3000グラム程度ととても軽いにもかかわらず、抱っこしたらずっしりとした重さを感じ、その割には、抱っこをするだけでも壊れてしまいそうな新生児期はあっという間に過ぎていきます。
そもそも「新生児」と呼ばれる時期はいつからいつまでのことを指しているのでしょうか?
今回の記事では、新生児と呼ばれる期間はいつまでなのか?を紹介しています。また、先輩ママが新生児との生活で思い出に残っていること、後悔をしていることをそれぞれ紹介しています。
記事の最後には、後悔の少ない新生児期を過ごすための秘訣も解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
新生児期っていつまでなの?
「新生児き」と呼ばれる期間はいつからいつまでなのかご存知ですか?
赤ちゃんのことを「新生児」とよびますが「新生児期」とは、生後0日から生後28日目までのことを指しています。
生後28日目以降は新生児ではなく「乳児」と呼びます。
「新生児期」は、1日の大半を寝て過ごしていることがほとんどです。しかし、寝ながら微笑む姿や、おっぱいを求めて一生懸命泣く姿が、たまらなく愛しい期間でもあります。
新生児と呼ばれる期間ってあっという間なのね!
先輩ママが新生児との生活で思い出に残っている5のこと
新生児期は、あっという間に過ぎていくからこそ、強烈な思い出として心に残っていることが多くあります。
この見出しでは、先輩ママが新生児との生活で思い出に残っていることを紹介しています。
先輩ママが新生児との生活で思い出に残っていることを下記に5つピックアップしています。
- 生まれてきた瞬間のこと
- 夜泣きに悩まされたこと
- 授乳がうまくいかなかったこと
- 新生児微笑に何度も癒されたこと
- ママの抱っこで泣き止むのがひそかに嬉しかったこと
どんなことが思い出に残っているのか、次の見出しで詳しく解説していきましょう。
思い出1:生まれてきた瞬間のこと
やはり多くのママが1番心に残っている思い出として挙げるのが「生まれてきた瞬間」のことです。
つわりや腰痛に悩まされた辛い妊娠期間を乗り越え、陣痛に耐えたのちに、我が子に会えた瞬間は、何よりの宝物として心に刻まれていることでしょう。
陣痛の時間がとても長く「もう耐えられない!」と思っていても、我が子が生まれた瞬間に「今まで感じていた痛みなんて全部忘れちゃった!」というママがほとんどです。
生まれてきた瞬間の感動は一生忘れない!
出産を終えた瞬間は、スタートラインに立った瞬間でもあります。これから育児がうまくいかないことや、悩んだり涙することがあったとしても、我が子が生まれてきた瞬間を思い出すだけで「また明日から頑張ろう!」と思えるそうですよ。
思い出2:夜泣きに悩まされたこと
新生児のお世話で辛いことランキングの上位に必ずランクインするといっても過言ではない「夜泣き」が心に強く残っている先輩ママも多いようです。
「新生児のお世話は、夜泣きが大変!」と覚悟していても、実際に夜泣きをする赤ちゃんに直面すると辛く感じるのも無理ありません。
夜泣きが続くと、精神的にも体力的にも疲弊してしまい、自分を責めてしまうママも多いです。
しかし、赤ちゃんが成長するにつれ、個人差はありますが、夜もぐっすり眠ってくれるようになります。夜泣きのお世話をする回数が減ってくるにつれ「夜泣きのお世話大変だったなぁ…」と思い出している先輩ママがたくさんいます。
思い出3:授乳がうまくいかなかったこと
生まれたての新生児に、母乳やミルクをあげる事は簡単なことではありません。なかなか出ない母乳、初めて与えるミルクがうまくいかなくて、悩んでいるママは実は大勢います。
「できるだけ母乳で育てたい!」と思っていても、なかなか母乳が軌道に乗らないこともあるでしょう。
一生懸命作ったミルクを、飲んでくれなくて悲しい気持ちになりながら捨てたこと、少しずつミルクをたくさん飲めるようになったことなど、授乳に関して強く思い出が刻まれているママが多いです。
少しずつ飲める量が増えてきたときも嬉しかったな~!
