赤ちゃんがよちよち歩きを始める頃、多くのママやパパが気になるのが「ファーストシューズはいつから履かせるべき?」という疑問です。
成長の節目として記念にもなるファーストシューズですが、履かせるタイミングを間違えると赤ちゃんの足に負担をかけてしまうことも。
さらに、素材やサイズの選び方、実際の履かせ方にもコツがあり、何を基準に選べばいいのか悩む方も多いのではないでしょうか?
本記事では、ファーストシューズを履かせる適切な時期や選び方のポイント、さらに赤ちゃんが嫌がらずに靴に慣れるための履かせ方まで、初めての靴選びに役立つ情報を分かりやすく解説します。
これから一歩を踏み出す赤ちゃんのために、ぜひ参考にしてみてください。
ファーストシューズはいつから履けるの?
赤ちゃんのファーストシューズは、一般的に「ひとり歩き」が安定してから履かせるのがベストとされています。
多くの子どもは生後9〜18カ月頃に歩き始めますが、歩き出したからといってすぐに靴を履かせる必要はありません。

赤ちゃんは、生後9〜18カ月頃に歩き始めるんだね!
実は、最初のうちは裸足や滑り止め付きの靴下で足裏の感覚を養うことが大切です。歩くことに慣れ、外でもしっかりと歩けるようになった段階で、初めてファーストシューズの出番がやってきます。
ファーストシューズは、ただ可愛いだけでなく、赤ちゃんの足の成長をサポートする重要なアイテムです。
足をしっかり包み込みつつ、柔らかくて軽い素材を選ぶことで、歩行のバランスを助けてくれます。
また、ファーストシューズには靴底には適度な弾力と滑りにくさが必要です。これにより、外出時の転倒リスクを減らすことができます。



歩きはじめの赤ちゃんは、段差がないところでもつまずいて転んでしまうよ…。
焦って早くから履かせるよりも、赤ちゃんの歩行の発達を見守りながら、最適なタイミングでファーストシューズを用意することが、健やかな足の成長につながります。
ファーストシューズの選び方
赤ちゃんの成長に欠かせないファーストシューズ。見た目の可愛さだけでなく、歩きやすさや足への負担を考えた選び方がとても大切です。
この見出しでは、サイズ・素材・デザインなど、失敗しないための選び方のポイントを詳しくご紹介します。
- サイズの選び方
- 素材とデザインで選ぶ
- 室内用と屋外用の違いで選ぶ
- ブランド別の特徴で選ぶ
- 価格帯とコストパフォーマンスで選ぶ
サイズの選び方
ファーストシューズ選びで最も重要なのがサイズ選びです。
赤ちゃんの足は柔らかく、成長も早いため、合っていないサイズの靴を履かせると足の発達に悪影響を及ぼすことがあります。
実際には「大きめを買って長く履かせたい」と考える方も多いのですが、それは避けるべきです。
足にフィットしていない靴は転倒の原因になりやすく、赤ちゃんの歩く意欲も削いでしまうことがあります。
最適なのは、つま先に5〜10mm程度の余裕があるサイズです。購入時は、専門店で計測してもらうのがおすすめです。
また、足のサイズは月齢に関係なく個人差が大きいため、必ず試着をしてから決めましょう。
正しいサイズ選びが、赤ちゃんの健やかな第一歩をしっかりと支えてくれます。



