
いくつかのサービスに登録しておけば、すぐに別の陣痛タクシーで対応できるため、スムーズに出産する病院まで向かうことができます。



タクシーアプリをインストールするなら「タクシーGO」がおすすめ!
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陣痛タクシーが来ない時のシミュレーションをしておく
陣痛タクシーの配車ができなかったときのシミュレーションを必ずしておきましょう。陣痛タクシーが来ない時に別の方法で移動する手段は、記事の冒頭の見出しで詳しく解説しています。
ぜひ、そちらを参考にしていただいて、陣痛タクシーだけに頼らず、別の方法でも行けるように、事前に準備しておくことが大切です。
タクシーアプリをいくつか登録しておく
タクシーアプリの登録も陣痛タクシーと同様にいくつか完了させておきましょう。
陣痛タクシーの配車に時間がかかった場合に、次に便利に活用できるのはタクシーアプリです。ただタクシーアプリも使用するサービスによっては、最新の情報が閲覧できない可能性があります。
タクシーアプリをいくつか登録しておけば、一番近くにいるタクシーをスムーズに配車手配できるため便利です。



「タクシーGO」は日本最大級のタクシー配車サービスだから、安心!
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家族や友人に相談をしておく
出産間近になると、家族や友人に必ず相談しておきましょう。「陣痛タクシーやタクシーアプリはいくつか登録しているんだけど、それでももし配車に時間かかりそうな時は頼んでもいいかな?」など家族や友人に事前に周知しておけば、助けてくれる方が必ず見つかります。
家族や友人と一緒に出産予定の病院へ向かうには、いくつかのデメリットがあるものの、反射を待たずにスムーズに移動できるメリットがあります。
家族や友人の車で出産予定の病院へ向かう際は、できるだけ慌てず、冷静に安全運転で向かうようにしましょう。
おすすめのタクシーアプリは「タクシーGO」
タクシーアプリ『GO』は、GO株式会社が提供する日本最大級のタクシー配車サービスです。リアルタイムな位置情報連携と高度な配車ロジックにより、ユーザーと近くのタクシーを迅速にマッチングし、スムーズな乗車ができるのが特徴です。
一般的なタクシー配車サービスですが、陣痛が始まった妊婦の方でも手軽に利用できるため、出産を控えているママは陣痛タクシーの登録と同時に「タクシーGO」アプリの登録も行っておきましょう。
乗車時にはドライバーに状況を伝えておくことで、安全かつ迅速な移動が可能になります。
「タクシーGO」ではアプリ内決済機能「GO Pay」を利用できます。決済アプリが活用できることで、降車時の支払いが不要です。陣痛の痛みを感じている最中に支払いをする必要がなくなります。
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陣痛タクシーがこない場合でも慌てず冷静に!
陣痛タクシーは、事前に登録していても深夜や早朝、悪天候などが理由で、配車に時間がかかる場合があります。
陣痛タクシーの配車に時間がかかると「陣痛タクシーで産院まで向かう予定にしていたのに、配車に時間かかるなんて、予想外!」と慌ててしまうのも当然です。
しかし、陣痛タクシーが来ないからといって、救急車の出動要請をするのはNGです。自力で出産予定の病院まで向かえるように、陣痛タクシーが来なかった場合の代替策を必ず用意しておきましょう。
陣痛タクシーが来ない場合は、以下の方法で向かうのがおすすめです。
- 一般のタクシーを利用する
- タクシーアプリを活用する
- 家族や友人に依頼する
一般のタクシーや家族や友人に依頼する場合は、出来る限りの破水対策をして乗車するようにしましょう。
陣痛タクシーだけに頼らず、いくつかのパターンを用意してあせらず、冷静に対応できるようにしておくことが大切です。


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