オムツを洗濯してしまった!適切や対処法とNGな対処法をそれぞれ解説

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オムツを洗濯してしまったときって、一瞬時が止まってしまうほど絶望しますよね。「オムツを洗濯すると悲惨…!」と知っていても、日々の育児に疲れていたり、ボーっとしたまま洗濯をしていると間違ってるんですよね…。

今回の記事では、オムツを洗濯してしまったときの適切な対処法とNGな対処法をそれぞれ解説しています。

記事の最後では、オムツを一緒に洗濯機で回さないための予防法も解説しています。

まだオムツを洗濯してしまったことがないパパやママも、もしかすると失敗することがあるかもしれません。

オムツを洗濯機で回したときに慌てないためにも、適切な対処法を知っておくと良いでしょう。

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目次

オムツを洗濯してしまった!どうしよう…

吸水ポリマーが散乱し、衣類に付着している洗濯物を見ると、時が止まってしまいますよね。

この記事にたどり着いたパパやママの中には、実際にオムツを洗濯して焦っている方も多いのではないでしょうか。

実は3児の母である筆者も、何度かオムツを洗濯してしまった経験があります。

普段は洗濯物をちゃんとチェックしているにもかかわらず、疲れが溜まっていて、そのまま回してしまうことってあるんですよね。

オムツを洗濯してしまった時は「どうしよう…!最悪!」と気持ちが萎えるかもしれません。しかし、慌てずに対応することが大切です。

NGの対処法で、ポリマーの処理をしてしまうと、洗濯機の故障の原因にもなってしまうので注意しましょう。

オムツを洗濯してしまった時の適切な対処法【手順別に解説】

まず初めに、オムツを洗濯してしまったときの適切な対処法から紹介していきます。手順別に詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

オムツを洗濯してしまったときには、以下の5つの手順で対処していく必要があります。

オムツを洗濯してしまった時の適切な対処法
  1. ポリマーを衣類から取り除く
  2. 洗濯槽の中のポリマーを取り除く
  3. くず入れの中のポリマーを取り除く
  4. 柔軟剤を入れてもう一度洗濯をする
  5. 洗濯機の中を掃除する

それでは早速詳しく解説していきましょう。

ポリマーを衣類から取り除く

オムツを一緒に洗濯機で回すと、オムツが破れてポリマーが漏れてしまいます。

たくさんのポリマーが衣類に付着していませんか?まず、衣類に付着したポリマーを取り除くことから始めましょう。

衣類に付着しているポリマーはなかなか頑固で簡単に取り除くのが難しいです。ポリマーを衣類から取り除く方法は別の見出しで詳しく解説しているので、ぜひそちらを参考にしてみてください。

頑固なポリマーを衣類から取り除くだけでも疲れちゃうかもしれないけど、頑張ってー!

洗濯槽の中のポリマーを取り除く

衣類に付着しているポリマーを全て取り除くことができたら、洗濯槽の中に付着しているポリマーを取り除きましょう。

ポリマーがゼリー状になっていて、全て取り除く事は難しいかもしれませんが、できるだけきれいに取り除くのがポイントです。

くず入れの中のポリマーを取り除く

洗濯槽の中のポリマーを全て取り除くことができたら、くず入れの中のポリマーを処理しましょう。

くず入れの中にポリマーが溜まっていたら、きれいに洗濯できなくなってしまいます。

洗濯機の中にあるポリマーは、徹底的に取り除いておこう!

柔軟剤を入れてもう一度洗濯をする

衣類や洗濯槽の中のポリマーを取り除くことができたら、柔軟剤を入れてもう一度洗濯をしましょう。

衣類と洗濯槽からポリマーを取り除いているので、一度洗濯するだけで十分にきれいになります。

柔軟剤を入れて、洗濯した後は、通常通りに乾かしてオッケーです。

洗濯機の中を掃除する

洗濯物はポリマーが付着しておかなければきれいに洗えていますが、洗濯機の中には、ポリマーが残っている可能性があります。

洗濯槽やくず入れの中にポリマーが残っていないかチェックしましょう。ポリマーを全て取り除くことができれば、お掃除は完了です。

オムツを洗濯していたら絶望するかもしれないけれど、しっかりと手順を踏めば簡単にきれいにできるよ!

頑固なポリマーを取り除く3つの方法

前述で、オムツを洗濯してしまったときには、まず初めに衣類に付着しているポリマーを取り除くことが大切と紹介しました。

ただ、ポリマーはとても頑固で衣類に付着していると、なかなか取り除くことができません。

頑固なポリマーを取り除く方法は、主に下記の3つです。

頑固なポリマーを取り除く方法
  • 洗濯物をはたく
  • 水ですすぐ
  • 洗濯機に入れて水ですすぐ

それでは詳しく解説していきましょう。

洗濯物をはたく

頑固なポリマーを取り除く最も手軽な方法は、衣類を叩いて取り除く方法です。

ポリマーを1粒1粒手作業で取り除く事は不可能に近いです。洗濯物を思いっきり叩いてポリマーはたき落としていきましょう。

ただ、ポリマーを叩いて落とすのは、周囲が汚れる可能性が高まります。

3時の母である筆者が、オムツを洗濯してしまった時は、二次被害を防ぐために外で洗濯物をはたいてポリマーを取り除いていました。

洗濯物を叩くのは、ちょっとしたストレス発散にもなるんだよね〜!