長く履かせたいから、大きめを購入したいけど赤ちゃんの足にはよくないんだね…。
素材とデザインで選ぶ
赤ちゃんにとって履き心地はとても大切であり、素材とデザインは快適さと安全性を大きく左右します。
たとえば、通気性が高く、柔らかい布や天然皮革を使用した靴は、足への負担が少なく、汗をかいても蒸れにくいため快適です。
また、足首までしっかりと支えるデザインのものは歩行が安定しやすく、つまづきや転倒のリスクを軽減します。
さらに、赤ちゃんが自分で立ったり座ったりする場面も多いため、履かせやすさや脱げにくさも重視したいポイントです。
見た目の可愛さも大事ですが、それ以上に機能性に優れたデザインを選ぶことが大切です。
快適な素材と考えられたデザインが、赤ちゃんにとって心地よい歩行体験につながります。
室内用と屋外用の違いで選ぶ
ファーストシューズには室内用と屋外用の2種類があり、用途に応じた選び分けが必要です。
室内用は、主に保育園や自宅での歩行練習をサポートするもので、軽量で柔らかく、足裏の感覚を活かしながら安全に歩ける設計になっています。
一方、屋外用はアスファルトや土の上など、さまざまな地面に対応できるよう、靴底がしっかりしていて滑りにくい作りになっています。
室内用の靴を外で履かせてしまうと、すぐにすり減ったり、足への衝撃がダイレクトに伝わってしまうため注意が必要です。
それぞれの役割を理解して適切な場面で使い分けることが、赤ちゃんの足を守るうえでとても大切です。
初めての靴だからこそ、使用シーンに合わせた選び方が重要になります。



おうちの中も滑りやすいから、すべり止め付きのシューズを履かせると安心だよ!
ブランド別の特徴で選ぶ
数あるファーストシューズの中から選ぶ際には、ブランドごとの特徴に注目すると選びやすくなります。
たとえば「アシックス」や「ニューバランス」は、スポーツシューズのノウハウを活かした機能的な設計が魅力で、歩きやすさと足の保護を重視しています。
一方で「ミキハウス」や「ファミリア」は、可愛らしいデザインと同時に、日本人の足型に合った優しいフィット感が特徴です。
また「IFME」や「コンビミニ」などは、価格を抑えつつもしっかりとした機能性を持ち、コスパ重視の家庭に人気があります。
ブランドによって、重視しているポイントや靴の形状が異なるため、実際に履かせて比べてみることが大切です。
信頼できるブランドを選ぶことで、初めての一歩を安心してサポートできます。
価格帯とコストパフォーマンスで選ぶ
ファーストシューズの価格は2,000円台から10,000円以上と幅広く、どれを選べばいいか悩む方も多いかもしれません。
赤ちゃんの成長は早く、靴もすぐにサイズアウトしてしまうため、高価なものが必ずしも最適とは限りません。
ただし、あまりにも安価なものは素材や構造に不安があるケースもあるため注意が必要です。
選ぶ際には、履き心地や足へのサポート性、耐久性などを総合的に見て判断することが大切です。
また、セールやアウトレット、リユース品を上手に活用することで、機能性の高い靴をお得に手に入れることもできます。
価格だけで決めず、どれだけ赤ちゃんの足に合っているかを重視することで、満足度の高い買い物につながります。



お店でサイズチェックして、ネット通販で購入するのが賢い方法だよ!
赤ちゃんの足のサイズの測り方
ファーストシューズを選ぶうえで最も重要なのが、赤ちゃんの正確な足のサイズを知ることです。
小さすぎても大きすぎても歩きづらく、足の成長に影響することもあります。
ここでは、自宅で簡単にできる測り方や注意点を分かりやすく解説します。
- 正確な測り方の手順
- 測定時の注意点
- 自宅での簡単な測定方法
- 専門店での測定の利点
- サイズアップの目安
正確な測り方の手順
赤ちゃんの足のサイズを正確に測るためには、いくつかの手順を丁寧に行う必要があります。
まず、赤ちゃんがまっすぐに立てる状態を作り、両足に均等に体重がかかっているかを確認します。
次に、足のかかとを壁や定規の端にぴったりとつけ、つま先の一番長い部分までの長さを測ります。
このとき、左右で長さが違うことがあるため、両足を必ず測り、長い方のサイズを基準にすることが大切です。
最後に、足の実寸に5〜10mmのゆとりを加えたサイズが、ファーストシューズ選びの目安になります。
こうした丁寧な測定を行うことで、赤ちゃんの足にぴったり合った靴を選ぶことができ、快適な歩行と健やかな足の成長をサポートできます。



