5月5日は「こどもの日」。ゴールデンウィークの中でも、子どもたちの健やかな成長を願う大切な祝日です。
「何をして過ごせばいいの?」と悩むご家庭も多いのではないでしょうか。実はこどもの日は、伝統を感じながらも、親子で楽しく思い出を作れる絶好のチャンスです。
こいのぼりや五月人形を飾るなどの昔ながらの風習はもちろん、今どきの家庭では、工作や料理、プチイベントなどでカジュアルに楽しむ方も増えています。
本記事では、家の中でも外でも楽しめるこどもの日の過ごし方を、家族向けに幅広くご紹介します。
子どもたちが喜び、家族みんなの笑顔があふれる素敵な1日になるよう、ぜひ参考にしてください。
こどもの日って何をするの?
こどもの日は子どもの健やかな成長を願う日ですが「そもそもどんなことをしてお祝いをしたらいいんだろう…?」と悩んでいるママもいるはず。
基本的には、こどもの日の過ごし方に決まりはありません。思い思いに過ごすだけで充分なのです。しかし「せっかく年に1回の行事だから、思い出に残ることをしたい!」と感じるのも当然。
この見出しでは、多くの家庭では子どもの日にどんなことをして過ごしているのか解説しています。
ぜひ、参考にしてみてください。
- 子どもと一緒に楽しむ工作・アートを楽しむ
- こどもの日にぴったりの料理・スイーツを楽しむ
- 家族でイベントや遊びを楽しむ
- 学びと体験を通じて文化の学びを楽しむ
- 家族でお出かけを楽しむ
- 記念撮影をして楽しむ

子どもと一緒に楽しむ工作・アートを楽しむ
こどもの日には、親子で楽しめる工作やアート遊びがおすすめです。
折り紙でこいのぼりを作ったり、画用紙で兜を作ったりするだけでも、お子さんは大喜び!
指先を使う作業は、発達にもいい刺激になります。家にあるトイレットペーパーの芯や紙皿などを使えば、特別な材料がなくても十分楽しめますよ。
ママが手を添えてあげることで、子どもは「できた!」という達成感を味わえますし、完成した作品を飾れば、おうちの中も一気に季節感アップすること間違いなし!
雨の日でもおうちで充実した時間が過ごせるので、天気に左右されず楽しめるのもポイントです。
毎年家族で工作を楽しむと、少しずつ成長していくのが実感できそう!
こどもの日にぴったりの料理・スイーツを楽しむ
こどもの日には、見た目もかわいいごはんやスイーツでお祝いすると、食卓がパッと明るくなります。
例えば、こいのぼりの形をしたサンドイッチや、カラフルな野菜を使ったちらし寿司、こどもが大好きなオムライスをデコレーションするのも人気です。
甘いものなら、こいのぼりクッキーやゼリー、ホットケーキに顔を描くのもおすすめです。
食べる楽しみだけでなく、一緒に作る過程もイベントになります。子どもがトッピングを担当するだけでも「自分で作った!」という満足感を与えられます。
難しい料理やスイーツをつくらなくても、子どもと一緒に食卓を囲んで笑顔になれるひとときを作るのが大切です。
家族でイベントや遊びを楽しむ
こどもの日には、家族みんなで楽しめるイベントや遊びを取り入れるのもおすすめです。
自治体や地域施設では、こいのぼりイベントや工作体験、ミニ縁日など子ども向けの催しが行われていることもあります。
大きなイベントに行けなくても、おうちで「ミニ運動会」や「宝探しゲーム」などを開催しても盛り上がること間違いなし!
紙コップや風船を使った簡単な遊びで、幼児でも無理なく参加できますし、パパママも童心に返って楽しめることでしょう。
子どもの笑顔があふれる時間を一緒に作ることが、一番の思い出になりますよ♪

おうちから出かけるのが負担なら、ベランダにシートを引いておうちピクニックを楽しむのもいいかも!
学びと体験を通じて文化の学びを楽しむ
こどもの日は、遊ぶだけでなく日本の伝統や意味を親子で知るいいチャンスでもあります。
「なんで鯉のぼりを飾るの?」「兜ってなに?」といった素朴な疑問に、ママがやさしく説明してあげることで、自然と文化への興味が育まれます。
絵本や紙芝居で伝えるのもおすすめ。
例えば「こいのぼりくんのさんぽ」や「はじめての端午の節句」など、子ども向けの内容なら楽しく学べます。
また、五月人形を一緒に飾る時間を通して、「強く元気に育ってほしい」という願いも伝えられます。
遊びの中に「学び」がある体験が、子どもにとって一番印象に残るかもしれませんね。
家族でお出かけを楽しむ
こどもの日は、季節も暖かくなり始める頃なので、家族でのんびりお出かけを楽しむのにぴったりです。
近所の公園でピクニックをしたり、動物園や水族館に行ったり、自然とふれあえる場所も人気。
お弁当を持って行けば、外で食べるだけでも子どもは大喜び!大きなこいのぼりが泳ぐ広場や、端午の節句のイベントを行っているスポットに足を運ぶのもおすすめです。
無理のない範囲でプチ遠足気分を味わえるだけで、こどもの日が特別な1日に。「今日は子どものための日」と考えて、お子さんのペースに合わせたお出かけを楽しみましょう。
記念撮影をして楽しむ
せっかくのこどもの日。成長の記録として、写真に残すこともとても大切です。
鯉のぼりの前や、兜をかぶった姿、手作りの工作を持った写真など、日常とは少し違う特別な1枚になります。
フォトスポットをおうちに作ったり、テーマカラーの服でそろえたりするだけで、SNS映えもバッチリ。
何年後かに見返したとき「この頃はこんなことしてたね」と親子で話せる貴重な思い出になります。
忙しい毎日でも、子どもの「今」は一度きり。こどもの日をきっかけに、笑顔いっぱいの瞬間を残しておきましょう♪