水で手洗いをする

洗濯物を叩いて、頑固なポリマーを取り除くのが、手軽な方法だとわかっていても、形が崩れやすい服だとはたき落とすのが難しいこともありますよね。

そんな時は水で手洗いをするのもおすすめの方法です。デリケートなお洋服のみ水で手洗いをしながら丁寧に取り除いていきましょう。

ただし、洗面台などで手洗いをすると排水溝が詰まる可能性があります。二次被害を防ぐために、洗面器の中で手洗いをして、洗面器の中に落ちたポリマーをゴミ箱に捨ててから排水溝に水を流すようにしましょう。

洗濯機に入れて水ですすぐ

洗濯物を手で叩き落とすのも、水で手洗いするのも面倒だったり、時間が取れないこともありますよね。そんな時は洗濯機に入れて、水ですすぐ方法もおすすめです。

前術で紹介したオムツを洗濯してしまったときの手順4の「柔軟剤を入れて、もう一度洗濯する」の前に、水飲みですすぎ洗いをします。

洗濯槽の中に溜まっているポリマーを取り除いた状態で、水のみですすぎ洗いをしましょう。

すすぎ洗いをした後は、もう一度洗濯槽の中やくず入れの中のポリマーを取り除き、柔軟剤を入れて洗濯し直しましょう。

柔軟剤で、もう一度洗濯をする前に、水でポリマーを洗い流しておくことが大切だね!

オムツを洗濯してしまった時のNGな対処法5選

「オムツ 洗濯してしまった」などと検索すると、さまざまな対処法が表示されます。慌てているとどの対処法が適切なのかわからなくなってしまいますよね。

実はオムツを洗濯してしまったときにやってはいけないNGな対処法があることをご存知でしょうか?

これから紹介する以下の5つのNGの対処法をしてしまうと、洗濯機が壊れてしまう可能性があります。

オムツを洗濯してしまった時のNGな対処法
  • 塩を入れて洗濯をするのはNG
  • 重曹を入れて洗濯をするのはNG
  • 乾燥機能を使用するのはNG
  • 酸素系漂白剤や台所用漂白剤を使用するのはNG
  • 酢やクエン酸を使用するのはNG

オムツを洗濯に回すだけでなく、洗濯機まで壊れてしまうという最悪な結果を招かないためにも、NGな対処法はしっかり把握しておきましょう。

塩を入れて洗濯をするのはNG

「オムツ 洗濯してしまった」などと検索すると、塩を入れて洗濯する方法が多く記載されています。

塩を入れて洗濯をすると、浸透圧によりポリマーが小さくなることから、洗濯しやすくなるという意味で紹介されているようです。

しかし、洗濯槽の中に塩を入れてしまうと、取り除ききれなかった塩がサビの原因になってしまいます。

また、塩がうまく溶け切らなかった場合に、配管の詰まりの原因になる可能性もあるので、塩を入れて洗濯をするのはやめましょう。

対処法として紹介されていても、やっちゃいけないことがあるなんてびっくり!

重曹を入れて洗濯をするのはNG

塩と同様に重曹を入れて洗濯する方法も多く記載されていますが、重曹を入れて洗濯をするのもNGです。

重曹は、キッチンの汚れやレンジの汚れを取り除きやすくなるお掃除アイテムではありますが、洗濯機や衣類に付着したポリマーを取り除くために活用してはいけません。

なぜなら、溶けきらなかった重曹が配管やホースを詰まらせる可能性があるからです。また水の種類によっては固形化する可能性があります。

水のトラブルを防ぐためにも重曹を使って洗濯をするのはやめましょう。

乾燥機能を使用するのはNG

「ポリマーを乾燥させて、取り除こう!」と考えつくパパやママもいるかもしれません。水分を含んだポリマーを乾燥させると、サラサラになって取り除きやすくなるような気がしませんか?

しかし、ポリマーが付着している衣類に乾燥機能を使用するのはNGです。ドラム式洗濯機の乾燥機能は高温になります。ポリマーは高温になると溶ける性質を持っています。

衣類や洗濯槽に付着したポリマーが高温で溶けてしまうと、余計に取り除きにくくなってしまいます。

乾燥機能を使用するのであれば、衣類と洗濯槽に付着したポリマーを完全に取り除いてからにしましょう。

乾燥機能でポリマーを元の状態に戻すのは不可能だよ!

