- 「誰もいない時に、陣痛が起きたらどうしよう…」
- 「陣痛が起きているのに、どうやって産院に向かったらいいのかな…?」
出産が近づくにつれ、上記のような悩みや不安を抱えているママは多いのではないでしょうか。
そんな方は「陣痛タクシー」の登録がおすすめです。「陣痛タクシー」というサービスを聞いたことがあるママは多いはず。
今回の記事では、陣痛タクシーをいつ予約したらいいのか紹介していきます。陣痛タクシーを利用する方法や、利用する際の注意点も合わせて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

陣痛タクシーはいつ登録したらいいの?
「陣痛タクシーというサービスがある事は知っているけれど、いつ登録したらいいんだろう…?」と、悩んでいるママもいることでしょう。
陣痛タクシーの登録はいつしたらいいのか?その答えはズバリ「できるだけ早めに登録するべき」です。
陣痛は、妊娠40週を迎えるタイミングを目安におきますが、予期せぬタイミングで破水したり、陣痛が起きる可能性がゼロとはいえません。
陣痛タクシーは、登録したのに使わなかったからといって、特に罰金が発生したりすることもありません。

登録した陣痛タクシーを、使わなかったからといって、特にペナルティがないなら安心!
安定期に入ると、通常の検診で順調とは言われていても、早めに陣痛タクシー登録しておきましょう。
遅くても妊娠7ヶ月から8ヶ月頃までには登録を完了させておくと良いでしょう。
陣痛タクシーに登録しておけば、万が一のときのお守りになりますよ。



出産が近づくにつれて、1人で過ごす時間が不安になっちゃうよね…
陣痛タクシーの特徴
「陣痛タクシーって聞いた事はあるけれど、実際どんなサービスが受けられるの?」と気になっているママも多いはず。
この見出しでは、陣痛タクシーの特徴を紹介していきます。陣痛タクシーと、一般のタクシーの違いを以下に4つまとめました。それでは早速解説していきます。
- 事前必要な情報を登録しておける
- 深夜や早朝でも対応してくれる
- 破水対策がされている
- ドライバーが妊婦対応の研修を受けている
事前必要な情報を登録しておける
陣痛タクシーは、一般のタクシーと違って、事前に必要な情報を登録しておくことが可能です。
例えば、陣痛が発生しているときに、行きたい産院やルートを伝えるのって難しいですよね。
陣痛タクシーであれば、出産する予定の病院の事前登録が可能なので、スムーズに産院まで迎えることができます。
また、破水したり陣痛が起きていると、ママ自身も冷静な判断ができなくなることがあります。
必要な情報を事前に登録しておけば、タクシーのドライバーがその情報を参考に、正しい判断をしてくれるので安心です。



必要な情報を事前に登録しておけるのは安心だね!
深夜や早朝でも対応してくれる
陣痛タクシーは、深夜や早朝であっても、割増料金が発生することなく利用できます。
破水や陣痛は、人通りが多い日中に発生するわけではありません。深夜や早朝に破水や陣痛が発生した場合、一般のタクシーだと割増料金が発生してしまいます。
また、人件費削減のため、深夜や早朝は稼働しているタクシーが少ないのもデメリットです。「一般のタクシーを利用するつもりだったのに、全然捕まらない…」と慌てる心配がなくなります。
破水対策がされている
陣痛タクシーは、破水対策がされているのが特徴です。破水しているときに、一般のタクシーに乗ると「シートを汚してしまうかも…」と気が引けてしまいますよね。
自宅の車であっても、メンテナンスやお手入れが必要になり、産後の体に負担をかけてしまう心配があります。
そんな時、陣痛タクシーを利用すれば、気兼ねなく産院に向かえます。



