子どもが風邪をひきやすい…。風邪の予防や免疫力を高める方法とは?

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小さな子どもって、いつも活発に遊んでいて元気な印象がありませんか?

それなのに、自分の子どもが頻繁に風邪をひいていると、

病気がち子どもにママが抱える心配
  • 「もしかして体が弱いのかな?」
  • 「どこか他に具合の悪いところがあるのかな?」

と不安になってしまいますよね。

でも、実は子どもが頻繁に風邪をひくのは仕方のないことなのです。中には「月に1回は風邪をひいている…」なんてママもいるんですよ。

たくさん風邪をひいて、強い体をつくっていると思えば、少し気持ちが楽になりますよね。

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目次

子どもがひきやすい主な風邪の種類と感染経路

子どもがひく風邪とはいっても、咳や鼻水だけではありません。風邪の種類にはさまざまあって、その症状に合わせて適切な対応をとらなければ、風邪症状を悪化させる可能性もあるのです。

この見出しでは、子どもが引きやすい主な風邪の種類と感染経路について紹介していきます。

子どもがひきやすい風邪の種類

子どもがひきやすい風邪は、

子どもがひきやすい風邪の
  • 風邪
  • インフルエンザ
  • コロナウイルス
  • ノロウイルス
  • 突発性発疹
  • プール熱
  • 水疱瘡
  • 麻疹・風疹
  • 溶連菌
  • RSウイルス

などさまざまあります。

上記で紹介している風邪は、主に良く耳にする風邪の種類で、ほんのわずかです。

しかし、どの風邪も症状や感染力の強さが異なります。

適切な対応を取らなければ、気管支炎や肺炎、急性脳症を引き起こす可能性があるので注意しましょう。

風邪の主な感染経路

風邪の主な感染経路は「接触感染」と「飛沫感染」です。

ウイルスが付着した場所を触り、その手で目や鼻を触りウイルスに感染するのが「接触感染」といい、会話をしている時やくしゃみで飛沫が飛び、その飛沫を吸い込むことで感染するのが「飛沫感染」といいます。

集団保育をスタートさせていない赤ちゃんが風邪を引くのは、パパやママや赤ちゃんの兄弟から感染していることがほとんどです。

パパやママや赤ちゃんの兄弟は、免疫を獲得しているおかげで、ウイルスを吸い込んでも、症状は出ていないこともあります。

ただ、ウイルスを持ち込んでいることに変わりはないため、パパやママ、赤ちゃんの兄弟が持ち込んだウイルスに感染してしまうのです。

子どもが風邪をひいたときの対処法

子どもが風邪をひいたときには、どう対処すればいいのでしょうか?

次の見出しで紹介していきましょう。

体を休ませ、無理をさせない

風邪をひいている時には、基本的には大人と同じ対処法でいいとされています。

咳や鼻水など、風邪の軽い症状が現れている時には、体を休ませて無理をさせないようにしましょう。

お仕事をされている場合には、少しの風邪なら保育園に預けたくなるかもしれませんが、無理に保育園に預けたせいで、風邪をこじらせ、長期間お休みを取らなければならなくなる可能性もあります。

市販薬を使用する

夜間や休日に風邪症状が現れた時には、市販薬を使用しましょう。

軽い症状の風邪であれば、市販薬を服用し体を休ませていれば、症状が改善することも多くあります。

かかりつけの医療機関を受診する

風邪症状が重くなっている時や、高い熱が出ている時には、かかりつけの医療機関を速やかに受診しましょう。

かかりつけの医療機関を受診する前に市販薬を服用していた場合には、飲んだ薬と飲んだ時間を伝えましょう。

いつごろから風邪の症状が現れていて、食事はとれているかどうかなど、細かい情報も伝えられるようにしておきましょう。

高い熱が出ている時に、熱性痙攣を起こす子どもが稀にいます。慌てずに、

痙攣が起きた際に残しておくべき記録
  • 痙攣が起きた時間
  • 痙攣が継続した時間

をメモしましょう。

子どもの様子を正確に伝えるために、動画をとるのも一つの手です。

痙攣が起きている時に、大きな声で話しかけたり、体を譲ったりするのはNGです。

風邪をひかないための予防法とは?

