赤ちゃんっていつまでも小さい存在かと思いきや、すくすく大きくなっていきますよね。すくすく大きくなる赤ちゃんを育てていて「おむつのSサイズはいつまで履かせられるの?」と気になっているパパやママも多いのではないでしょうか。
結論、おむつのSサイズが履かせられる年齢に制限はありません。小柄の赤ちゃんであれば、Sサイズのおむつを履ける期間は長いですし、反対に大柄でがっちりした体型の赤ちゃんはSサイズがはける期間が短い傾向があります。
今回の記事では、おむつのSサイズはいつまで履けるのか、おむつのサイズアップの目安を紹介していきます。また、赤ちゃんが成長し、サイズアウトして余ったおむつが大量にある場合、赤ちゃんに履かせる以外のおむつの活用法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ぜひ参考にしてみてください。
おむつのSサイズはいつまで履かせられる?
おむつのSサイズはいつまで履かせられるのか、気になっているパパやママも多いのではないでしょうか。記事の冒頭でも紹介した通り、おむつのSサイズがいつまで履かせられるのか、決まった期限は存在しません。
赤ちゃんの成長スピードは人それぞれです。小柄な赤ちゃんもいれば、がっちりした体型の赤ちゃんもいます。赤ちゃんの体験を見ながら適切なおむつのサイズをチョイスしてあげる必要があるのです。
体に合っていないサイズのおむつを履いていれば、うんち漏れの原因や、かぶれの原因になってしまいます。
かぶれやうんち漏れの被害を最小限に抑えたいのであれば、赤ちゃんの体に合ったサイズを着用させたいものです。
Sサイズのおむつが着用できる期間に決まりはないんだね〜!
おむつのサイズアップの目安は?
おむつのサイズは、どのサイズであっても、履かせられる月齢に期限はありません。赤ちゃんの体のサイズに合っていれば、どのサイズを着用していても問題ありません。
ただ、前日でも紹介した通り、体のサイズに合っていないおむつを着用していると、かぶれの原因やうんち漏れの原因になってしまいます。
繰り返すうんち漏れは、パパやママのストレスにもなりかねません。
とは言え、どのタイミングでおむつをサイズアップさせたら良いのかわからないパパやママも多いのではないでしょうか。
この見出しでは、おむつのサイズアップを検討する目安を紹介しています。
おむつをサイズアップさせるには、これから紹介する以下の4つのポイントを目安にすると良いでしょう。
- 記載されている適正体重より大きくなったら
- お腹に赤い跡が残るようになったら
- 太ももに赤い跡が残るようになったら
- うんちモレを繰り返すようになったら
記載されている適正体重より大きくなったら
おむつにはそれぞれのサイズに、適正体重が記載されています。記載されている適正体重より大きく成長したら、サイズアップを検討しましょう。
ただ、適正体重より大きく成長したとしても、体のどこにお肉がついているのかによって、小さめのおむつのサイズがフィットする場合もあります。
記載されている適正体重はあくまでも目安です。一番重要なのは、赤ちゃんの太もも周り、お腹周りにフィットしているかどうかをチェックすることです。
また、メーカーによっても適正体重は大きく異なります。A社だとSサイズであっても、B社のおむつだとMサイズということもあります。
「購入した後で、おむつが小さすぎた…!」なんてことがないよう、新たなメーカーのおむつを購入する場合は、適正体重を必ず確認するようにしましょう。
適正体重を目安にサイズアップをさせるのが1番わかりやすい方法なのかもしれないね!
お腹に赤い跡が残るようになったら
サイズアップのタイミング2つ目は、赤ちゃんのお腹に赤い跡が残るようになったタイミングです。
おむつは基本的に着用させた後、お腹の部分に大人の指2本分の隙間が必要です。
着用していて、隙間がないからお腹に赤い跡が残るようになっています。締め付けが強いと、お腹周りに汗が溜まり、かぶれの原因になってしまいます。
ただ、中にはうんち漏れを防ぐために、しっかりお腹周りを締め付けてしまっているパパやママもいる可能性が高いです。
サイズアップを検討する前に、おむつが正しい方法で着用できているのか確かめるのもポイントです。
太ももに赤い跡が残るようになったら
太もも周りに赤い跡が残るようになったら、サイズアップを検討するタイミングです。
適正なサイズでおむつを着用できていれば、太ももに赤い跡が残る事はありません。赤い跡が残るという事は、通常よりも強い力で締め付けられている証拠です。
太ももに赤い跡が残っているのは、おむつが窮屈になっている証拠だよ!かぶれの原因にもなるから注意してね!
