離乳食をスムーズに進めるためには、ひっくり返らないお皿を購入するのが便利です。ひっくり返らないお皿を購入しておけば、赤ちゃんが予想外の動きをしたとしても、食材がこぼれる心配がないからです。
今回の記事では、おすすめのひっくり返らないお皿を紹介しています。食器にはどのような素材があり、それぞれどんなメリットがあるのか、どんな風に選んだら良いのか?など解説しています。
また、離乳食に使う食器に関して気になる疑問を解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

離乳食用の食器はひっくり返らないお皿が便利!
赤ちゃんが生後5ヶ月から6ヶ月ごろを迎えると、離乳食が始まります。
- 「離乳食はどうやって進めたらいいんだろう?」
- 「離乳食を進めるために必要なものはあるのかな?」
- 「あったら便利な離乳食グッズが知りたい…!」
上記のように感じている方もいることでしょう。
離乳食の進め方は、別の見出しで紹介しているので、ぜひそちらを参考にしてみてください。

離乳食を進めるためにあったら、便利なグッズはズバリ「ひっくり返らないお皿」です。
安定感のあるお皿や、テーブルに吸盤でくっつけられるお皿を使えば、赤ちゃんが予想外の動きをしても、食材がこぼれる心配がありません。
離乳食用の食器材質4選
離乳食用の食器にはいくつかの材質があります。それぞれの材質の特徴や、メリットを解説していきましょう。
離乳食用の食器の材質を、以下に4つまとめました。それでは早速解説していきます。
- プラスチック製
- 陶器・磁器製
- シリコン製
- 木製・竹製
プラスチック製
まず1つ目の素材がプラスチック製です。プラスチック製の離乳食用の食器は軽くて割れにくい特徴があります。また、陶器や木製の食器に比べて、カラフルなデザインが豊富です。
プラスチック製の離乳食用の食器は、軽量で持ちやすいだけでなく、割れにくいので、万が一食器を落とした際にも安全に使用できます。
また、プラスチック製の離乳食用の食器は洗いやすいのが特徴です。食洗機に対応している商品も多いので、ママの負担を軽減できます。
ただ、長時間使用すると傷がつきやすい傾向があります。また、商品の中には化学物質が含まれている可能性があるので、プラスチック製の離乳食用食器を購入する際は必ずチェックするようにしましょう。

プラスチック製の食器は、かわいいデザインの商品が多い印象があるね!
陶器・磁器製
陶器の離乳食用食器は、重みがあり、高級感があるのが特徴です。食事を楽しむためには、見た目も重要なポイントです。陶器の離乳食用食器を使えば、美しい見た目で食卓を彩れます。
また、陶器の離乳食用食器は、重みがあることから、安定性があるのがメリットです。また、プラスチック性やシリコン製の離乳食用食器に比べて、食品に影響を与えにくいのもポイントです。
ただ、陶器の離乳食用食器は、プラスチック製やシリコン製の初期に比べて重たいだけでなく、割れやすいので、小さな子どもが使う際には取り扱いに注意が必要です。
また、陶器の食器は高温に弱い傾向があります。熱い食べ物を入れると、器まで高温になってしまうので、注意しましょう。
シリコン製
シリコン製の食器は、耐熱性が高いのが特徴です。柔らかくて持ちやすいので、小さな子どもでも比較的スムーズに使用できます。
また、シリコンの食器は、食品がくっつきにくいのが特徴です。ご飯粒などが剥がれやすいため、スルッと汚れを洗い流せます。
また、シリコン製の食器は、冷凍庫や電子レンジに対応しているものも多いです。離乳食をストックしておいて、そのまま電子レンジに入れられます。
保存用・温め用と食器を分ける必要がないので、洗い物を軽減できます。
ただ、長時間使用すると、シリコンの部分に匂いがつくことがあります。カレーなど匂いのきついものは避けたほうが良いでしょう。