絶対に風邪をひかないようにするのは、不可能に近いといえるでしょう。しかし、風邪をひかないための予防はできます。

風邪を引かないための予防法
  • 人混みにはなるべく行かないようにする
  • 手洗いとうがいを徹底する
  • マスクを着用する

2020年頃に、コロナウイルスが発生した時に手洗い・うがい・マスクの着用が当たり前になりましたよね。

実際に手洗いやうがい・マスクの着用が徹底されている時には、インフルエンザの感染率がかなり低く、しっかりと予防されていることがわかります。

基本的な習慣を守ることで、予防ができるので、子どもが風邪をひきやすいことで悩んでいるようなら、試してみましょう。

免疫を高めるために試したいこと

風邪をひかないようにするために、予防をすることも大切ですが、最も重要なことは、子どもの免疫力を高めて、強い体に育てていくことです。

最後に、子どもの免疫力を高めるために試したいことをレクチャーします。

バランスの良い食事をとる

小さな子どもは、野菜が苦手なことも多くバランスの良い食事を摂らせることは至難の業ですよね。

しかし、バランスの良い食事をとることが免疫力を高めるための1番の方法でもあります。

野菜や発酵食品、海藻類など栄養価の高いものを食事でとれるようにしましょう。

生活リズムを整える

生活リズムを整えることで、自律神経が整い免疫力が高まります。

子どもの理想的な睡眠時間は、年齢ごとに異なり、

子どもの理想的な睡眠時間
  • 1~2歳児は11~14時間
  • 3~5歳児は10~13時間
  • 小学生は9~12時間
  • 中学・高校生は8~12時間

とされています。

夜更かしはせずに、規則正しい生活を送りましょう。

適度に運動をする

外の世界には、たくさんの細菌やウイルスがあるからといって、家の中にこもっていては、免疫力が下がってしまうだけです。

免疫力を高めるためには、適度な運動も必要です。小さな子どもは、屋外で遊ばせるだけでも、免疫力を高めることができます。

日光にあたることで、体の中でビタミンが作られ、強い体に育ててくれますよ。

体を芯から温める

体の表面だけを温めても、芯が温まっていなければ意味がありません。

体を芯から温めることで、白血球の働きが活発になり、強い体を育てます。

温かい飲み物やショウガ・ネギなどを使った体を温める食事をとるのもおすすめです。

予防接種を受ける

赤ちゃんは、ママから抗体をもらった状態で産まれてきますが、その抗体は生後半年ごろから少なくなり、1歳の誕生日を迎えるころには、ほとんどなくなっています。

つまり、なんとかして抗体を獲得しなければならないのです。そんな時に有効なのが、予防接種を受けることです。

予防接種をしたからといって、病気に感染しないわけではありません。しかし、感染の予防だけでなく、感染した時に重症化を防ぐ効果があります。

予防接種は生後2ヶ月からうけることができます。スケジュールを管理しながら、必要な予防接種は受けるようにしましょう。

風邪をひくたびに免疫を獲得している!

大切な子どもが頻繁に風邪をひくと、心配になってしまいますよね。

風邪をひいている子どものお世話をするのも、大変ですよね。お仕事をしているとお休みしないといけなかったり、子どもに苛立ってしまうこともあるかもしれません。

しかし、頻繁に風邪を引いているということは、自分で免疫を獲得して体を強くしようとしている何よりの証拠です。

免疫力を高め、基本的な風邪の予防をしながら過ごしてくださいね。

医療機関受診した方がいい子供の様子
  • 「いつもの風邪とは少し違うかも…」
  • 「子どもがすごくしんどそう…」

と感じたときには、速やかに医療機関を受診して、適切な対応を取ってください。

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