じっとしていられない赤ちゃんは、寝ている間に測るのもおすすめの方法だよ!
測定時の注意点
赤ちゃんの足のサイズを測る際には、いくつかの注意点を押さえておくことが大切です。たとえば、測定は立っている状態で行うことが推奨されています。
座ったままだと正確なサイズが出にくく、実際に靴を履いたときに窮屈に感じてしまうことがあります。
また、測定のタイミングは午後〜夕方がおすすめです。これは、活動によって足が少し膨張する時間帯であり、日中に履く靴のサイズを決めるのに適しています。
さらに、靴下の厚みもサイズに影響を与えるため、普段履いている靴下を履かせた状態で測ると安心です。
赤ちゃんはじっとしていられないことが多いので、測定は素早く、何回かに分けて落ち着いて行うと精度が上がります。細かな気配りが、靴選びの失敗を防ぐ鍵になります。
自宅での簡単な測定方法
自宅で赤ちゃんの足のサイズを測る方法として、紙とペン、定規を使ったシンプルな方法があります。
まず床に白い紙を敷き、その上に赤ちゃんを立たせます。足が紙の中央にくるようにし、足のかかととつま先部分のアウトラインをペンでなぞります。
その後、かかとから最も長いつま先までの距離を定規で測定します。左右の足をそれぞれ測り、長い方のサイズを基準にしましょう。
この方法は特別な道具がいらず、慣れれば数分で測れるため、定期的なサイズ確認にも向いています。
市販のフットメジャーや無料配布されている測定シートを活用すると、より簡単で正確に測れることもあります。自宅での手軽な測定で、赤ちゃんの成長に合った靴を常に準備しておけるのは心強いものです。



赤ちゃんの足を測るためのものさしがお手頃価格で販売されているよ!
専門店での測定の利点
ファーストシューズ選びにおいて、専門店で足のサイズを測ってもらうのは非常に安心感があります。
プロのスタッフが専用の測定器を使って、足の長さだけでなく、幅や甲の高さまで細かくチェックしてくれます。
これにより、赤ちゃん一人ひとりに合った靴のサイズや形を提案してもらえるため、靴擦れや歩行の不安定さを防ぎやすくなります。
また、正しい履かせ方や靴選びのポイントなど、実用的なアドバイスももらえるのが大きなメリットです。
特に初めての靴選びで不安を感じている親御さんには心強い存在となるでしょう。
自宅での測定に不安がある場合や、季節の変わり目などで買い替えを検討しているときには、専門店を活用することでより納得のいく選択ができます。
サイズアップの目安
赤ちゃんの靴は思った以上にすぐサイズアウトしてしまうものです。そのため、サイズアップのタイミングを見極めることも大切です。
目安としては、足の指先と靴の先端との間にあるゆとりが5mm以下になっていたり、靴を履かせるときに入りにくさを感じたりした場合は、買い替えを検討する時期といえます。
また、赤ちゃんが歩くのを嫌がったり、靴を脱ぎたがるようになったときも、サイズが合っていないサインかもしれません。
一般的に赤ちゃんの足は3カ月に一度サイズが変わることもあるため、定期的なチェックが必要です。
成長に合わせて適切なサイズの靴に買い替えることで、足の発達を妨げずに安心して歩ける環境を整えてあげましょう。



窮屈になっている靴を履かせ続けていると、足の成長の妨げになってしまうよ…。
ファーストシューズの履かせ方
せっかく選んだファーストシューズも、正しく履かせなければその効果は半減してしまいます。
履かせるタイミングやコツ、赤ちゃんが嫌がる場合の対処法まで、初めての靴に慣れてもらうための具体的な方法をご紹介します。
- 正しい履かせ方
- 履かせる際の注意点
- 履かせる頻度とタイミング
- 履かせる際の赤ちゃんの反応
- 履かせる際の親のサポート方法
正しい履かせ方
ファーストシューズは、ただ履かせればいいというものではありません。正しい履かせ方を知ることで、赤ちゃんの足をしっかり守ることができます。
まず、靴を履かせる前に靴の中に異物がないかを確認し、靴紐やマジックテープをしっかり緩めておきます。
赤ちゃんのかかとを靴の後ろにぴったりと合わせ、つま先までしっかり入っているか確認しましょう。
その後、足の甲を押さえながら、マジックテープやベルトをしっかりと締めていきます。このとき、きつすぎず緩すぎないことが重要です。
正しく履かせることで、靴の中で足が滑るのを防ぎ、歩行の安定にもつながります。初めての靴だからこそ、丁寧な履かせ方が赤ちゃんの安全と安心を支える鍵になります。