電子レンジで温められる食器はそのまま食卓んび並べられて便利だね!
木製・竹製
木製や竹製の離乳食用食器は、温かみがあるのが特徴です。
自然素材なので、環境に優しいのがメリットです。シンプルなデザインのものが多く、小さな赤ちゃんの手にもなじみやすいように設計されているものが多いです。
木製の離乳食用食器は、通気性が良いため、長時間食べ物を入れていても腐りにくい傾向があるのも魅力です。
ただ、木製や竹製の食器は、水分を吸収しやすく、水に弱い傾向があります。しっかり乾燥させておかなければ割れやすくなったり、木が痛んでくることがあるので、注意しましょう。
おすすめのひっくり返らないお皿5選
離乳食用の食器はさまざまな素材で販売されていることがわかりましたね。この見出しではおすすめのひっくり返らないお皿を5選ピックアップしてみました。
それぞれのお皿の特徴や、おすすめポイントを紹介していきます。使用するシーンや、赤ちゃんの成長段階に合わせてぴったりな食器を見つけてみてくださいね。
- agney*(アグニー)|ジグソー プレートセット
- BabyGooⓇ |ベビー食器 ひっくり返らない 4点セット
- マリメッコ|UNIKKO(ウニッコ) ボウル
- Mamimami Home |ベビー食器
- Smart Start|ひっくり返らない離乳食食器
agney*(アグニー)|ジグソー プレートセット
食品さんが一つ一つ手作りしている竹製の食器です。1枚1枚四角いプレートになっています。その四角いプレートがジグソーパズルのように繋げられます。
1枚のプレートとして使用するだけでなく、全てをつなげてランチプレートのように使用することも可能です。
またこちらの食器は、竹製の食器ではありますが、家庭用の食洗機に入れることもできます。お手入れのしやすさが、多くのママから支持を集めている商品です。
BabyGooⓇ |ベビー食器 ひっくり返らない 4点セット
プレートとボウルの底に吸盤が付いている食器です。テーブルに固定できるので、ひっくり返さずに食事を楽しめるのがメリットです。食べこぼしを最小限に抑えるために、プレートの手前は直線にカットされています。
プレートを体に引き寄せて食べられる石鹸になっているのが嬉しいポイント。
また、成長した子どもが自分で食べる練習がしやすいよう、深めの設計になっているので、スプーンですくいやすくなっているのが特徴です。
シリコン製のベビー用食器ですが、日本国内の食品衛生検査だけでなく、ヨーロッパの安全基準検査など全てクリアしています。
科学性物質は一切含まれていないので、赤ちゃんの健康を最優先に守れる食器です。
マリメッコ|UNIKKO(ウニッコ) ボウル
こちらの商品は、陶器で作られているので、安定感があるのが特徴です。小さめのサイズなので、離乳食にちょうどいいサイズになっています。また、同じデザインでプレートや、マグカップなどの販売もされています。
さまざまなサイズの種類を同じデザインで購入すれば、離乳食をおしゃれに彩り視覚でも楽しめます。
こちらの商品は、出産祝いやお誕生日の贈り物にもおすすめです。
Mamimami Home |ベビー食器
離乳食用のボウル・プレート・ストローマグ・ランチョンマット・カトラリーがセットになっている商品です。
ボウルは飛び散りにくい設計になっていて、底の吸盤でテーブルにしっかり固定させられます。
ストローマグは2つの持ち手が付いていて、力が弱い赤ちゃんでもしっかり自分の手で持てるようになっています。
また、プレートは雲型のデザインになっていて、一人食べ練習中の赤ちゃんが、スプーンですくいやすいように設計されているのがポイント。
シリコンタイプの食器なので、ランチョンマットはコンパクトに収納が可能です。ランチョンマットには1ミリの段差が設計されています。汁物がこぼれても、ランチョンマットがしっかりガードしてくれるので、ママの負担が軽減できるのも人気を集めている理由です。
Smart Start|ひっくり返らない離乳食食器
竹製のランチプレートで、自然由来の温かみが感じられる商品です。こちらの商品は吸盤付きになっているため、小さな子どもが離乳食を食べる際にひっくり返される心配がありません。
また、吸盤は取り外せるように設計されています。パパやママが赤ちゃんに食べさせる際には、取り外して使用できるのもポイントです。
70度以下の温度であれば、家庭用の食洗機に入れてお手洗いすることもできます。
ピンクやグリーンなど、カラーバリエーションは4色展開で、おしゃれなママからの人気が高い商品です。
ひっくり返らないお皿の選び方9選
ひっくり返らないお皿はさまざまな種類が販売されていることがわかりました。それぞれの食器に特徴やおすすめポイントがありましたね。
使いやすい食器を選ぶためには、それぞれの食器の特徴を理解して、使用するシーンや赤ちゃんの成長に合わせて選ぶのがポイントです。
そこでこの見出しでは、ひっくり返らないお皿の選び方を紹介していきます。以下の9つのポイントで選ぶと、便利に活用できるアイテムが見つけられるはずですよ。
- お皿のタイプで選ぶ
- 吸盤があるかで選ぶ
- 重量感で選ぶ
- お手入れのしやすさで選ぶ
- 温めなおしができるかで選ぶ
- 食洗器対応かで選ぶ
- 子どもが好きなカラーで選ぶ
- 長く使えるかで選ぶ
- 好評な口コミを参考にして選ぶ
お皿のタイプで選ぶ
ひっくり返らないお皿を選ぶ際は、お皿のタイプで選びましょう。
ひっくり返らないお皿には以下のタイプがあります。
- プレートタイプ
- 仕切りがあるタイプ
- 小鉢タイプ
仕切りがあるタイプのお皿だと、食品同士がくっつかないメリットがあります。1枚のお皿で完結できるので、食器を減らせるのも嬉しいポイントです。
小鉢タイプのお皿だと、スープやシチューなどにおすすめです。また縁が高くなっていることで、スプーンなどにすくう際にスムーズです。



