「節税するためには、ふるさと納税!」と耳にする機会が増えてきたもののいまいち理解できていない方もいるのでは?
- 「一体どうやってふるさと納税をしたらいいの?」
- 「ふるさと納税をしたらどんな得があるの?」
上記のようにふるさと納税が気になっているものの、何がお得なのかわからず、制度を利用していない方もいることでしょう。
今回の記事では、ふるさと納税の仕組みや、メリット・デメリットを紹介しています。また合わせておすすめのふるさと納税サイトもピックアップしてみました。
ふるさと納税の手続きや流れに関しては、初心者の方でもわかりやすく進められるよう解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ふるさと納税とは?仕組みをわかりやすく解説
ふるさと納税とは、住んでいる市や県に収めるはずの所得税や住民税を、希望の自治体に寄付することです。
希望の自治体に寄付した金額が、次の年の所得税や住民税の控除の対象になります。
また寄付することで、海鮮やお肉・フルーツなどの食料品、乗馬・カヌーなどの体験、ホテルの宿泊チケットなどの返礼品を受け取ることができます。
本来、収めるべきはずの所得税や住民税を収めながら、返礼品を受け取ることができる制度が「ふるさと納税」です。
支払うべき所得税や住民税が減るわけではありませんが、返礼品を受け取れることから、節税対策になっているわけです。
【初心者向け】ふるさと納税のやり方
- 「所得税や住民税と同じ金額を寄付して、控除を受けながら、返礼品を受け取れるなんてお得!」
- 「お米やベビー用品の返礼品もあるの!?」
ふるさと納税の仕組みを知ると魅力を感じますよね。しかし、以下のような疑問を抱えている方も多いのでは?
- 「ふるさと納税ってどうやってしたらいいの?」
- 「控除はどんなふうに受けたらいいの?」
- 「寄付する自治体はどうやって決めたらいいの?」
この見出しでは、ふるさと納税のやり方を紹介していきます。初心者の方でもわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
- 控除上限額を事前に確認する
- 寄付したい自治体や返礼品を決定する
- 選択した自治体に寄付の手続きを行う
- 返礼品や寄付受領証明書を受け取る
- 税額控除の手続きを実施する
控除上限額を事前に確認する
まず初めに控除上限額を確認しておく必要があります。控除上限額を把握しておかなければ、無駄な出費になる可能性があるからです。
控除上限額を把握するためには、ふるさと納税の各ポータルサイトでシミュレーションが用意されています。
前年度の源泉徴収票を見ながら、年収や控除の金額を入力することで、控除上限額を把握できます。
ただ、初めてふるさと納税を活用する場合は、控除上限額いっぱいに寄付するのは危険です。
控除上限額より余裕がある金額で寄付をするようにしましょう。

控除上限額より上回った金額を寄付した分は、控除にならないよ!



希望の自治体にただ寄付しただけになっちゃうよ…
寄付したい自治体や返礼品を決定する
控除上限額が把握できたら、寄付したい自治体や返礼品を決定していきましょう。
寄付した自治体や返礼品はふるさと納税を実施しているポータルサイトで検索することができます。
ポータルサイトごとにオリジナルの返礼品が用意されていたり、時期によってお得なキャンペーンが用意されていることがあります。
1つのサイトで検索するのではなく、複数のサイトで検索して1番お得な自治体を選ぶと良いでしょう。
おすすめのふるさと納税ポータルサイトは、別の見出しで詳しく解説しています。ぜひそちらも参考にしてみてください。
選択した自治体に寄付の手続きを行う
寄付したい自治体や返礼品が決まったら、実際に寄付の手続きをしていきましょう。
寄付の手続きは、取り扱っているポータルサイトで可能です。
希望の自治体に寄付をして返礼品を受け取るだけでなく、さらにお得を獲得したいのであれば、各ポータルサイトを検索してキャンペーンをチェックしてみるのがおすすめです。



ポータルサイトによってキャンペーンが用意されているんだね!