靴の中で足が浮いている状態になると、安定感がなくて危険だよ!
履かせる際の注意点
赤ちゃんにファーストシューズを履かせる際には、いくつかの注意点があります。まず、靴下の有無によってサイズ感が変わるため、実際に履かせる靴下と一緒に試すことが大切です。
また、赤ちゃんは靴を嫌がることが多く、ぐずったり暴れたりする場合もあるため、焦らずゆっくりと履かせるよう心がけましょう。
足を無理に押し込むと、足指を痛めたり、靴擦れの原因になることがあります。さらに、靴の中で足が正しい位置に収まっているかを確認することも欠かせません。
かかとが浮いていたり、つま先に余裕がなかったりすると、うまく歩けず転倒のリスクが高まります。
毎回の履かせ方を丁寧に行うことで、赤ちゃんも靴に対して安心感を持ちやすくなり、スムーズな歩行へとつながっていきます。
履かせる頻度とタイミング
ファーストシューズは、履かせるタイミングや頻度にも注意が必要です。赤ちゃんが歩き始めた直後は、できるだけ裸足で足裏の感覚を養うことが大切とされています。
そのため、最初から毎日長時間靴を履かせる必要はありません。まずは、外出時の短時間から始めるのが理想的です。たとえば、公園や近所の散歩などで10〜15分程度歩かせるところからスタートし、赤ちゃんが靴に慣れてきたら徐々に時間を延ばしていきましょう。
また、雨の日や足元が滑りやすい場所では無理に歩かせず、安全な環境での使用を心がけましょう。
赤ちゃんの様子を見ながら無理のない頻度で靴に慣れさせることが、自然な歩行と楽しい外遊びへの第一歩になります。