うんちモレを繰り返すようになったら
太もも周りや背中からうんち漏れを繰り返すようになったら、サイズアップを検討しましょう。
うんち漏れが頻繁なのは、おむつのサイズが小さくなっている可能性が高いです。成長するにつれおしっこの量やうんちの量も増えてきます。
小さなサイズでは吸収することができなくなっていると考えられます。
サイズアップをすると、おむつの枚数が減りコストパフォーマンスが悪くなるのは事実です。ただ、頻繁にうんち漏れを繰り返していると、パパやママのストレスにもつながってしまいます。
「おむつの枚数が減っちゃうから嫌なんだよなぁ…」と思う気持ちはわかりますが、繰り返しうんち漏れをしているようであれば、あっさりサイズアップしてしまった方が良いでしょう。
コストパフォーマンスが悪くなること以上に、パパとママの精神的な負担が軽減できますよ。
テープタイプからパンツタイプへの移行タイミングは?
赤ちゃんに履かせるおむつのサイズアップの目安はお分かりいただけましたか?そこで多くのパパやママが気になっているのは「テープタイプのおむつからパンツタイプのおむつへ移行するタイミング」ではないでしょうか。
おむつのサイズアップの目安は、なんとなく把握できたとしても、テープタイプからパンツタイプへ移行するタイミングって、適正な体重や月齢があるわけでもないので、わからない方も少なくありません。
もちろん、サイズアップと同様に、テープタイプからパーツタイプへ移行する場合も決まった月齢はありません。
ただ、参考にできる目安は存在します。テープタイプのおむつからパンツタイプへのおむつへ移行するには、以下の5つのタイミングを目安にすると良いでしょう。
- パパやママが移行したいと思ったタイミング
- 足をバタバタさせはじめたら
- ずりばいをはじめたら
- ハイハイをはじめたら
- つかまり立ちをはじめたら
パパやママが移行したいと思ったタイミング
テープタイプのおむつからパンツタイプのおむつへ移行する。ベストなタイミングは「パパやママが移行したいと思ったタイミング」です。
- 「最近動きもあるから、テープタイプのおむつに時間がかかる!」
- 「テープタイプのおむつを履かせるのが難しくなってきた!」
上記のように、パパやママがおむつを履かせることに対して難しさを感じているのであれば、パンツタイプのおむつに移行すると良いでしょう。
パンツタイプのおむつは、テープタイプのおむつに比べ、工程が短いのが特徴です。
そのため、じっとしていない赤ちゃんのおむつ替えもスムーズに完了させられます。
小さな赤ちゃんのおむつ替えは、1日に何度も行わなければいけません。1日に何度も煩わしさを感じる位なら、あっさりパンツタイプへ移行して、ストレスのない生活を送りたいものです。
おむつのサイズアップと同じように、パンツタイプへの移行の時期も決まりはないんだね!
足をバタバタさせはじめたら
とはいえ「おむつ替えの難しさは感じているけれど、まだテープタイプで移させたほうが楽かもしれない…」ということもあるはず。
テープタイプのおむつからパンツタイプのおむつに移行する具体的な目安を上げるのであれば、赤ちゃんが「足をバタバタさせはじめたら」と思っておけば良いでしょう。
おむつ替えをしているときに、赤ちゃんが足をバタバタさせ、テープを止めるのに苦労しているパパやママも多いのではないでしょうか。
5ヶ月から6ヶ月程度の赤ちゃんであれば、少しずつ足の力も強くなってきます。中には4ヶ月からテープタイプのおむつが難しくなってくる赤ちゃんもいるようです。
ずりばいをはじめたら
赤ちゃんがずりばいを始めたタイミングでも、テープタイプのおむつからパンツタイプのおむつに移行するタイミングといわれています。
釣り場を始めているということは、赤ちゃん自身が自分の力で行動範囲を広げている証拠です。そんな赤ちゃんは、おむつ替えの時間でも、じっとしておくことが苦痛に感じてしまいます。
自由に動き回りたいと思っている赤ちゃんに対して、おむつを変えるために、無理矢理拘束すると不機嫌になるのも当然です。
おむつ替えのために赤ちゃんを拘束せず、少しでも自由な時間を与えてあげたいと思っているのであれば、テープタイプのおむつに移行して、おむつ替えの時間を手短にしてあげると良いでしょう。
ずりばいを始めたら、おむつ替えをしている短時間でもじっとしておけなくなるよ!