ふるさと納税をしながら、さらにお得がゲットできるなんて、嬉しい!
返礼品や寄付受領証明書を受け取る
選択した自治体に寄付の手続きが完了したら、返礼品を受け取りましょう。返礼品を受け取った後は受取受領証明書も同時に受け取る必要があります。
来年度の住民税と所得税を控除するためには、受取受領証明書が必ず必要です。受取受領証明書は、ポータルサイトごとに受け取り方が異なります。
それぞれのホームページで受け取り方を事前にチェックしておきましょう。
税額控除の手続きを実施する
返礼品と受取受領証明書の受け取りが完了したら、実際に税額控除の手続きを実施していきましょう。
会社員であっても、必ず税額控除の手続きをしなければなりません。年末調整と一緒にふるさと納税の控除はできないので注意しましょう。
税額控除の手続きは、以下の2つの方法で実施できます。
- ワンストップ特例申請
- 確定申告
それぞれ申請方法や申請期限が異なるので注意しましょう。
ワンストップ特例申請
ワンストップ特例申請は、手軽に税額控除の手続きができる方法です。郵送とオンラインどちらでも申請可能です。
オンライン上で身分証明書と受取受領証証明書などを添付するだけで、簡単に税額控除の手続きができます。
また郵送であっても、必要な書類をコピーして送付すれば手続きが完了します。
ワンストップ特例申請の期日は、ふるさと納税をした翌年の1月10日までです。郵送した方は1月10日発送ではなく、1月10日必着なので注意しましょう。
ただ、ワンストップ特例申請は、確定申告が必要のない方だけが対象です。確定申告をする方は、ワンストップ特例申請を利用しても、そちらのデータは反映されません。
確定申告がある方は、ワンストップ特例申請ではなく、確定申告でふるさと納税の控除手続きをするようにしましょう。



オンラインで申請できるのは手軽だね!
確定申告
ワンストップ特例申請のほかに、確定申告で税額控除の手続きができます。
確定申告は、オンライン・郵送・対面3つの方法で申請が可能です。
オンラインであれば、e-Taxのアプリをダウンロードして、申請可能です。郵送で確定申告をする場合は、ワンストップ特例申請と同じように、必要書類を用意して発送するだけで完了します。
また、住んでいる管轄の税務署または専用の窓口に出向いて申請することもできます。わからないことがあっても、対面での申請であればすぐに疑問が解決できるので、初めての方には対面での申請がおすすめです。
確定申告をする場合には、ふるさと納税をした翌年の3月15日までに申請をする必要があります。
ワンストップ特例制度とは、申請期日が異なるので注意しましょう。



対面でも申請できるのは、初心者でも安心!
ふるさと納税をする3つのメリット
「ふるさと納税でみんなやってるけど、ほんとにいいの?」と、なんとなく疑いたくなる気持ちもありますよね。
そこでこの見出しでは、ふるさと納税をするメリットを紹介していきます。
ふるさと納税をするメリットを以下に3つまとめました。それでは早速詳しく解説していきましょう。
- 返礼品を受け取ることができる
- 税金の控除ができる
- 寄付したお金の使用目的を選べる
返礼品を受け取ることができる
やはりふるさと納税の1番のメリットといえば、返礼品を受け取ることができることです。用意されている返礼品はさまざまで、海鮮やお肉などの食料品から、ホテルの宿泊体験などさまざまなバリエーションで用意されています。
また子育て世帯には嬉しいおむつや、お米などの返礼品が用意されている自治体もあります。
「物価が向上し、食費を削っていかないと…」と節約しているママにとって、お米などの食料品が返礼品として受け取れるのはとてもうれしいですよね。



おむつやお米の返礼品が受け取れるのは魅力的!
税金の控除ができる
返礼品を受け取れるだけでなく、税金の控除ができるのもふるさと納税のメリットです。ふるさと納税をすれば、普通に納める必要があった所得税や住民税の控除の対象になります。
ふるさと納税をする際には、まとまった資金が必要で「こんな高い金額を寄付しないといけないなんて…」と感じることもあるでしょう。
しかし、その金額は必ず納めないといけない税金の金額です。つまり、ふるさと納税をすれば本来納めるはずの税金を正しく収めながら、返礼品を受け取れているのです。
寄付したお金の使用目的を選べる
ふるさと納税では、寄付するだけでなく、お金の使用目的を選択することができます。
「せっかく寄付をするなら、未来ある子供に使ってもらいたい」「大好きな街を活性化してもらいたい!」などさまざまな希望がありますよね。
ふるさと納税では希望の自治体だけでなく、使用目的もさまざま用意されています。自分が関心のある分野に寄付できるのは、ふるさと納税のメリットです。