これから迎える出産に向けて、リラックスした気持ちで過ごせますよ。
ドライバーが妊婦対応の研修を受けている
陣痛タクシーのドライバーは、妊婦対応の研修を受けているのが特徴です。出産までの流れは初産であれば12時間程度、経産婦であれば6時間程度といわれていますが、それはあくまでも目安であり、誰にでも当てはまるわけではありません。
つまり、陣痛が始まって、1時間以内に出産してしまう超安産型の方もいるのです。
自宅から産院までの距離が遠かった場合、タクシーの中で出産…!なんてこともゼロとはいえません。
そんな時、一般のタクシーを利用していれば、ドライバーの方が適切な対応を取るのは難しいといえるでしょう。
しかし、陣痛タクシーであれば、妊婦対応の研修を十分に受けています。イレギュラーな出産パターンであっても、適切な対応をとってもらえるのがメリットです。
ママと赤ちゃんの命を守るためには、陣痛タクシーに登録しておくべきでしょう。



妊婦対応の研修を受けているなら、ママと赤ちゃんの命を安心して預けられるね。
陣痛タクシーの利用方法【STEP別に解説】
「妊娠したら、絶対に陣痛タクシーに登録しておこう!」と感じている方も多いはず。「陣痛タクシーを利用したいけど、専門の期間に登録しないといけないの?」と気になっている方もいるでしょう。
陣痛タクシーの利用方法を、以下にステップ別で解説しています。
これから出産を控えている方は、ぜひこの見出しを参考にしていただいて、陣痛タクシーの登録を早めに完了させておきましょう。
- 陣痛タクシーに事前登録
- 陣痛が来たらタクシーに連絡
- 乗車の準備を整える
- 後日支払いをする
陣痛タクシーに事前登録
陣痛タクシーを利用するのであれば、必ず事前登録が必要です。
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 出産予定の病院の名前
- 出産予定の病院の住所
- 出産予定の病院の電話番号
- 出産予定日
- 初参婦or経産婦
一般的に上記の情報が必要になります。
スムーズに登録が進められるよう、母子手帳などを用意して登録を進めていきましょう。



事前登録しておくと、陣痛タクシーとの連携がとりやすいよ!
陣痛が来たらタクシーに連絡
陣痛や破水が発生したら、速やかに陣痛タクシーに連絡をしましょう。
一般のタクシーに比べて、陣痛タクシーは深夜や早朝でも対応できるように、多くのタクシーが稼働しています。
しかし、多くのタクシーが稼働しているからといって、自宅の近くにタクシーがいるかどうかその時にならなければわかりません。
また、陣痛タクシーの利用は、そのタイミングの先着順であるため、乗りたいタイミングで絶対に乗れるとは限らないのです。
スムーズにタクシーに迎えに来てもらえるよう、陣痛が発生したタイミングで、速やかにタクシーに連絡するようにしましょう。
乗車の準備を整える
陣痛タクシーに連絡し迎車時間の目安がある程度着いたら、乗車の準備を整えましょう。
出産を迎えるまでに、入院グッズや陣痛グッズをまとめていることでしょう、忘れ物がないように、乗車の準備をきちんと整えておく必要があります。
また陣痛タクシーは、破水対策がされていますが、破水をしていた場合は、自身でも破水対策をして乗車するようにしましょう。



忘れ物がないように、入院グッズはすべて玄関にまとめておこう!
後日支払いをする
産院に到着したら支払いをする必要があります。しかし、陣痛が進んでいて、支払いが難しいようなら、陣痛タクシーであれば、後日支払いの手続きをすることが可能です。
支払いがスムーズに進められないようであれば、そのタイミングでは出産に集中して、後日手続きを完了させましょう。
陣痛タクシーを利用する際の4つの注意点
メリットしかないように感じられる陣痛タクシーですが、利用する際には、いくつかの注意点を抑えておく必要があります。
陣痛タクシーを利用する際の注意点を、以下に4つまとめました。それでは早速詳しく解説していきましょう。
- 利用できるエリアを事前に確認しておく
- 深夜・早朝の配車に時間がかかる場合がある
- 混雑時は配車まで時間がかかることがある
- 自身でも破水対策をしておく
利用できるエリアを事前に確認しておく
陣痛タクシーは、一般のタクシーに比べて利用できるエリアが限られている場合があります。
陣痛タクシーに事前登録をする場合には、住んでいる自宅と出産予定の産院が利用できるエリアに入っているかを必ず確認しておきましょう。
利用できるエリアを外れていた場合は、別の陣痛タクシーを探すか、別の見出しで解説している「陣痛タクシーが利用できないときの代替策」を参考にしてみてください。



