- 「荷造りはいつから始めたらいいんだろう?」
- 「子どもの荷物はどれくらいの時期にまとめたらいいのかな?」
小さな子どもを連れての引っ越しは、考えないといけないことがたくさんありますよね。
大人の荷物だと、代替えが効いたとしても、子どもに必要なものは替えが効かないこともあります。
今回の記事では、小さな子どもを連れての引っ越しで荷造りはいつから始めたらいいのか?を紹介していきます。
荷造りをスムーズに進めるためのコツや、不要になった大型ゴミの処分方法なども併せて解説しました。
これから引っ越しを控えているママはぜひ参考にしてみてください。

子連れ引っ越しの荷造りはいつからはじめるべき?
小さな子どもを連れての引っ越しで、荷造りはいつから始めるべきなのか?多くのママが頭を抱えている悩みではないでしょうか。
- 「小さな子どもがいるから、荷造りが思ったように、進められない気がする…」
- 「子どもに必要なものは、できるだけギリギリにまとめたいけれど、タイムリミットはいつ?」
小さな子どもを連れての引っ越しで、荷造りを始めるタイミングを以下に2つまとめました。
それでは早速解説していきましょう。
- 準備は1ヶ月から2ヶ月前からはじめる
- 本格的な荷造りは10日から2週間前から
準備は1ヶ月から2ヶ月前からはじめる
小さな子どもがいると、急に体調崩したり、遊びに連れて行ったりと荷造りは思うように進まないことがほとんど。
そのため、引っ越しをする1ヵ月から2ヶ月前から少しずつ荷造りを始めていきましょう。例えば、引っ越しを8月にする場合、冬物のダウンやコートなどは必要ありませんよね。
引っ越しをするまでに、ほぼ使わないと考えられるアイテムから、少しずつ荷造りを進めていきましょう。
「多分必要ないけれど、もしかしたら使うかも…」のようなものは、1ヵ月前から2ヶ月前に荷物をまとめるのはNGです。
万が一必要になった場合に、荷物を探したりする手間がかかります。

引っ越しが決まった段階で、早め早めを意識して、慌てずに引越し当日を迎えられそうだね!
本格的な荷造りは10日から2週間前から
小さな子どもを連れての引っ越しは、先ほどの見出しでも紹介したように、荷造りが思うようにすすめられません。
不要なものは1ヵ月前から2ヶ月前ごろから少しずつ始めて、本格的な荷造りは、10日から2週間前ごろから始めるのが一般的です。
きっと履かないであろう靴や、使っていないおもちゃなど、子どものものも少しずつまとめていきましょう。
ただ、小さな子どもは「あの靴が履きたい!」や「あのおもちゃが急になくなった!」と、荷造りしたものを思い出してしまう可能性があります。
イヤイヤ期を子どもだとなかなか説得ができない場合もあるので、子ども関連の荷物は、すぐに取り出せる場所にまとめておくと、慌てずに対応できるのでおすすめです。
子連れ引っ越しの荷造りをスムーズに進める6つコツ
小さな子どもを連れての引っ越しは、なかなか荷造りが思うように進みません。
しかし、いくつかのコツを抑えるだけで、荷造りをスムーズに進められるのです。
子連れ引っ越しの荷造りをスムーズに進めるためのコツを以下に6つまとめました。
それでは早速解説していきましょう。
- 荷造りのスケジュールをたてる
- 子どもが寝ている間に荷造りをする
- まとめた段ボールを保管する部屋をつくる
- 子どものおもちゃは最後にまとめる
- なんでもボックスを活用する
- 業者おまかせプランを活用する
荷造りのスケジュールをたてる
小さな子どもがいると、当然運ばないといけない荷物も多くなっていますよね。
そのため、スムーズに荷造りを進めるためにはスケジュールを立てておく必要があります。
- 1ヵ月前から2ヶ月前→不要なものを荷造りする
- 1ヵ月前→使っていない食器を片付ける
- 2週間前→ 大人の履かない靴を片付ける
- 1週間前→子どもが履かない靴やおもちゃを片付ける
上記のように明確なスケジュールを立てておけば、そのスケジュール通りに進めていけば良いため、何が段ボールにまとまっているのか、これから何を荷造りしたらいいのか?が一目でわかるのでおすすめです。
また、荷造りのスケジュールだけでなく、役所などで必要な手続きに関しても、スケジュールをまとめておくと抜けや漏れが出にくくなるのでおすすめです。