初節句の撮影プランが用意されているフォトスタジオもたくさんあるよね!
こどもの日って一体なに?
こどもの日は、毎年5月5日にある「子どもの成長をお祝いする日」です。
実は、国の祝日として1948年に決まったもので、「子どもの人格を大切にし、幸せを願う日」とされています。
もともとは「端午の節句」と呼ばれて、特に男の子の健やかな成長を願う行事でしたが、今では女の子も一緒に、すべての子どもたちをお祝いする日になっています。
この日は、鯉のぼりを飾ったり、兜や五月人形を飾ったり、柏餅やちまきを食べたりと、家族で楽しむ風習がいっぱいです。


鯉のぼりには「元気に大きく育ってね」という願いがこめられていて、空を泳ぐ姿を見るだけでワクワクしますよね。
こどもの日は、子どもが主役になれる特別な一日。家族で一緒に過ごす時間が、きっとすてきな思い出になるはずです。



こどもの日は、男の子も女の子も一緒にお祝いできる日なんだね!
こどもの日と端午の節句は違うの?
5月5日は「こどもの日」としておなじみですが、実は「端午の節句」とは少し意味が違うことはご存知ですか?
こどもの日は、すべての子どもの幸せを願う国民の祝日として、1948年に制定され、女の子も男の子も関係なく、子どもの成長をお祝いします。
一方で、端午の節句は昔からある季節の行事で、もともとは男の子の健やかな成長を願う日でした。


武士の時代から、兜や鯉のぼりを飾るようになり、今でもその風習が残っています。
最近では、どちらの意味も大切にしながら、家族みんなでお祝いすることが多くなっています。違いを知ると、5月5日がもっと特別な1日に感じてきますよね。



こどもの日と、端午の節句は似ているようで、若干違いがあるんだね!
端午の節句のお飾りはいつから飾る?
鯉のぼりや兜など、端午の節句のお飾りはいつ出せばいいの?と迷うママも多いですよね。
実は「この日から」と決まっているわけではありませんが、春分の日(3月20日ごろ)~4月中旬には出し始める家庭が多いです。
ゴールデンウィークの前に飾っておくと、気分も盛り上がりますし、お子さんとの記念写真にもぴったり!


初節句のときは、おじいちゃんおばあちゃんと相談しながら早めに準備しておくと安心です。
片付けは5月中旬ごろが目安です。「片付けが遅いと子どもの成長も遅くなる」なんて言い伝えもあるので、ほどよいタイミングでしまいましょう。
端午の節句をお祝いする食べ物
こどもの日や端午の節句には、季節感のあるおいしいごはんやスイーツでお祝いします。
かしわ餅は「葉が落ちずに新芽を守る」ことから、“家族の絆”や“家系が続く”という意味がある縁起のいいお餅。
ちまきは、もち米を笹の葉で包んで蒸したもので、邪気を払うとされ、関西方面でよく食べられています。
最近では、おうちでこいのぼり型のおにぎりや、こどもが喜ぶオムライスプレートを作る家庭も増えています。


お料理が苦手なママでも、市販のかしわ餅やカラフルなゼリーで、気軽に「特別感」を出せます。
季節やイベントの食べ物を家族でいただくことは、子どもへの食育にもつながりおすすめです。



かしわ餅やちまきに意味があるなんてしらなかった!



食べ物が持つ意味を家族で話しながら、食卓を囲む時間は幸せなひと時になりそうだね!
端午の節句の風習
端午の節句には、日本に昔から伝わる風習があります。一番よく知られているのは、鯉のぼりを飾ること。
鯉は、滝をのぼって龍になるという伝説があるので、「強くたくましく育ってね」という願いが込められています。
五月人形や兜も、元気に育つようにと飾られます。そして菖蒲(しょうぶ)湯に入るのも大事な風習です。
菖蒲の香りには、邪気を払う力があるとされていて、昔から親しまれています。
小さなお子さんには、葉っぱを浮かべるだけでもOK。伝統をちょこっと取り入れて、楽しい思い出にしてみてくださいね。