ハイハイをはじめたら
寝返りができるようになり、ずりばいをするようになっても、比較的おとなしい赤ちゃんも存在します。
それなら、はいはいを始めたタイミングで、パンツタイプのおむつに移行すると良いでしょう。
ハイハイができるようになる頃の赤ちゃんに、テープタイプのおむつを着用させるのは、かなり難しいです。
つかまり立ちをはじめたら
中には、ハイハイをすっ飛ばして、いきなりつかまり立ちをする赤ちゃんもいます。
つかまり立ちを始めた赤ちゃんに、テープタイプのおむつを着用させるのは至難の業です。
「立ちたい!「「歩きたい!」と感じている赤ちゃんの好奇心の妨げにならないよう、おむつ替えの時間は、できるだけスムーズにしてあげたいものです。
つかまり立ちを始めた赤ちゃんのおむつ替えは、できるだけ手短にするのがポイントだよ!
余ったおむつの活用方法5選
- 「セール期間中に、たくさんおむつを買ってしまった!」
- 「おむつが余ってしまって、もったいないから、小さいけどそのまま着用させようかな…」
上記のように、大量替えしてしまい、余ったおむつをどうすればいいのか、迷っているパパやママも多いのではないでしょうか。
実はおむつの活用方法は、赤ちゃんに着用させるだけではありません。赤ちゃんのおしっこやウンチをキャッチする以外の方法で、おむつを活用することができます。
余ったおむつの活用方法は、主に以下の5つの方法があります。
- 知り合いに譲る
- フリマサイトを活用する
- お掃除に活用する
- 油の処理に活用する
- 嘔吐物の処理に活用する
それでは早速、余ったおむつの活用方法について詳しく解説していきましょう。
知り合いに譲る
周りに自分の子どもより小さな月齢がいる場合には、知り合いに譲ってあげるのが1番手っ取り早い方法です。
ただ中には、デリケートな赤ちゃんも存在します。「特定のメーカーのおむつでなければ、お尻がかぶれてしまう…」なんてことがあるのも事実です。
おむつを知り合いに譲る場合には「〇〇のメーカーのおむつなんだけど…」と具体的にメーカーも伝えてあげると良いでしょう。
さらに、おむつのサイズも伝えてあげれば、必要なサイズかどうかの判断もできます。
おむつは、いくらあっても足りないから、知り合いに譲ってあげると喜ばれるアイテムだよ!
フリマサイトを活用する
「おむつがたくさん余っているし、どうせならお金に変えたいな…」と感じることもあるでしょう。
その場合は、フリマサイトを活用するのも1つの手です。フリマサイトを活用すれば、本当に必要だと思っている人に譲ることができるので便利です。
ただ、小さな子どもと生活をしていると「フリマサイトを利用する時間がない…!」ということもあるでしょう。
そんな時は、リサイクルショップに持っていって、余ったおむつを買い取ってもらう方法もあります。
注意点としては、フリマサイトやリサイクルショップでおむつを譲るのであれば「未開封」であることです。
おむつはやはり衛生用品であるため、1度でも開封した形跡があるものは販売できません。
お掃除に活用する
余ったおむつはお掃除に活用できます。ドアや窓の柵の拭き掃除に活用したり、キッチン周りの油汚れのお掃除アイテムにしたりもできます。
お掃除アイテムも繰り返し使っているうちに、どんどん汚くなってしまいますよね。
おむつをお掃除アイテムに活用すれば、使った後はそのままゴミ箱に捨てることができるので、いつでも清潔に保てるのがメリットです。
お金をかけずに、おうちがきれいにできるなんて、嬉しいね!