酸素系漂白剤や台所用漂白剤を使用するのはNG

衣類や洗濯槽に付着しているポリマーをなんとかしようと、酸素系漂白剤や台所用漂白剤を使用する方がいますが、NGです。

酸素系漂白剤や台所用漂白剤は、洗濯機の中に入れて回すと泡が大量に発生します。

水漏れや配管の詰まりの原因になるので、絶対に使用してはいけません。

酢やクエン酸を使用するのはNG

酢やクエン酸を使用してポリマーを取り除くのはNGです。酢やクエン酸はキッチンの掃除で大活躍する優れものなので「ポリマーを取り除くのにも役立つかも!」と思うかもしれません。

しかし、酢やクエン酸は洗濯槽の掃除には不向きです。なぜなら、サビの原因になるからです。

ただ、洗濯機のメーカーによっては、クエン酸を使用して洗濯をすることを推奨しているものもあります。

その場合は、洗濯機の取り扱い説明書通りに使用するようにしましょう。

洗濯機によって使える洗濯洗剤は違うから注意が必要だよ!

オムツを洗濯しないためにできる5つの予防

これまでオムツを洗濯してしまったときの対処法や、NGな対処法をそれぞれ紹介してきました。

オムツを洗濯してしまったときの対処法は知っておくに越した事は無いですが、一番大切なのは「オムツを洗濯しないこと」です。

最後にオムツを洗濯しないためにできる予防を紹介していきます。

オムツを洗濯しないためにできる予防は、主に以下の5つです。

オムツを洗濯しないためにできる予防法
  • 洗濯機の蓋は閉じておくこと
  • 洗濯かごを別で分けておくこと
  • かごの中を確認しながら洗濯機に入れること
  • オムツ用のゴミ箱を用意しておくこと
  • オムツを部屋で脱ぐこと

それでは最後に詳しく解説していきましょう。

洗濯機の蓋は閉じておくこと

小さな子どもはパパやママの真似をすることが大好きです。そのため、洗濯機の中に洗濯物を入れているパパやママの姿を真似して、子どもが間違えてオムツを入れる可能性があります。

洗濯機の蓋が常に空いている状態だと、子どもが間違えてオムツを入れてしまうかもしれません。

洗濯機の蓋は閉じておくことをおすすめします。ただ「洗濯槽の中を乾燥させるために、蓋を開けておきたい!」と思うこともあるでしょう。

そんな時は、夜だけ洗濯機の蓋を開けておいて、子どもと過ごす日中は蓋を閉じておくようにしましょう。

パパやママの姿を真似したいと思う子どもの気持ちは尊重してあげたいよね!

洗濯かごを別で分けておくこと

子どもの洗濯物と、大人の洗濯物を入れるカゴを分けておくのをおすすめします。

色や形で洗濯カゴを分けておけば、自然と2重チェックができるようになります。2重チェックこそ、オムツを一緒に洗濯しないための何よりの予防です。

かごの中を確認しながら洗濯機に入れること

洗濯物カゴの中から洗濯機に入れる際には、チェックしながら入れるのが必須です。

小さな子どもを育てていると、ポケットの中にたくさんのものを入れてしまいがちです。

洗濯物をチェックしながら入れることで、オムツを洗濯することを防ぐだけでなく、ティッシュやお菓子などを一緒に回すことを予防できます。

余計なものをうっかり洗濯機で回してしまうと、故障の原因にもつながるよ!

オムツ用のゴミ箱を用意しておくこと

脱衣所で衣類を脱ぐ際に、まとめて脱ぐことが失敗の原因につながります。そのため、脱衣所にオムツ専用のゴミ箱を用意しておくと良いでしょう。

オムツ専用のゴミ箱を用意して「脱いだオムツは必ずゴミ箱に入れること」をルーティン化しておきましょう。

子ども自身が自らオムツをゴミ箱に捨てられるようになったらベストですね。

パパやママだけでなく、子どもも一緒に協力して予防できたら最高だね!

オムツを部屋で脱ぐこと

お風呂に入る際、服は脱衣所で抜くことが一般的です。しかし、オムツを洗濯機で回したくないのであれば、子どもだけ部屋で服を脱いでからお風呂に入る方法もおすすめです。

実は3児の母である筆者はこの方法を採用していました。リビングでオムツを脱いできてくれれば、洗濯機の周りにオムツが存在しなくなるため、オムツを洗濯機に入れることもなくなります。

「予防してもオムツを洗濯してしまう…」と悩んでいるパパやママは、ぜひこの方法を試してみてください。

オムツを洗濯してしまっても慌てずに対処しよう!

オムツを一緒に洗濯した後の衣類を見ると、絶望してしまいますよね。疲れているときに限ってそのようなミスをしてしまうと、1日中ゲンナリしてしまうのも無理ありません。

今回の記事では、オムツを洗濯してしまったときの適切な対処法と、NGな対処法をそれぞれ紹介しました。

衣類にたくさん付いているポリマーを見ると、気持ちが萎えてしまうかもしれません。しかし、今回紹介した適切な手順を踏みながら処理をすれば、きちんときれいに洗い落とすことができます。

また「重曹」など、お掃除アイテムとして活用できるものであっても、洗濯機に使用するとNGなことがあると今回の記事で分かりました。

育児に疲れていると、思いがけないミスをしてしまうものです。起きてしまったミスは仕方がありません。大切なのはそこからどれだけ慌てずに対応できるかということです。

万が一、オムツを洗濯してしまった時は、ぜひ今回の記事で紹介したオムツを洗濯したときの適切な対処法を試してみてください。

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