エリア外に住んでいるなら、陣痛タクシー以外の方法で産院まで向かう方法を考えておかないといけないね!
深夜・早朝の配車に時間がかかる場合がある
陣痛タクシーは、一般のタクシーに比べて、深夜または早朝でもスムーズに対応できるよう、多くのドライバーが稼働しています。
しかし、深夜や早朝にドライバーが稼働しているとはいえ、日中に比べると少ないのは当然です。
台風や雪が降っていて、悪天候に見舞われていると、配車までに時間がかかる可能性があります。
深夜や早朝に陣痛や破水が発生した場合は、できるだけ速やかに陣痛タクシーに連絡するようにしましょう。
混雑時は配車まで時間がかかることがある
混雑していると、配車まで時間がかかることがあります。「満月の日や満潮の日は出産が多くなる」という言葉を聞いたことがありますか?迷信といわれていますが、実際に助産師さんは満月や満潮のタイミングで出産が多くなると実感しているそうです。
このように、出産が重なるタイミングは多くあります。多くの妊婦さんに陣痛が起き、陣痛タクシーの利用が重なると、配車までに時間がかかるのも当然です。
陣痛タクシーに登録しておくと「いざという時にも安心!」というお守りになります。しかし「陣痛タクシーに登録したから、いつ陣痛や破水が発生しても大丈夫!」と安心しきるのはNGです。
万が一、陣痛タクシーを利用できなかったときのシミュレーションも必ずしておきましょう。
自身でも破水対策をしておく
自宅で破水して、陣痛タクシーを利用する際には、自身でも破水対策をしておきましょう。
陣痛タクシーは、破水対策をしているのが一般的ですが、中には破水対策がされていない陣痛タクシーもあります。
「破水対策がされていない陣痛タクシーならすぐに迎えるのですが…」というパターンもあります。
- 大きめのナプキンをつける
- 破水用のナプキンをつける
- バスタオルを股の間に挟む
端水対策がされていない対策がされていない陣痛タクシーを利用する場合は、上記の方法で対策をして陣痛、タクシーを利用するようにし
陣痛タクシーが利用できない時の3つの代替策
メリットしかないように感じられる陣痛タクシーですが、利用したいと思ったタイミングで、利用できない可能性があることもわかりましたね。
つまり「陣痛タクシーに登録しているから、いつ何が起きても大丈夫!」と過信しすぎるのは危険です。
陣痛タクシーが利用できなかったときに、どうやって産院に向かうのか?も必ずシミュレーションしておきましょう。
陣痛タクシーが利用できない時の代替策を以下に3つまとめました。それでは早速解説していきましょう。
- 一般のタクシーを利用する
- タクシーアプリを活用する
- 家族や友人に依頼をする
一般のタクシーを利用する
「自宅に1人しかいないのに、陣痛タクシーが利用できない…!」そんな時は、一般のタクシーを利用するしかありません。
近所のタクシー会社に電話して、利用できる一般のタクシーを見つけましょう。一般のタクシーの中には「陣痛が発生している妊婦は乗せられない」という規定がある会社があるのも事実です。
一般のタクシーを利用する際には、配車を依頼するタイミングで「陣痛が発生しているんですが…」という旨を必ず伝えるようにしましょう。
万が一、破水しているようなら、破水していることも必ず伝えなければいけません。