長く歩かせると、赤ちゃんの足に負担がかかってしまうよ…
履かせる際の赤ちゃんの反応
初めて靴を履く赤ちゃんの反応は実にさまざまです。中には、靴を履いただけで泣き出してしまう子もいれば、ぎこちない動きで歩こうとする子もいます。
これは、足裏から感じる感覚が裸足のときとはまったく違うため、戸惑いを覚えるのは当然のことです。大切なのは、その反応を「嫌がっているから合っていない」とすぐに判断しないこと。
最初は違和感があって当然なので、無理に歩かせるのではなく、短時間ずつ靴を履く練習を繰り返していくと、徐々に慣れていきます。
また、歩きにくそうにしている場合は、サイズやフィット感を見直す良いタイミングにもなります。赤ちゃんの反応に寄り添いながら、少しずつステップアップすることで、靴への抵抗感を減らし、自然な歩行へと導くことができます。
履かせる際の親のサポート方法
赤ちゃんに靴を履かせるとき、親のサポートが安心感を与える大きな役割を果たします。まずは、楽しい雰囲気を作ることが大切です。
赤ちゃんにとって靴は未知の存在なので、「かっこいいね」「お出かけしようね」などの声かけでポジティブな気持ちを引き出しましょう。
また、靴を履いた状態で手を取って歩く練習をすることで、赤ちゃんは安心して一歩を踏み出すことができます。
もし転んでしまっても、すぐに励ましてあげることが大切です。そして、毎回の着脱時には、「靴を履くと外に行ける」といった成功体験を積ませてあげましょう。
親の心強いサポートが、赤ちゃんにとって靴を「楽しいもの」「安心できるもの」と感じさせる最初の一歩になります。
おすすめのファーストシューズ5選
種類が豊富なファーストシューズ、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。そこでこの見出しでは、機能性・デザイン性・コスパの面から厳選したおすすめのシューズをピックアップしました。
それぞれの商品の特徴や、おすすめポイントも解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
- アシックス スクスク ファースト
- ミキハウス ファーストベビーシューズ
- イフミー ファーストシューズ 20-3800
- ニューバランス IT313 FIRST
- ナイキ ダイナモ フリー
アシックス スクスク ファースト
アシックスの「スクスク ファースト」は、歩き始めの赤ちゃんの足をしっかりサポートする設計が特徴です。
つま先を巻き上げた形状でつまずきを軽減し、靴底全体のエッジを丸くすることで引っかかりを減らします。
また、内側全面には吸汗性・低刺激性の素材「メディエル」を採用し、肌に優しい履き心地を提供します。
さらに、左右片足販売モデルや幅狭対応の「ナロータイプ」も用意されており、個々の足の形状に合わせた選択が可能です。
ミキハウス ファーストベビーシューズ
ミキハウスのファーストベビーシューズは、日本製の品質と赤ちゃんの足の成長を考慮した設計が魅力です。
大きなテープタイプのベルトで履かせやすく、甲の高さに合わせて調整可能。つま先にゆとりを持たせたデザインで、指をしっかり使いながら自然な歩行ができます。
また、抗菌・抗ウィルス加工を施したやわらかなパイル生地を使用し、清潔さを保てるのが特徴です。
サイズ展開も豊富で、足が小さめの赤ちゃんにも対応しています。
イフミー ファーストシューズ 20-3800
イフミーの「ファーストシューズ 20-3800」は、軽さと通気性に優れた設計で、歩き始めの赤ちゃんの足を快適にサポートします。
インソールには「ウインドラスソーサー」を搭載し、足指をしっかり使える構造で自然な歩行を促します。
また、くるぶしまで覆うミッドカットデザインで足首までしっかり支え、安定した歩行をサポートできるのが特徴です。
左右の中敷きを色違いにすることで、履き間違いを防ぐ工夫もされています。
ニューバランス IT313 FIRST
ニューバランスの「IT313 FIRST」は、赤ちゃんの足の成長をしっかりサポートするファーストシューズです。
両開きのマジックテープで足を優しく包み込み、歩き始めの赤ちゃんにも安心。柔らかいアウトソールが蹴り出す力をサポートし、かかと部分には安定感を持たせています。
カラーバリエーションも豊富で、男女問わず選べるデザインが魅力です。
ナイキ ダイナモ フリー
ナイキの「ダイナモ フリー」は、スリッポンタイプのシューズで、甲の部分が伸びるため履かせやすく、脱がせやすいのが特徴です。
かわいいデザインで、ママも子どもも思わず心が躍る一足。エナメル部分がかわいらしさを引き立て、親子でのおしゃれなコーディネートにもぴったりです。
足にフィットしやすい設計で、歩き始めたばかりの赤ちゃんにも履きやすいシューズです。
総合的におすすめなのは「アシックス スクスク ファースト」
ここまで、5つのおすすめファーストシューズを紹介しましたが、中でも3児の母である筆者が総合的におすすめしているのは「アシックス スクスク ファースト」です。
アシックスの「スクスク ファースト」は、赤ちゃんの“初めての一歩を安心・安全にサポートするために設計された、日本製のファーストシューズです。