自分のお金が何に使われているのかわかるのは嬉しいね!
ふるさと納税をする3つのデメリット
「ふるさと納税ってほんとにメリットしかないの?」と疑いたくなるのも当然です。しかし、メリットがあればデメリットもあります。
ふるさと納税にもデメリットがあるのは事実です。ふるさと納税をするデメリットを以下に3つまとめました。それでは詳しく解説していきましょう。
- 自己負担金が発生する
- 控除の手続きが面倒に感じる
- 返礼品の管理が大変に感じる
自己負担金が発生する
ふるさと納税をする際には、自己負担金が発生します。住民税や所得税を普通に収めていては発生しないお金なので、やはりデメリットと考える方が多いようです。
ただ、発生する自己負担金は2,000円です。受け取る返礼品が「2000円より安いものなんじゃない…?」と感じる場合には、確かにデメリットかもしれません。
ただ、牛タンや松葉ガニなどの高級品が取り扱われているふるさと納税です。それらの商品が2000円で購入できるわけではないので「自己負担金が2000円であったとしても、お得の方が勝ってる!」と利用している方が多いです。



2,000円でもしっかり返礼品を受け取れるなら、必要な出費だよね!
控除の手続きが面倒に感じる
ふるさと納税をするにあたって、控除の手続きを面倒に感じている人は多いです。
ふるさと納税は、会社員であっても年末調整で控除することができず、翌年控除を受けるためには自らの手続きが必要です。
ただ、ワンストップ特例制度であれば必要書類を添付したり、入力するだけで簡単に申請ができます。
オンラインで商品を購入する際に、入力するようなデータを入力するだけで、控除ができます。そのため「控除の手続きがめんどくさいと思って、今までやってなかったけど、思ったより簡単だった!」と感じている方が多いです。
返礼品の管理が大変に感じる
ふるさと納税で受け取れる返礼品は、配送日を指定できる場合もあれば、急に送られてくることもあります。その場合、返礼品の管理が大変に感じる方がいるようです。
例えば、一度に大量のお肉が配送されてきても、冷凍庫がいっぱいになり、収めておく場所がありませんよね。
「フルーツがたくさん送られてきても、消費しきれずに腐ってしまった…」という方がいるのも事実です。
ふるさと納税は、つい食料品ばかりに目に向けがちですが、実は食料品以外にもたくさんのものが返礼品として用意されています。
いくつかの自治体に分けて寄付することも可能です。全てを食料品にするのではなく、生活雑貨や体験など、さまざまなジャンルのものに寄付をすることで、返礼品の管理がしやすくなります。