綿密なスケジュールを立てておくと、スムーズに進められそうだね!
子連れ引っ越しでしなければいけない手続きは、別の記事で詳しく解説しています。ぜひそちらも参考にしてみてください。
子どもが寝ている間に荷造りをする
小さな子どもは、目新しいものがあるとがつい楽しくなってしまう生き物です。
普段はおうちにたくさん段ボールがないのに、少しずつ増えていく段ボールに気持ちは高まります。またなかなか見なかったおもちゃが急に現れると、今まで忘れていたのにそのおもちゃで遊びたがるのもよくある話です。
また、ママが荷造りばかりをしていると「かまって!」とアピールしてくる子もいるでしょう。
小さな子どもがいると、荷造りをするスピードが落ちてしまいます。
小さな子どもがいるママは、荷造りを「子どもが寝ている間」にするのがおすすめです。「子どもが寝ている間に荷造りするなんて、私の体力がもたないかも…」と感じるかもしれません。
確かに小さな子どもがいると、日中一緒に休むことができず、体力が心配になりますよね。
その場合には、荷造りを少しずつ始めて「子どもが寝た後の2時間だけ荷造りをする」などのように区切って進めると良いですよ。
まとめた段ボールを保管する部屋をつくる
少しずつ増えていく段ボールの箱に、子どもは気持ちが高まってしまいます。
荷物がまとまっている段ボールをおもちゃにされてしまう可能性もあるので、まとめた段ボールを保管する部屋を確保しておくのがおすすめです。
荷造りした段ボールがまとまった部屋を作っておくと、引っ越し当日もスムーズに進められます。



荷造りした段ボールの上に子どもが乗って、怪我をする可能性があるよ…



怪我をする可能性は、未然に防いでおきたいよね!
子どものおもちゃは最後にまとめる
子どものおもちゃはできるだけギリギリにまとめるのがポイントです。
パパやママが「最近このおもちゃで遊んでいるの見ないし、まとめても大丈夫だろう!」と思って荷造りをしても、子どもは急に「おもちゃがなくなった!」と思い出すことがあるからです。
イヤイヤ期の小さな子どもは、言葉で説得をするのが難しいですよね。希望のおもちゃが見つかるまで、駄々をこねる子もいます。
荷造りに追われていると、イヤイヤ期の子どもを相手する時間さえも惜しく感じてしまいますよね。
小さな子どもの機嫌を損ねないために、できるだけおもちゃはギリギリにまとめるようにしましょう。
なんでもボックスを活用する
荷造りのスケジュール通りに進めていても、実は漏れがあったり、抜けがあったりするのはよくある話です。
せっかくまとめた段ボールをもう一度開けてまとめるのって思ったより時間がかかります。
そんな時に便利に活用できるのが「なんでもボックス」です。なんでもボックスとは抜けや漏れがあった荷物を適当に収められる段ボールのこと。
抜けや漏れがあった荷物を、1つの段ボールにまとめられるので、タイムロスを減らせるのが、なんでもボックスを活用するメリットです。
しかし、なんでもボックスを活用しすぎると「結局どこに何が収まっているのかわからない!」となるデメリットもあります。
なんでもボックスを活用する際は「1つから2つまでにする」と決めておくと良いでしょう。