プレートタイプの食器はかわいいデザインも多くて写真映えしそう!
吸盤があるかで選ぶ
陶器や木製のお皿は、重量感があるので単体で安定していますが、プラスチック製やシリコン製の食器は軽量なので、簡単に転がってしまいます。
その場合は、お皿の底に吸盤があるかどうかで選ぶのがおすすめです。お皿の底に吸盤が付属していれば、テーブルにくっつけることができて、安定感が増します。
重量感で選ぶ
テーブルに吸盤でお皿を固定すると、お皿を持ち上げることができず、不便な場合があります。
「吸盤がある食器は避けたいかも…」と感じている方は、陶器や木製など重量感のあるお皿を選ぶのがおすすめです。
ただ、陶器のお皿は、重量感があって安定していますが、割れやすいのがデメリットです。陶器のお皿を使用する際は、危険がないように注意しましょう。



割れる心配もあるけれど、陶器の食器は安定感があって使いやすいよね!
お手入れのしやすさで選ぶ
離乳食用食器は毎日使用するものなので、お手入れのしやすさも重要なポイントです。
手洗いしかできなかったり、毎回必ず乾燥させないといけないのは、ママの負担にもなります。
離乳食用食器を購入する際は、お手入れのしやすさも必ずチェックしましょう。
温めなおしができるかで選ぶ
離乳食をまとめて作って、ストックしている方は、温め直しができる食器かどうかも必ずチェックしましょう。
温め直しができない食器だった場合、冷凍している夕食を別の食器で温めて、また別の食器に移す手間がかかります。手間が増えるだけでなく洗い物が増えるのもデメリットですよね。
電子レンジやオーブンで温め直しができる食器なら、温めた状態でご飯を提供できるのでおすすめです。