いろんなジャンルの商品がふるさと納税では返礼品として用意されているんだね!
ふるさと納税のおすすめサイト8選
「よし!早速、ふるさと納税をしてみよう!」と思っても「どのサイトでふるさと納税をしたらいいんだろう?」と迷ってしまうほど多くのサイトがありますよね。
そこでこの見出しでは、ふるさと納税ができるおすすめのサイトを8つピックアップしてみました。
定期的にお得なキャンペーンが用意されているサイトや、ポイントの還元率が高いサイトなど特色はさまざまです。
自分たちの生活スタイルに合っているふるさと納税サイトを選んでみてくださいね。
- さとふる
- 楽天ふるさと納税
- Amazonふるさと納税
- ふるさとプレミアム
- ふるなび
- ヤフーのふるさと納税
- マイナビふるさと納税
- まいふる
さとふる
自治体に寄付をしてから返礼品が到着するまでに、一般的には1ヵ月から2ヶ月の期間が必要です。しかし、さとふるなら寄付を申し込んでから1週間から2週間で返礼品が届きます。
返礼品の到着がスムーズなのがさとふるの特徴で、複数の自治体に申し込んだとしても、返礼品の管理がしやすいのがメリットです。
テレビCMやメディアでも定期的に取り上げられているサイトなので、初心者の方でも安心して利用できるメリットがあります。オンライン決済や、クレジットカード決済、コンビニ決済など決済方法も充実しています。
\ 返礼品の到着がスムーズ /
楽天ふるさと納税
返礼品を受け取りながら、さらにお得をゲットしたい方は、楽天ふるさと納税がおすすめです。楽天ふるさと納税ではポイント、還元率がアップするなど定期的にキャンペーンが実施されています。
最大31.5倍までポイント還元率を伸ばすことができ、うまくキャンペーンを利用すれば、ふるさと納税に必要な実質負担金の2000円もポイントでかえってきます。
自治体に寄付した方のレビューの掲載もあるので、どういった返礼品が届くのか、レビューを参考にしながら寄付する自治体を決められるのも特徴です。
\ ポイント還元を最大31.5倍まで伸ばせるよ! /
Amazonふるさと納税
Amazonふるさと納税は、他のサイトに比べ取り扱っている自治体や返礼品の数は少ない印象があります。
ただ、Amazonふるさと納税自体が自治体と提携していることもあり、オリジナルの返礼品が用意されているのがメリットです。
また、Amazonふるさと納税は、返礼品がすぐに届くのが特徴です。寄付する自治体や返礼品によっては寄付を申し込んでから、翌日に返礼品を受け取れます。
食べたいと思った食品や、体験したいと思った時に寄付の申し込みをして、返礼品を受け取れるのはメリットです。
\ オリジナルの返礼品が用意されているよ! /
ふるさとプレミアム
ふるさとプレミアムでは、寄付金額の最大77%相当がAmazonギフト券で還元されるキャンペーンなどお得なキャンペーンが定期的に実施されています。
掲載されている自治体の数や返礼品の数は少ない印象がありますが、希望の返礼品があれば、キャンペーンを利用して、寄付金額に応じてギフト券で還元することでよりお得をゲットできるメリットがあります。
食品だけでなく、商品の引換券などジャンルは豊富に用意されているので、キャンペーンが実施されているタイミングで希望の返礼品があるかチェックしてみるのもおすすめです。
\ 豊富なジャンルの返礼品があるよ! /
ふるなび
ふるなびは2007年から運営されている老舗のふるさと納税サイトです。初めて利用する方でも、安心して利用できます。
ぐるなびのメリットは、寄付金額に応じて「ふるなびコイン」として還元されるキャンペーンが定期的に実施されていることです。
還元されたふるなびコインは、Amazonギフト券やPayPay残高に交換ができます。日頃使えるポイントに還元できるため、無駄なくポイントを活用できるのが魅力です。
いくらやホタテ、うなぎなど海鮮だけでなく、お米の取り扱いもあります。子育て世帯で食べ盛りの子がいる方は、お米は嬉しい返礼品ですよね。
\ 初心者向けのサイトだよ! /
ヤフーのふるさと納税
ヤフーのふるさと納税では「さとふる」や「ふるなび」などさまざまな店舗の中で買い物が可能です。
また、ヤフーのふるさと納税ではPayPay支払いが可能です。ヤフーのふるさと納税では、付与率がアップするキャンペーンも定期的に実施されています。
そのため、キャンペーンが実施されているタイミングでPayPay支払いをすればポイント付与率をアップさせ、よりお得をゲットできます。
\ キャンペーンも定期的に実施! /
マイナビふるさと納税
ログインキャンペーンやメルマガ、購読キャンペーンなどさまざまなキャンペーンが定期的に実施されているのがマイナビふるさと納税です。
マイナビふるさと納税では、Amazonアカウントで寄付することが可能です。魅力的な自治体や返礼品が多数掲載されていて、10,000円から50,000円までさまざまな金額で設定されています。
魚沼産のコシヒカリや、生活雑貨など、子育て世帯には嬉しい返礼品が豊富に用意されています。
また、小さな赤ちゃん向けのベビーベッドなどベビー用品の取り扱いもありますよ。
\ ベビー用品の取り扱いが豊富! /
まいふる
イオンマークが付いているクレジットカードを利用している方はマイルがおすすめです。
まいふるは、イオンフィナンシャルサービス株式会社が運営しているふるさと納税サイトです。イオンのマークが付いているクレジットカードを使って寄付をすることで、付与されるWAONポイントの還元率をアップさせられます。
食料品だけでなく、アクティビティなどの体験チケットやトースターや布団乾燥機などの家電製品も多く取り扱いがあります。
\ イオンカードを使っている方におすすめ /
総合的におすすめなのは「楽天ふるさと納税」
午後までおすすめのふるさと納税サイトをさまざま紹介してきましたが、総合的にオススメなのは「楽天ふるさと納税」です。楽天ふるさと納税は、キャンペーンを利用すれば、ポイント還元率を最大31.5%までに伸ばせる特徴があります。
ふるさと納税をする上でのデメリットでもある「2000円の自己負担金」が、キャンペーンを利用することで、デメリットをカバーができます。
自治体や返礼品の取り扱いの数も豊富で、実際に利用したことがある方のレビューも参考にできるサイトです。
サイト内に控除上限額を計算できるシミュレーションなどが用意されているので、ふるさと納税を初めてする方でも簡単に寄付金額の把握ができ、寄付までスムーズに進められます。
楽天ふるさと納税で寄付する際には、出品者によってポイントの還元率が異なるため、どのページから購入するのが1番ポイント還元率が高いのかをチェックしながら購入するのがポイントです。
\ ポイント還元を最大31.5倍まで伸ばせるよ! /
ふるさと納税ポータルサイトの6つの選び方
ふるさと納税ができるサイトはたくさんあることに驚いた方も多いのではないでしょうか。上記の見出しで紹介したサイト以外にも、たくさんのサイトがあるのは事実です。
そこで、ふるさと納税ポータルサイトをどのように選んだらいいのか?迷っている方もいることでしょう。
ふるさと納税サイトの選び方を6つまとめました。詳しく解説していきます。
- リピート率が高い
- 返礼品の取り扱いが多い
- レビューが参考にできる
- 支払い方法が豊富
- お得なキャンペーンがあるか
- 普段利用するポイントで還元されるか
リピート率が高い
ふるさと納税を初めて利用するのであれば、サイトを利用しているユーザが多いサイトや、リピート率が高いサイトを利用するのがおすすめです。
多くの方が利用しているサイトという事は、それだけ使いやすい証拠です。
控除上限額のシミュレーションがしやすかったり、おすすめランキングなどでお得な返礼品がわかりやすくなっていたり、初めての方でも使いやすい工夫が施されています。