妊婦を乗車させられないタクシーも多いから注意しよう!
タクシーアプリを活用する
スマートフォンで簡単にタクシーを配車できるアプリが配信されています。陣痛タクシーや、一般のタクシーが捕まらない場合は、タクシーアプリを活用するのもおすすめです。
タクシーアプリを活用すれば、自宅に1番近いタクシーをスムーズに配車できます。
陣痛タクシーに登録すると同時に、タクシーアプリの登録も必ず行いましょう。



タクシーアプリに登録するなら「タクシーGO」がおすすめ!
\ スムーズに配車依頼ができるよ /
家族や友人に依頼をする
陣痛タクシーがつかまらないときには、家族や友人に依頼をするのもおすすめです。
出産が近くなるにつれ、少しずつママ自身も不安を感じていることでしょう。「陣痛タクシーに登録はしているんだけど、もし配車されなかったときに、頼ってもいいかな?」と一言声をかけておくだけで安心できます。
ただ、家族や友人に依頼する場合、家族が慌ててしまうのも無理ありません。
慌てて運転したせいで、予期せぬ事故やトラブルに見舞われる可能性があります。家族や友人に依頼する場合は、できるだけ安全運転で、焦らないように注意しましょう。



家族が傍にいるとリラックスした気持ちで過ごせるよね!
おすすめのタクシーアプリは「タクシーGO」
タクシーアプリ『GO』は、GO株式会社が提供する日本最大級のタクシー配車サービスです。リアルタイムな位置情報連携と高度な配車ロジックにより、ユーザーと近くのタクシーを迅速にマッチングし、スムーズな乗車ができるのが特徴です。
一般的なタクシー配車サービスですが、陣痛が始まった妊婦の方でも手軽に利用できるため、出産を控えているママは陣痛タクシーの登録と同時に「タクシーGO」アプリの登録も行っておきましょう。
乗車時にはドライバーに状況を伝えておくことで、安全かつ迅速な移動が可能になります。
「タクシーGO」ではアプリ内決済機能「GO Pay」を利用できます。決済アプリが活用できることで、降車時の支払いが不要になり、陣痛の痛みを感じている最中に支払いをする必要がなくなります。
\ スムーズに配車依頼ができるよ /
陣痛タクシーの料金は追加で費用がかかるの?
陣痛タクシーは、深夜や早朝であっても、割増料金が発生する事はありません。
通常のタクシーの料金で利用できます。万が一社内で破水をし、汚れてしまっても、クリーニング代を請求されることもないので、安心して利用できます。
陣痛タクシーに登録していたにもかかわらず、利用しなかった場合でもペナルティが発生することはありません。
陣痛タクシーはいつ登録すべき?結論はできるだけ早めに!
陣痛タクシーにはいつ登録したらいいのか?利用方法や利用する際の注意点を紹介しましたが、いかがでしたか?
陣痛タクシーは、深夜や早朝であっても、スムーズに配車でき、破水対策もされていることから、出産を控えている妊婦さんであれば必ず登録しておきたいサービスです。
また、破水や陣痛が起きると、予期せぬトラブルが発生する可能性もゼロとは言えません。陣痛タクシーであれば、妊婦対応の研修を受けているドライバーばかりなので、万が一トラブルが発生しても、あせらず、冷静に対応してくれます。
中には「登録しても使わないことがあるかもしれないから、登録に踏み切れない…」と感じていた方もいたことでしょう。
しかし陣痛タクシーは、登録した後、もし利用しなかったとしても、ペナルティが発生する事はありません。
「家族や友人が連れてってくれるから安心…!」と思っている方であっても、出産を控えているタイミングで、家族が入院したり、事故にあったりなどのトラブルが発生することがあるかもしれません。
「どうやって産院まで行けばいいの?」と慌てないためにも、陣痛タクシーは必ず登録しておきましょう。


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