最大の特徴は、歩き始めの不安定な足元をしっかり支えるミドルカットのデザインと、つまずきを防ぐつま先の巻き上げ構造になっていること。
さらに靴底のエッジも丸く加工されており、引っかかりにくい仕様になっているのもポイントです。
履き口は大きく開くオープンベロ構造で、着脱もスムーズ。2本のマジックテープで足首と甲にしっかりフィットし、ズレにくいのも安心です。
内側には吸汗速乾性に優れた素材「メディエル」が使われており、肌が敏感な赤ちゃんの足にもやさしくフィットします。
さらにメッシュ素材や人工皮革など、シーンに合わせて選べる素材展開と、フルーツ柄やディズニーコラボなど豊富なデザインも魅力。
日本人の足型に合う設計と0.5cm刻みのサイズ展開で、成長途中の足にぴったりの一足が見つかります。
ファーストシューズはいつから?気になる疑問を解説
「歩き始めたらすぐ靴が必要?」そんな疑問を持つママ・パパは多いはず。
履かせる時期や室内外での使い分け、お下がりってどうなの?など、意外と知らないファーストシューズにまつわる疑問をまとめてわかりやすく解説します。
ファーストシューズは室内でも履かせるべきですか?
赤ちゃんが歩き始めたらすぐに靴を履かせたくなるものですが、実は室内では基本的に裸足のままで問題ありません。
なぜなら、裸足で歩くことで足裏の感覚がより豊かに刺激され、バランス感覚や筋力の発達につながるからです。特にフローリングなどの平らな床では、靴を履かずに自由に動き回ることで、足の指やかかとをしっかり使って歩く練習ができます。
ただし、冷えやケガが心配な場合は、滑り止め付きのルームシューズを使うのも一つの方法です。
室内での靴は必須ではないと知ると、無理に慣れさせようとするストレスも軽減されるはずです。
赤ちゃんにとって心地よい環境を優先しながら、歩行の成長を見守っていきましょう。
ファーストシューズは兄弟のおさがりを使用してもいいですか?
兄弟の靴を再利用できれば経済的ですが、ファーストシューズに関しては慎重になるべきです。
なぜなら、靴はその子の歩き方や足の形に合わせて形が変わるため、他の子が使った靴では赤ちゃんの足に合わない可能性が高いからです。
特に初めての靴は、足の発達をサポートする重要な役割を果たすため、フィット感が非常に大切です。
お下がりの靴を履くことで、歩き方が不安定になったり、足に無理な負担がかかったりすることもあります。見た目がきれいでも内部のインソールがへたっていたり、靴底が片減りしていることもあるため注意が必要です。
初めての靴だけは赤ちゃん専用のものを選び、成長後に短期間履くセカンドシューズ以降でお下がりを検討するのが安心です。
ファーストシューズを嫌がるのはどうしてですか?
せっかく選んだファーストシューズを赤ちゃんが嫌がって履かないとき、親としては戸惑ってしまいますよね。
でも実は、これはごく自然な反応です。赤ちゃんにとって靴を履くという行為は、それまで経験のない異物感を伴うもので、足が締め付けられることに違和感を覚えるのです。
また、靴を履くことで足裏の感覚が鈍くなり、歩くのが怖く感じる子もいます。このようなときは無理に履かせようとせず、まずは家の中で靴に触れたり、短時間だけ履かせたりして「慣れさせる」ことから始めましょう。
お気に入りの靴を「かっこいいね」「これでお外に行けるよ」とポジティブに紹介することで、少しずつ抵抗が薄れていきます。焦らず、赤ちゃんのペースに合わせることが一番大切です。
ファーストシューズは雨の日でも履かせて大丈夫ですか?
赤ちゃんの靴選びでは「防水性」も気になるポイントですが、ファーストシューズを雨の日に履かせるかどうかは慎重に考える必要があります。
一般的なファーストシューズは通気性を重視して作られているため、防水性が十分でない場合がほとんどです。水が染み込むことで靴が重くなったり、冷たくなって赤ちゃんが不快に感じたりする可能性があります。
どうしても雨の日に外出が必要な場合は、防水加工されたベビーシューズやレインカバーを活用するのがおすすめです。
また、滑りにくい靴底かどうかも確認しておくと安心です。無理に雨の中で歩かせるよりも、安全な屋内での歩行や抱っこ・ベビーカー利用に切り替える柔軟な対応が、赤ちゃんにとって快適な体験につながります。
ファーストシューズはいつから?「ひとり歩き」が安定してから
ファーストシューズは、ただ「かわいいから」という理由で選ぶものではありません。赤ちゃんの足はとても柔らかく、歩き方もまだ不安定な時期です。
そのため、正しいタイミングで、足にぴったり合った靴を選んであげることが、健やかな歩行や足の発達をサポートする重要なステップになります。
また、初めての靴に戸惑う赤ちゃんも多いため、無理に履かせず、少しずつ慣らしていくことも大切です。
選び方や履かせ方のポイントを押さえれば、赤ちゃんにとって靴は「窮屈なもの」ではなく「楽しいお出かけの相棒」になるはずです。これから始まる外の世界への第一歩。親子で楽しみながら、安心できるファーストシューズデビューを迎えてくださいね。
おすすめのファーストシューズは別の記事でも詳しく解説しています。気になる方はぜひそちらも参考にしてみてください。


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