初めてふるさと納税をする人は、わかりやすいサイトがおすすめだよ!
返礼品の取り扱いが多い
「せっかくならおいしいものが食べたい!」「家族で旅行に行きたい!」と思うのも当然です。
しかし、利用しているサイトで、返礼品の取り扱いが少なければ、選ぶ商品も少なくなってしまいます。
そのため、ふるさと納税をするサイト、選ぶ際には、返礼品の取り扱いが多いサイトをチョイスするようにしましょう。
「食料品を受け取りたい!」と思っているなら、食料品の取り扱いが多いサイトがおすすめですし「おいしいものも食べたいし、体験もしたいし、いろんな返礼品を受け取りたい!」と思っているなら、バリエーション豊かに取り扱っているサイトがおすすめです。
レビューが参考にできる
「この返礼品がいいかも!」と思って寄付しても「何か思ったのと違ったかも…」ということがあるのも事実です。
「せっかくふるさと納税したのに、なんとなく失敗しちゃった…」という気持ちにはなりたくないですよね。
そのためには、レビューが参考にできるサイトがおすすめです。実際にその自治体に寄付した方のママの声が参考にできるので、失敗が少なく希望の自治体に寄付できます。



実際に寄付をしたことがある人の生の声が、1番参考になるよ!
支払い方法が豊富
ふるさと納税の支払い方法が豊富に用意されているサイトがおすすめです。
ふるさと納税は、住民税や所得税であるため、まとまった資金が必要になります。
「まとまった資金が必要だけど、今現金が手元にない…」ということもあるでしょう。クレジットカードや銀行振り込み、オンライン決済など支払い方法がさまざまであれば、手元にまとまった資金がなくても希望の自治体に寄付が可能です。
お得なキャンペーンがあるか
サイトによってはポイント還元率がアップしたり、商品券が当たる抽選会に参加できたりなどお得なキャンペーンが用意されていることがあります。
ふるさと納税をするだけでも、既にお得が手に入る事は確定していますが、さらにお得を手に入れるならキャンペーンの利用がおすすめです。
季節ごとにキャンペーンが用意されているサイトで、希望の返礼品を見つけてみましょう!