端午の節句のマナー
初めての端午の節句、何をどうすればいいの?と不安になるママも多いと思います。
まず、五月人形や兜は母方の実家が贈るというのが昔からの習わしですが、今は柔軟に考えるご家庭も増えています。
贈り物をいただいたら、お礼の気持ちを伝えることを忘れずに、お返し(内祝い)を贈る場合もあります。
お祝いの食事は、家族でにぎやかに過ごせることが一番です。


親戚を呼ぶ場合は、相手の都合に配慮して計画を立てましょう。菖蒲湯に入るときは、小さなお子さんが葉を口にしないよう注意してあげてくださいね。
端午の節句をお祝いする場合は、マナーを重視することも大切ですが、家族みんなが楽しく、安全に過ごすことが何より大切です。



年に1回のお祝い行事だからこそ、風習やマナーにとらわれず、楽しい1日を過ごしたいよね!
こどもの日に飾るおすすめの兜飾りやこいのぼり7選
こどもの日には、兜飾りやこいのぼりを飾って、子どもの健やかな成長を願うのが一般的です。
しかし「兜飾りやこいのぼりはどんなものを購入したらいいんだろう…?」と悩んでいるママもいることでしょう。
そこで、この見出しではこどもの日に飾れるおすすめの飾りやこいのぼりを紹介しています。それぞれの商品のおすすめポイントを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
- 彩宴シリーズ「上杉・龍村裂の兜」
- 木目込兜飾り「奏 天音」
- ケース入り兜飾り「彫金伊達」
- 草木染 兜飾り「7号 極鳳」
- 森林工芸館「木のこいのぼり」
- 庭用こいのぼり「豪華セット」
- しめ縄つるし 飾り台付 鯉のぼり
彩宴シリーズ「上杉・龍村裂の兜」
伝統工芸の龍村裂を使用した上杉謙信モデルの兜飾りです。
LEDライトが兜を照らし、重厚感と華やかさを演出します。幅50cmと存在感がありながら、現代の住宅にも合うデザインです。
高級感とモダンさを兼ね備えていますが、コンパクトなサイズなので、飾るスペースの確保が少なくすむのがおすすめです。
木目込兜飾り「奏 天音」
青い吹返しが高貴な印象を与える兜飾りです。
マグネット式の鍬形で収納も簡単なのが嬉しいポイント!幅28cmとコンパクトで、リビングだけでなく玄関にも飾りやすいサイズです。
伝統的な技法と現代的なデザインが融合しています。
ケース入り兜飾り「彫金伊達」
弦月の前立と牡丹唐草の彫金がデザインされた兜飾りです。
LED電球が兜とラメの入ったバックを豪華に照らします。六角ケースの前面と側面はアクリル仕様で、軽く割れにくいのが特徴です。
草木染 兜飾り「7号 極鳳」
自然の植物から染料を取った草木染を用いた兜飾りです。
四季折々の植物から引き出した、自然の色合いで、勇ましい姿の中に草木染めのやさしい印象が加わることで、どんなお部屋にも馴染みます。
幅40cmと飾りやすいサイズです。
森林工芸館「木のこいのぼり」
天然木を使用した温かみのある木製こいのぼりです。コンパクトで室内に飾りやすく、名入れも可能です。
名前入れができると、世界に一つだけの特別なアイテムになりますよね。
シンプルながらも存在感のあるデザインで、インテリアとしてもおすすめです。
庭用こいのぼり「豪華セット」
屋外に設置できる大型のこいのぼりセットです。
ポールや矢車が付属し、庭に映える華やかなデザインです。高級感があり、初節句の贈り物にも最適です。
初心者の方でも簡単に慣れたら簡単に飾れるのがおすすめポイントの1つです。大きなこいのぼりですが、収納するとコンパクトなサイズになるので、収納場所を広く確保する必要もありません。
しめ縄つるし 飾り台付 鯉のぼり
一つひとつ丁寧に職人が作り上げているこいのぼりです。コンパクトなサイズなので、玄関飾りにもおすすめです。
岐阜県美濃市(みのし)を中心に作られている伝統的な手すき和紙でつくられていて、美しい繊維の流れと手触りが魅力のこいのぼりです。
手のひらサイズの名前入り木札も付属されています。
こどもの日は何する?家族みんなで特別な1日を…。
こどもの日は、ただ祝日としてお休みを過ごすだけでなく、子どもたちの健やかな成長や幸せを願いながら、家族の絆を深められる特別な日です。
伝統的な風習を大切にしながら、今の暮らしに合ったスタイルで楽しむことで、子どもたちの記憶にも心にも残る1日になります。
飾り付けを楽しんだり、手作り料理にチャレンジしたり、工作やゲームを通じて親子のコミュニケーションを深めたり…。
どんな形でも「あなたのことを大切に思っているよ」という気持ちが伝わることが一番大切です。
今年のこどもの日は、ぜひ家族で一緒に楽しめるアイデアを取り入れて、笑顔いっぱいの素敵な思い出を作ってみてくださいね。
こどもの日にはプレゼントを贈り、子どもの健やかな成長を願うのもおすすめです。子どもに贈るおすすめのプレゼントは別の記事でも詳しく解説しているので、ぜひそちらも参考にしてみてください。


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