温めた状態で食卓に提供できると、洗い物が減ってママの負担が軽減できるよ!
食洗器対応かで選ぶ
離乳食用食器は毎日使用するものです。お皿を何枚かに分けている場合、全てを手洗いするのが負担に感じることもあるでしょう。
その場合は、食洗機に対応している商品を購入するのがおすすめです。プラスチックやシリコンでできている離乳食用の食器は、食洗機に直接入れられる商品が多く販売されています。
食洗機は、高い温度のお湯で洗うため、殺菌消毒にもつながります。しっかり乾燥もしてくれるので、お皿を常に清潔に保てるのもメリットです。
子どもが好きなカラーで選ぶ
離乳食をスムーズに進めるためには「とにかく楽しむ」ことが大切です。そのためには、子どもが好きなカラーのものをチョイスしてあげるのがおすすめです。
いくつかの商品の中から、子どもに好きなカラーを選ばせてあげるのもポイント。自分で選んだ食器なら、楽しく食事ができますよ。
また、最近では器の内側にキャラクターの顔が描かれている商品もあります。最後まで食べたら大好きなキャラクターの顔が出てくる楽しみを感じながら、食事を進められるのでおすすめです。



離乳食は、子どもが楽しみながら進められることが一番大切なんだよ!
長く使えるかで選ぶ
子どもが成長するにつれ、食器用を買い換えるのはお財布にも優しくありません。そのため、離乳食用の食器を購入する際は長く使えるかどうかで選ぶのもポイントです。
ある程度大きさのある食器だと、長く使用できます。スプーンで救いやすい設計がされている食器だと、1人食べに移行した後も使用できるのでおすすめです。
好評な口コミを参考にして選ぶ
「結局どの商品がいいのか、迷ってしまって、1つに定められない…!」ということもあるでしょう。その場合は、好評な口コミを参考にして、選ぶのもおすすめです。
「良いと思って購入したけど便利に使えず、失敗してしまった…」と残念な気持ちになったことがある方も多いのではないでしょうか。
実際に使用している方の生の声を参考にして購入すれば、購入後の失敗を軽減させられます。
大手のネットショップサイドだと、口コミやレビューが表示されていることがほとんどです。気になる商品があれば、実際に使ったことがある方の声も参考にしてみてください。



どんな商品を購入したらいいか迷ったら、口コミを参考にするのが一番かも!
ひっくり返らないお皿選びをする際によくある質問
最後に、ひっくり返らないお皿を選ぶ際によくある質問をまとめました。気になることがある方はぜひ参考にしてみてください。
離乳食用の食器は大人と同じ洗剤を使用してもいいですか?
離乳食用の食器は、大人と同じ洗剤で洗うのがNGではありませんが、小さな子どもの口に入れるものであるため、子ども用の食器洗い用洗剤の使用が推奨されています。
離乳食用の食器は消毒しないといけませんか?
離乳食を始めてすぐは、食器を消毒するのが好ましいです。
離乳食用食器の消毒は、哺乳瓶の消毒と同じ方法で良いとされています。
ママの負担が軽減できるお皿をチョイスしよう!
今回の記事では、おすすめのひっくり返らないお皿や、お皿の素材ごとに、それぞれの特徴やおすすめポイント、便利に使えるお皿選びのポイントを紹介しましたが、いかがでしたか。
小さな子どもは、予測もできない動きをするものです。食器を倒してしまったり、床に落としてしまったりなどは日常茶飯事です。
そのたびにお掃除をするとなると、ママの負担にもなりますよね。離乳食の時間を楽しむためには、できるだけママの負担を軽減することが大切です。
そのためにはひっくり返らない安定したお皿をチョイスするのがおすすめ。しっかりとした重たさがあって、安定感のあるお皿や、お皿の底の吸盤でテーブルにくっつけられるお皿などおすすめの商品がたくさん販売されています。
ひっくり返らないお皿は、プラスチックやシリコン製などさまざまな素材で販売されています。赤ちゃんの成長や、使用するシーンに応じて便利に活用できるものをチョイスしてみてくださいね。


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