思い出4:新生児微笑に何度も癒されたこと
「新生児微笑」に何度も癒されているママもたくさんいます。目を閉じたまま微笑む様子である「新生児微笑」とは、赤ちゃんが愛してもらうための原始反射の一種です。
「嬉しい」とか「楽しい」とか感情から生まれている微笑みではなかったとしても、赤ちゃんがにっこり微笑む姿は、たまらなく愛しいものです。
「新生児微笑」は、眠りかけに見られる傾向があります。いつでも見られる微笑みではないからこそ、見られた瞬間に心がキュンとした気持ちを3児の母である私も今も大切にしています。
思い出5:ママの抱っこで泣き止むのがひそかに嬉しかったこと
「できたらたくさんの人に抱っこしてもらって欲しい」と思っていても、やっぱり赤ちゃんはママの抱っこが1番です。
他の人が抱っこしたときに、赤ちゃんが泣くと申し訳ない気持ちになりつつも「やっぱり私じゃないとダメなんだ!」と心のどこかで優越感を感じた気持ちは多くのママが味わっているようです。
ママの抱っこえ泣き止んでくれるとやっぱり嬉しいものよね!
先輩ママが新生児との生活で後悔をしている5つのこと
先程の見出しでは、先輩ママが新生児との生活で思い出に残っていることについて紹介しました。しかし、すべての先輩ママが新生児との生活を後悔せずに遅れているわけではありません。
もう二度と帰ってこない新生児期を思い出して「もう少しできることあったんじゃないかな…」と後悔している先輩ママは多く存在します。
下記に先輩ママが、新生児との生活で後悔をしていることを5つピックアップしてみました。
- 育児に追われて余裕がなくなってしまった
- パパなど頼れる人に頼ればよかった
- オムツ姿や裸の写真がない
- 眠っている写真しかない
- アプリで加工した写真しかない
次の見出しで詳しく解説しています。
できるだけ後悔の少ない新生児期を過ごせるよう、ぜひ参考にしてみてください。
後悔1:育児に追われて余裕がなくなってしまった
自分の力で生きていくことができない新生児ですから、何とか命を守るために、パパやママは必死に新生児のお世話をすることでしょう。
しかし、授乳がうまくいかなかったり、寝かしつけがうまくいかないと、心に余裕がなくなるのも当然です。
育児に追われて、心に余裕がなくなると、新生児との生活に対して「楽しい」「愛しい」と思えなくなるママがいるようです。
あっという間に過ぎていく新生児期を乗り越え、少しずつ育児に余裕ができたときに「もう少し心に余裕を持って、今しかない時間を大切にすればよかったなぁ…」と思っている先輩ママが多く存在します。
後悔2:パパなど頼れる人に頼ればよかった
「私が母親なんだから、自分でなんとかしないといけない!」と気持ちが入りすぎて、パパや周りの人に頼れなくなるママがたくさんいます。
中には「自分で気付いてくれないなら、もう私が全部やる!」と意地を張ってしまうママもいます。
そうすることで、さらに心が疲れてしまうのです。夫婦関係がうまくいかなくなったり、赤ちゃんに対して余裕を持って接することができなかった期間を思い出して、家族にも赤ちゃんにも申し訳なさを感じているママが多いです。
2人で協力して育児をするのは一番ね!
後悔3:オムツ姿や裸の写真がない
おむつ姿や裸の写真は、新生児ならではの写真です。しかし、新生児との生活に余裕を持てないからこそ、気づいたときには「服を着ている写真しか残っていなかった!」なんてこともあり後悔をしているママが多いです。
新生児ならではの姿をたくさん残しておいてね!