油の処理に活用する
おむつは油の処理に活用することもできます。
汚くなった油を、固めて処理したり、新聞紙に吸収して捨てたりしているご家庭が多いのではないでしょうか。
あまったおむつを活用して、汚れた油を吸収させれば、そのままゴミに捨てられます。
嘔吐物の処理に活用する
余ったおむつは嘔吐物の処理に活用するのもおすすめです。実際に3児の母である筆者も嘔吐物の処理に余ったおむつを活用しています。
嘔吐物の処理には、余ったおむつを2枚使用します。おむつの中におむつをセットする形で使用するのがポイントです。
おむつの中におむつを重ねる際に、90度回転させてセットさせるのがポイントです。そうすることで足の部分がうまく重なり、おむつの箱のようになります。
おむつの中に直接嘔吐しても、よほど勢いよく嘔吐しない限り基本的には漏れません。
不安な場合は、ビニール袋の中に重ねたおむつをセットすると良いでしょう。
周りに飛び散ることなく、嘔吐処理ができます。
嘔吐物に触れる回数をできるだけ少なくして処理できるのは感染対策にもなっていいね!
テープタイプのおむつが便利な場合も…
育児最中のパパやママからの共感を集めているテレビ番組「夫が寝た後に」に出演されている藤本美貴さんがお話をされていたのは、パンツタイプのおむつより、テープタイプのおむつが便利なシーンがあるのだとか…!!
この内容はこれまで「赤ちゃんが成長すると、必ずテープタイプのおむつから、パンツタイプのおむつにするべき」と思っていた筆者にとって目から鱗の内容でした。
最近では、ショッピングモールなどには、おむつ替えスペースが用意されています。ただ、公園や飲食店などでは、おむつの交換スペースがなかったり、使いにくかったりすることも多いのが事実です。
公園のおむつ替えスペースは、汚れていることもあるよね…
パンツタイプのおむつであれば、おむつの交換スペースがなくても、靴を脱がしてズボンを脱がして交換しなければなりません。
1歳半から2歳頃の赤ちゃんであれば、立ってじっとしておくことができます。
ずっと立っていられるのであれば、ズボンを脱がしておむつを外して、股の間にテープタイプのおむつを通してテープを止めるだけでおむつ交換が完了します。
テープタイプのおむつだからこそ、わざわざ靴やズボンを脱がしておむつの交換をする必要がないのです。
靴やズボンを脱がさなくても、おむつ替えができるアイディアに驚き!
赤ちゃんが動き回るようになると、パンツタイプのおむつの方がおむつ交換しやすくて便利ですが、場合によってはテープタイプのおむつの方が便利なことがあることに驚きました。
公園や「もしかしたらおむつの交換スペースがないかも…」と思われる場所へのお出かけは、パンツタイプのおむつと、テープタイプのおむつを両方持参しておくと良いかもしれませんね。
おむつは成長に合わせて柔軟に対応していこう!
今回の記事では、おむつのSサイズはいつまで履けるのか、おむつをサイズアップさせる目安について紹介してきました。
メーカーごとに、それぞれのおむつのサイズに適正体重が記載されています。記載されている適正体重をもとに、赤ちゃんの成長に合わせて柔軟に対応していくことが大切です。
また、今回の記事では、テープタイプのおむつの便利さについても紹介しています。「成長した赤ちゃんには絶対パンツタイプのおむつ」という概念を取り払う目から鱗の使い方だと感じたパパやママも多いのではないでしょうか。
おむつをサイズアップさせる目安も、テープタイプからパンツタイプのおむつに移行させるタイミングも、使い方も決まりはありません。
パパやママが使いにくさを感じたり、便利な使い方を見つけられたのであれば、それが正しい使い方なのです。
全てを教科書通りにする事はできません。赤ちゃんの成長や生活スタイルに合わせて柔軟に対応していくことが大切です。
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