「まとめ忘れていた荷物があっても、1つのボックスにまとめておけばいい!」と余裕があるだけで、気持ちが楽になるね!
業者おまかせプランを活用する
小さな子どもがいると、なかなか荷造りが進められません。その場合は、引越し業者に荷造りから全てお任せできるプランを活用するのもおすすめです。
最近では引っ越し当日に、プロの業者に荷造りから引っ越しまで全て一貫してお願いできるプランが用意されています。
業者に全てお任せできるプランを活用すると、引っ越しの2ヶ月前から荷造りをする必要がなくなり、ママが気持ちに余裕を持って引っ越し当日を迎えられる魅力があります。
荷造りから引っ越しまで全てお任せできるプランが用意されている引越し業者は、別の見出しで詳しくまとめました。
気になる方はぜひそちらを参考にしてみてください。
おまかせプランがある引越し業者3選
おまかせプランは、通常の引っ越しプランに比べて、プラスで費用がかかりますが、荷造りから荷解きまでプロに全て任せることができます。引っ越し当日を迎えるまでストレスフリーで過ごせる魅力があります。
全てお任せできるプランが用意されている引越し業者を以下に3社まとめました。
それぞれの会社の特徴を、解説していきます。
- アリさんマークの引越社
- アート引越センター
- 日本通運
おまかせプランの費用は、引っ越しの日時や荷物の量によって大きく異なりますが、おおまかな目安が知りたいですよね。
ハーフプランであれば12万円から14万円程度、フルプランであれば14万円から20万円程度が相場です。
ただ、上記の費用はあくまでも目安であり、確実なものとはいえません。フルプランで引っ越しをお任せするのであれば、気になる業者に必ず見積もり作成依頼をしましょう。
アリさんマークの引越社
お任せプランが用意されている引っ越し業者1社目は「アリさんマークの引越社」です。アリさんマークの引越社では、荷造りだけ任せられるプランと、荷解きまで任せられる2つのプランが用意されています。
また、引っ越しした後で、エアコンや照明等の電気工事や、ピアノの調律、新居のシロアリ対策などのオプションで用意されています。
予算や、希望の引っ越し内容に応じたプランを提案してもらえるので、気になる方は公式ホームページから無料の見積もり作成を依頼してみてください。
\ 引っ越しとは別のオプションが豊富 /
アート引越センター
お任せプランが用意されている引っ越し業者2社目は「アート引越センター」です。アート引越センターでは、荷造りや荷解きなどのお任せプランだけでなく、引っ越しに関わる手続きの代行サービスや、引っ越し1年以内に模様替えをしたい場合に、家具の移動を無料で対応してもらえるオプションが付いています。
スタッフが着用している靴下は、毎回引っ越しのたびに新しく取り替えているため、新居が汚れる心配もありません。
\ 手続き代行の依頼もできるよ! /
日本通運
おまかせプランが用意されている引っ越し業者3社目は「日本通運」です。日本通運では、ハーフプランとフルプランの2つのコースが用意されています。
食器専用のボックスや、大切な衣類をきれいに運ぶためのボックスなどが用意されているため、大切な荷物を傷つけることなく新居に運ぶことができます。
\ 食器や衣類を綺麗に運べるよ! /
ストレスなく引っ越し当日を迎えるには?
小さな子どもを連れての引っ越しで感じるストレスは、荷造りだけではありません。当然引っ越し当日もバタバタしていてパパやママがストレスを感じることでしょう。
できるだけストレスを感じることなく、引っ越し当日を迎えるためには、以下の5つのポイントを意識するようにしてみましょう。
ストレスなく引っ越し当日を迎えるためのポイントを、この見出しでは詳しく解説していきます。
- 午前中から引っ越しをする
- パパとママで役割分担する
- 子どもが遊べるスペースを確保する
- トイレやお風呂など生活必需スペースを確保する
- テイクアウトできるご飯をリサーチしておく
午前中から引っ越しをする
「小さな子どもがいるし、引っ越し当日は朝からバタバタするのは、体力的にしんどいかも…」と引っ越しを午後に設定するママがいます。
しかし、引っ越しを午後便に設定するのはNGです。なぜなら、午前中の引っ越しをしている方が手間取っていると、時間が押してしまう可能性があるからです。
午後便と設定されていても、大体の時間しか予想できず、引っ越し開始時刻が思ったより遅くなってしまう可能性も否定できません。
また、引っ越しの開始時間が遅いという事は、それだけ荷解きを始められる時間が遅くなるということです。
小さな子どもがいると、ご飯やお風呂の時間などがそれだけ遅くなるので、引っ越し開始時刻は午前にするのがおすすめです。



朝バタバタしても、午前1便で引っ越しをすることが、スムーズに進められるコツだよ!
パパとママで役割分担する
小さな子どもを連れて引っ越しをする際は、パパとママがしっかり役割分担をするのが鉄則です。
- 重たい荷物を片付けるのはパパの役目、その間、ママは子どもと遊ぶ
- ママが食器や子どもの服を片付けている間、パパは子どもと遊ぶ
上記のように2人が荷解き作業をするのではなく、どちらかが荷解きをしている間は、どちらかが子どもと一緒に過ごすというように、子どもが退屈しない時間を作ってあげましょう。
子どもが遊べるスペースを確保する
新居に着いたら、まず子どもが遊べるスペースを確保するのがおすすめです。なぜなら、子どもは引っ越し作業で関わることができず、パパとママが見解をしている時間手持ち無沙汰になってしまうからです。
手持ち無沙汰になった小さな子どもは、パパとママの荷解き中に「かまってアピール」をしてくることもあるでしょう。
子どもが遊べるスペースを確保しておけば、美穂をしている間、自分1人で遊べるので荷解きがスムーズに進められます。



子どもが退屈しないスペースを確保してあげることが、荷解きをスムーズに進めるコツだね!



そのためには、子どもの荷物だけはわかりやすいようにしておかないといけないね!
トイレやお風呂など生活必需スペースを確保する
小さな子どもがいると、どのタイミングでトイレに行きたがるかわかりません。そのため、子どもが遊べるスペースを確保した後は、トイレやお風呂など生活する上での必需スペースを確保する必要があります。
子どものスペースを確保した後は、生活必需スペースを確保しておきましょう。
テイクアウトできるご飯をリサーチしておく
引っ越し当日は、お昼ご飯や夜ご飯などの準備に手を回すことが難しいのは当然です。
しかし、大人はご飯を食べなくてもいいけれど、子どもはそういうわけにいきませんよね。
荷解きをしている途中で子どもにご飯をせがまれるとタイムロスにもつながります。
新居の周辺でテイクアウトできるご飯屋さんがあるか、事前にリサーチしておくと、お昼ご飯や夜ご飯の準備もスムーズにできるのでおすすめです。
「テイクアウトに行く時間がない…!」というようなら、出前代行サービスを利用するのも良いですよ。