後悔4:眠っている写真しかない
後悔3で紹介した「おむつ姿や裸の写真がない」と同じで、眠っている写真しかない場合も後悔が残ります。
泣いている時や、機嫌が良い時は、赤ちゃんのあやしたり、コミュニケーションを取ることについ夢中になってしまいます。
余裕を持って写真を撮るなら、つい眠っているタイミングになりがちです。新生児期を思い出したくなり、写真を見返した時「目を開けている写真が少ない…」と気付いたときには後悔してもしきれませんよね。
後悔5:アプリで加工した写真しかない
最近では、目が大きくなったりかわいい動物になれるフィルターをかけられるアプリが人気です。
フィルターをかけた赤ちゃんの写真は、たまらなく愛しいのは事実です。しかし、かわいい赤ちゃんの写真に夢中になりすぎるあまり気付いたときには「アプリで加工した写真しか残せていない…」なんてママがいるのも事実です。
後悔のない新生児期を過ごすためにしておきたい3つのこと
多くのママが新生児との生活で後悔をしていることがわかりましたね。しかし、どれだけ後悔をしても戻ることはできないので、できるだけ後悔のない生活をしたいものです。
そのために最後に後悔のない新生児期を過ごすためにしておきたいことを紹介します。
後悔のない新生児期を過ごすためのポイントを、下記の3つにまとめてみました。
- 眠れるタイミングでしっかり眠る
- 頼れる人を見つけてとことん頼る
- 写真はたくさんのバリエーションで
次の見出しで紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
できること1:眠れるタイミングでしっかり眠る
新生児との生活は、たまらなく愛おしくて心が癒される瞬間もたくさんありますが、何もわからないからこそ精神的にも体力的にも疲れることがあるのも事実です。
眠れるタイミングでしっかり睡眠をとっていなければ、体力が回復する事はありません。睡眠不足は精神的なダメージにもつながります。
頑張りすぎてしまうママは「赤ちゃんが眠っている間に、家事をしなくちゃ!」と思うことがあるかもしれません。
一緒にお昼寝をするのも大切なスキンシップだよ~!
しかし、ママが睡眠時間を確保できるのは赤ちゃんが眠っている時間しかありません。眠れるタイミングがあれば、少ない時間でもできるだけ眠るようにしましょう。
しっかり睡眠時間が確保できているからこそ、心に余裕を持って新生児との生活を楽しめるということを頭に入れておく必要があります。
できること2:頼れる人を見つけてとことん頼る
育児はママ1人でできることではありません。パパにもしっかり頼って2人で育児をしていきましょう。
パパの頼りなさが目立つと「自分でやったほうが早い!」なんて気持ちになるかもしれません。
しかし、お腹の中に命が宿った瞬間から母性が育まれるママとは違い、実際に赤ちゃんを自分の腕で抱いた瞬間から、父性が生まれるのがパパです。
パパとママではスタートラインが違うことで、ママが苛立ちを感じることもあるかもしれませんが、パパも赤ちゃんにとって大切な存在です。
少しずつできることを増やして、パパにも戦力になってもらいましょう。
パパが戦力になってくれたら、ママの体力も気持ちも楽になるよ!
もし家事ができないことが辛かったり、どうしても赤ちゃんとの距離をあげたいと思ったときには、ベビーシッターや家事代行サービスの利用もおすすめです。
「1人でなんとかしよう」と思うのではなく、頼れるところにはとことん頼りましょう!
できること3:写真はたくさんのバリエーションで
先輩ママが新生児との生活で後悔していることの中に「写真」に関連することが多いと感じた方が多いのではないでしょうか。
なぜなら、写真や動画を見ることでしか過去に戻ることができないからです。
新生児期を思い出したいと思ったときに、つい手に取るのは、写真や動画です。そんな時写真のバリエーションが少なかったり、加工されている写真しか残っていなかったらどうでしょう。なんだか寂しい気持ちになることが想像できますよね。
我が子の昔に触れられるのは、写真や動画しかないのね!
おむつの姿や裸の姿以外に、泣いている顔も宝物です。泣いていると、あやすことに必死になるかもしれませんが、一度手を止めて写真を撮っておきましょう。
おむつ姿や裸の写真を撮るときは、赤ちゃんが風邪をひかないように部屋を暖かくしてあげる必要があります。
また手の写真、足の写真など、さまざまなバリエーションで写真を残すようにしましょう。
1ヶ月の新生児期はあっという間
新生児と呼ばれる期間はいつまでなのか?また、先輩ママが新生児との生活で思い出に残っていること、後悔をしていることをそれぞれ紹介しましたが、いかがでしたか?
生後0日から生後28日目までの新生児期は、あっという間に過ぎてしまいます。一生忘れられない思い出も残る期間ではありますが、ずっと心に残る後悔ができる期間であるのも事実です。
今回紹介した内容を参考に、あっという間の新生児期は、ぜひ後悔のない生活にしてくださいね。
今しかない時間を心に刻んでおきたいものね!
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