返礼品を受け取りながら、さらにお得をゲットできるんだね!
普段利用するポイントで還元されるか
住民税や所得税を支払っても、普段利用するポイントが還元される事はありません。しかし、ふるさと納税であれば、支払った金額が普段利用するポイントで還元されることがあります。
楽天ポイントやPayPayポイントなどで還元されるサイトも多く、ふるさと納税をする際は、利用するポイントで還元されているかでサイトを決めている方がいるようです。
還元率がアップするキャンペーンが用意されているサイトもあるので、そのタイミングで寄付して、普段使えるポイントをコツコツ貯めている方もいるようですよ。
ふるさと納税をする際の6つの注意点
メリットがたくさんあって、魅力たっぷりのふるさと納税ですが、いくつかの注意点を抑えておかなければ、損をする可能性があります。
ふるさと納税をする際には、以下の6つの注意点を抑えておきましょう。
それでは、早速解説していきます。
- ふるさと納税は税金の控除
- 上限以上の金額は寄付しない
- 寄付するためには事前の資金が必要
- 納税者の名義が異なると控除されない
- 支払い方法によっては手数料が発生することがある
- 6つ以上の自治体に寄付すると確定申告になる
ふるさと納税は税金の控除
「ふるさと納税をすれば、翌年に支払った寄付金額が減税されるの?」と勘違いをしている方がいます。しかし、ふるさと納税はあくまでも「税金の控除」ということを忘れてはいけません。
税金の控除であるため、翌年寄付した金額が減税されることもありません。



「ふるさと納税は、減税ではなく控除」を覚えておこうね!
上限以上の金額は寄付しない
ふるさと納税は寄付をする際に控除上限額を必ず把握しておく必要があります。希望の自治体にたくさん寄付をしたい場合であれば、上限より多い金額を寄付する事は可能です。
ただ節税対策のために、ふるさと納税をする際には、上限以上の金額は控除の対象から外れてしまうため、ただ自治体に寄付をしただけになってしまうのです。
ふるさと納税をする際には、必ず事前にシミュレーションして上限金額を把握しておきましょう。
寄付するためには事前の資金が必要
ふるさと納税で希望の自治体に寄付をする際には、まとまった資金が必要になります。
指定された金額は一括で寄付する必要があるため、資金繰りに余裕があるタイミングで寄付をするようにしましょう。
例えば、5月などを固定資産税の支払いがているタイミングで寄付するのは、懐が苦しくなると予想されます。
まとまった資金があるタイミングで寄付をすることで、心に余裕が持てますよ。



ふるさと納税には、まとまった資金がいることを、事前に知っておくべきだね!
納税者の名義が異なると控除されない
ふるさと納税をする際には、納税者の名義と同じ名義で寄付する必要があります。寄付した名義と納税者の名義が異なる場合、控除の対象から外れてしまうからです。
「夫」の名義で納税する際に「妻」の名義で、ふるさと納税をしても、それは控除の対象外になってしまいます。
ふるさと納税をする際には、必ず納税者と寄付した人の名義が同じであるかチェックしましょう。
支払い方法によっては手数料が発生することがある
ふるさと納税は、サイトによって支払い方法がさまざま用意されています。しかし、支払い方法によっては手数料が発生する場合があります。
例えば口座振り込みや現金振り込み、コンビニ支払いだった場合、支払いにかかる手数料はふるさと納税をする人の負担になるので注意しましょう。数百円ではありますが、お得に支払いをしたいのであれば、現金やクレジットカードの支払いを選択するのがおすすめです。



手数料が発生しない方法で、支払えるのが1番お得だね!
6つ以上の自治体に寄付すると確定申告になる
「お魚も食べたいし、ホテルにも泊まりたい!お米も欲しい!」と欲張って6つ以上の自治体に寄付をしてしまう方がいます。
しかし、6つ以上の自治体に寄付をすると、ワンストップ特例申請を利用することはできません。6つ以上の自治体に寄付をすることは可能ですが、その場合は3月15日までに確定申告をする必要があります。
ふるさと納税でお得に返礼品をゲットしよう!
ふるさと納税の仕組みや、メリット・デメリット、おすすめのふるさと納税サイトを紹介しましたが、いかがでしたか?
「ふるさと納税は気になっているけれど、手続きがめんどくさそう…」と嫌煙していた方も、今回の記事を読んで「挑戦してみてもいいかも…!」と思えたのではないでしょうか。
控除申請は面倒に感じるかもしれませんが、オンラインや郵送で簡単にできるため、初心者の方でもスムーズに進められます。
またふるさと納税をすることで、普段日常で使っているポイントがプラスで還元されたり、よりお得をゲットできることもあります。
所得税や住民税など必要な税金を、希望の自治体に寄付しながら、おいしいものや心に残る思い出を返礼品として受け取れるのが「ふるさと納税」です。
近年物価が上がっています。少しでも節税対策をしながら、心に余裕を持った生活を送りたいものです。
ふるさと納税については、別の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。




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