子どものお昼ご飯や夜ご飯だけ、事前に購入しておくのもいいかもね!
不要になった大型家具はどうしたらいいの?
旧居で使っていた大型家具を、そのまま新居で使う場合には業者に依頼して運んでもらえば良いですが、せっかくなら新しい家具で心機一転したいものですよね。
「新しい家を購入して心機一転移転する場合、不要になった大型家具はどうしたらいいの?」と悩みませんか?
この見出しでは、不要になった大型家具はどのように処理したらいいのか紹介しています。大型家具の処分方法を以下に4つまとめました。
それでは早速解説していきましょう。
- 自治体の大型ゴミ処分方法に従って処分する
- 必要としている人に譲る
- フリマサイトを活用する
- リサイクルショップに持っていく
自治体の大型ゴミ処分方法に従って処分する
自治体の大型ゴミ処分方法に従って処分する方法が1番手軽です。
ただ、自治体によっては、大型ゴミを処分するために、事前に申請が必要なだけでなく、費用が発生する場合があります。
また、大型ゴミが処分できる日にちは月に1度から2度の自治体がほとんどで、かなり少ないので、引っ越しが決まったタイミングで、大型ゴミが発生しそうな場合には、事前に確認しておきましょう。



大型ゴミの処分は、普通のゴミとは違って、手続きが必要な場合があるから、事前に必ず確認しておいてね!
必要としている人に譲る
自分たちにとっては「ゴミ」でも、他の誰かにとっては「必要なもの」の可能性があります。
自分たちの身の回りに必要としている人がいないか探してみましょう。また最近では、必要な人を探せるサービスが配信されています。
大型ゴミの処理に費用がかかるくらいなら、必要な人を探して無料で引き取ってもらうのもおすすめです。
大型の家具が綺麗な場合には少ない金額ですが、購入してくれる方もいるので、アプリやインターネットを利用して、必要としている人を探すのもいいかもしれませんね。
フリマサイトを活用する
不要な大型家具は、フリマサイトなどを利用して必要な人に譲るのもおすすめの方法です。
しかしフリマサイトでは、販売するために手数料がかかるだけでなく、大型家具だと配送に費用がかかる可能性があります。
出品にかかる手間や梱包にかかる手間と、実際に売れたときにどれくらいの利益があるのか?を照らし合わせてみると良いでしょう。
また、フリマサイトに出品したとしても、必ず購入してもらえるとは限りません。引っ越しする日にちが決まっていて、退去日が決まっているなら、その日までに大型家具を処分する必要があります。
万が一、フリマサイトで売れなかったときにどうするのか?も事前に決めておく必要があります。



自宅で不要になっているものが、誰かにとって必要としてもらえるものになるなら、フリマサイトを活用してみるのもいいかも!
リサイクルショップに持っていく
大型ゴミ処分にかかる費用を抑えたいなら、使えるものに限りリサイクルショップに持っていくのもおすすめです。
大型家具をリサイクルショップまで持ち込むのは手間がかかりますが、費用を払って処分してもらうよりかは、少しでもお金になるリサイクルショップで持っていくとお得感が感じられます。
ただ、リサイクルショップとはいえ、何でも買い取ってもらえるわけではありません。
万が一、リサイクルショップで買い取ってもらえなかった場合には、大型家具をもう一度持って帰る必要があります。
運ぶのが困難な大型家具だった場合、持ち帰りの負担がかかるデメリットがあります。
子連れ引っ越しの荷造りは早めに進めよう!
子どもを連れての引っ越しで、荷造りはいつ頃から始めたらいいのか、スムーズに荷造りを進めるコツや、不要になった大型ゴミの処分方法を紹介しましたが、いかがでしたか?
小さな子どもを連れての引っ越しは、荷造りだけでなく、手続きなども大変ですよね。
自分の思い通りに進められず、イライラとストレスが溜まることもあるでしょう。
できるだけスムーズに進めるためには、引っ越しが決まった段階で、早めから荷造りに取り掛かるのが1番です。
子どもに必要なものはできるだけ後回しに、大人の不要なものから少しずつ荷造りを始めていきましょう。
また、荷造りが負担に感じるようなら、業者に全てお任せできるプランを利用するのもおすすめです。
普通に引っ越しするよりも、費用はかかりますが、精神的負担がなくなるので、ストレスを感じることなく、引っ越し当日を迎えられます。
荷造りや手続きだけでなく、子どものメンタルケアもパパやママの重要な仕事です。子どものメンタルケアをするためには、引っ越しのタイミング選びも重要!別の記事では、ベストの子連れ引っ越しのタイミングを紹介しています。




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